アメリカンエンパイアー / グリークリバイバル American Empire / Greek Revival
アメリカンエンパイアー / グリークリバイバル様式データ
- 年代：19世紀半ば
- 主な地域：アメリカ
アメリカンエンパイアー / グリークリバイバル様式の解説
アメリカで、フランスのアンピール様式、イギリスのリージェンシー様式の影響を元に生まれたスタイルで古代ギリシャ様式の復興、再現する動向をさし、イギリス、ドイツにもこの頃同様の傾向がありました。
重厚で壮麗な雰囲気に特色があり、この時期にはフェデラル時代に引き続き、トマス・ジェファーソン、ダンカン・ハイフなどのデザイナーが活躍しました。
室内装飾
床は木やマーブルでその上に柄織りのウィルトン、アキスミンスター、サボナリエカーペットを敷いています。
カラーははっきりとした赤、ゴールド、イエローグリーン、また、モーブ、薄茶、灰味の青紫が用いられました。
ファブリックは繊細なシルクサテン、ブロケード、ダマスク、ベルベットが使われています。
窓掛けは、タイバックで引き分けたシンメトリーまたは、アシンメトリーのドレバリーとたっぷりとしたバランスとの組み合わせが特徴です。また、ロートアイアンのカーテンロッドが流行しました。
