- Established: 1849
- Nation:フランス
- Website:https://www.moynat.com/
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モワナ Overview
日本上陸も果たし勢いにのるフランス最古のトランクメゾンMOYNAT(モワナ)
2016年に日本にも第1号店をオープンし、徐々にではありますがその名が日本でも知られるようになってきたフランス最古のトランクメゾンMOYNAT(モワナ)。
トランクメゾンというと最も有名なのはルイ・ヴィトンであるというのは間違いないでしょうが、同じフランスのブランドであり、ルイ・ヴィトンよりもさらに早く創業しているブランドなのです。
LVMH(ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー)の傘下であると思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、正確にはLVMHのCEOであるベルナール・アルノ―が個人でオーナーをしているという少し変わったブランドでもあります。
実はモワナというブランドはその長い歴史の中で一度ブランドを休止していたのですが、それをベルナール・アルノ―個人が蘇らせたという経緯があるから。
レザーバッグを中心としたラグジュアリーブランドであり、フランスの伝統的な手工芸を受け継ぎ、トランクづくりからレザーグッズまで、そのサヴォアフェールによってパーフェクトな製品を生み出し続けている職人気質の塊なのです。
エルメスと同じように分業をせずに一人の職人が一つのバッグを責任持って作り上げる体制で、仕上げに膨大な時間をかけることで素晴らしいバッグを作り上げることが出来るようになっています。
ブランドのイメ―ジとしてはエルメスやデルヴォー、ヴァレクストラのようなデザインの特異性よりもしっかりとした品質で勝負をするミニマルブランドというところでしょうか。
近年では時代に合ったクリエイティブ・ディレクターの感性によって、よりモダンで現代的なアイテムが卓越した職人技によって生み出されているので、その進化にも注目が集まっています。
エルメスにも負けない卓越したサヴォアフェール
モワナを表現する言葉としてサヴォアフェールがよく使われます。
フランチメゾンではよく使われる言葉でなんとなく分かるけど、よく分からないサヴォアフェール。
簡単に言ってしまうと「ノウハウや知見」のようなものなのですが、ニュアンスとしてはもっと深く、熟練の職人たちの経験による積み上げ、継承されてきた技巧、そこから派生する想像力や独創的な発想のようなもので、日本人的には匠の技のように表現すると分かりやすいかもしれません。
モワナはその歴史の中でトランクに対する数々の革新を起こしてきました。
防水加工のトランク、驚くほど軽いトランク、耐久性を高めたトランク、車のトランクのカーブに合わせた美しい曲線を持つトランク、スペアタイヤを隠すためのラウンド型のトランクなど。
しかし、こうした前代未聞の革新を起こすためには、それを創り出せるほどの卓越した技術が必要で、それを支えてきたのがモアナというメゾンのサヴォアフェールなのです。
現代のモアナにおいてもサヴォアフェールの精神は受け継がれており、モワナで生み出されるバッグには過去のアーカイブからの再解釈で当時の技術を現代的な感性でアップデートしているケースが多々あります。
モワナの代表的なトランクであるイングリッシュトランクやリムジントランク、ホイールトランクなどがその際たる例となりますが、そうしたアーカイブから新しい製品を生み出すときには、等間隔に並べられたスタッズ、革のエッジの染色、ヤギ革のライニング、過去のトランクからインスパイアされた留め金など、ディテールを再現するために卓越した技術が必要とされるのです。
ただ意外かもしれませんがモワナの職人たちは2010年の復活以降にモワナに集まっているため比較的若いのです。
とはいえ、それぞれ一流メゾンを渡り歩いてきた職人やトップメゾンのアトリエでリーダーをしていた職人など裏方ではありながらスーパースターをヘッドハントして作られたプロ集団。
エルメスと同じように分業ではなく、ひとつの製品に対してひとりの職人がすべての工程を行うというやり方で、ひとりが作れるのは1週間でせいぜい2点ほど。
1点あたり20時間という工程をかけて作られるのは、仕上げの工程にバッグ製作の半分もの時間をかけるほどこだわっているから。
他のメゾンでは行わないような裏地にもナチュラルレザーを使用したり、コバの接合面にざらつきが一切ないほどプロセスを繰り返して磨き上げたり、職人たちの手間を惜しまない姿勢がモワナのアイデンティティとなっているのです。
モワナのバッグは「美しさ」がとても際立っていますが、それは単にデザインが素晴らしいだけではなく、職人たちの持つサヴォアフェールによって生み出されているといっても過言ではありません。
第2の黄金期を迎えたMOYNAT(モワナ)の歴史
MOYNAT(モワナ)の歴史というのは、ラグジュアリーブランドにありがちな紆余曲折、浮き沈みのある歴史と言えますが、フランス最古のトランクメゾンという意味では、あのルイ・ヴィトンよりも古い歴史を持つブランドなのです。
男性社会のトランクに革命を起こしたポーリーヌ・モワナによる黄金期
創業したのは1849年で、フランスのパリでスタートしました。
当時は男性社会だった高級トランクの製造という世界にポーリーヌ・モワナという一人の女性が飛び込み、女性ならでは感性を駆使してトランクの常識を変えていったという物語です。
創業当初の細かなことはあまり記録として残っていません。
ただ、確かなことは1869年に最初のブティックをパリのオペラ通りにオープンしたということ。
ここからがモワナの第1次黄金期と言える時期になります。
というのもフランスでは産業革命から交通システムが大きく発達し、これまでの旅行という概念を根底から覆すような時代になってきたから。
それに合わせるように1873年に軽量で防水加工が施された「イングリッシュトランク」を発表し、1889年にはさらに軽量の新しい仕組みのトランクを開発し、1910年には軽量化を加速させながらも壊れない丈夫なトランクを発明したり、トランクのセキュリティシステムを作るなどトランクの革命を起こしてきました。
1902年には自動車に載せるトランクのパイオニアにもなった「リムジントランク」は車の形状に合わせてカスタマイズできるという画期的なトランクだったのです。
やはりトランク製造という性質上、モワナと自動車との関係はとても深く、また他にはないクリエイティブな発想によって歴史に名を刻むような成長を見せました。
この黄金期に並行するようにバッグのコレクションも開始し、当時のフランスで大人気を誇った女優ガブリエル・レジェンヌとの親交を深めたポーリーヌ・モワナは1903年に発表した最初のハンドバッグを大女優の名前にちなんで「Rejane レジェンヌ」と名付けたのです。
この時代にはモワナのトランクに代表されるようにバッグといえば大型の旅行用、サイズの小さな今でいうバッグという概念そのものがなかったので、バッグという既成概念を大きく変えたとも言われています。
エルメスのバーキンなど人物に対するオマージュとしてのバッグに名前を付けているというのはけっこうありますが、その先駆けとなった世界初のバッグかもしれません。
このRejane(レジェンヌ)というバッグは2012年にクリエイティブ・ディレクターがラメッシュ・ナイールの時代に復活を遂げているバッグでもあります。
この後もまだまだ黄金期は続いていき、1905年にメゾンに加わったアールデコの芸術家アンリ・ラパンによってモワナに「トワール1920」として知られるモノグラムデザインをもたらしたのです。
モノグラム×トランクというと、どうしてもルイ・ヴィトンを思い出してしまいますが、このモワナのモノグラムは当初は偽物対策も兼ねて生み出されたものなのですが、すっかりモワナのシグネチャーとして定着したのです。
さらに1925年に開催されたパリ万博のアールデコ展で赤いレザーのトランクによってディプロムドヌール賞を獲得し、アーティストとトランクメーカーのコラボレーションの始まり、そしてアールデコ時代の象徴ともなりました。
ラグジュアリーブランドの宿命「凋落」
創業からの約80年間モワナは右肩上がりに成長し、トランクのあり方を変え、黄金時代を築いてきましたが、その後は低迷が続き1976年にブランドは休止。
暗黒期とさえ言えない、休眠期間に入ってしまったのです。
モワナが復活を果たすのは2010年になってからなのですが、実は休眠期間の間もモワナをめぐって色々な思惑がうごめいていたのです。
1976年にブティックが閉鎖されてからもモワナのトランクというのは世界を飛び回っており、1980年代初頭にはマレスエボヤージュがモワナの権利を獲得し、さらにヴィトン家の持ち株会社であったオコルフィによって1989年にマレスエボヤージュが買収され、オルコフィがヴィトンのライバルとしてモワナの復活を計画していたのです。
ただ、オコルフィが1996年にAXAに売却されたことでこの計画も頓挫したのですが、最終的に2000年代後半にLuvanisSAがモワナの権利を購入し、それをベルナール・アルノ―の持ち株会社が購入することになったのです。
こうして2010年ついにラグジュアリートランクメゾンMOYNAT(モワナ)は復活を果たしました。
時を超えて復活したラグジュアリー&サヴォアフェール
(出典:https://www.fashion-press.net/)
ベルナール・アルノーがモワナを復活させて最初に行ったことは、クリエイティブ・ディレクターの選任です。
クリエイティブ・ディレクターというのは、いわばブランドにおける核のようなもの。
デザインを生み出すことも、ブランドの戦略を立てることも、ブランドとしての価値を高めることもクリエイティブ・ディレクターによって大きく変わってきます。
そして2010年にモワナのクリエイティブ・ディレクターに就任したのは、ラメッシュ・ナイールというデザイナー。
インド出身で、ニューヨークのFIT(ニューヨーク州立ファッション工科学校)を卒業した後にヨウジヤマモトでファッション業界のキャリアをスタートさせた人物で、クリスチャン・ラクロワやエルメスのシニアデザイナーとしても活躍してきました。
約40年もの間休眠していたメゾンに着任するという非常に難しい役割を担うことになったラメッシュ・ナイールですが、この選択は正解だったと言えるでしょう。
復活当初はブランドの詳細を知る人が誰もいない状態から手探りで、メゾンのアーカイブをかき集め、ポーリーヌ・モワナという女性に想いを馳せ、車載トランクからのブランドアイデンティティでもある美しい曲線、シンプリシティをつきつめた数々のアイコンバッグを生み出していきました。
モワナは卓越したサヴォアフェールを持つブランドとして、職人の技術が称えられるブランドではありますが実はブランド復活時にはブランク期間があまりにも長かったため過去のモワナの職人は残っていませんでした。
そこで人間国宝級の腕のある職人を集め、革細工だけでなく、木工やエナメルなどの様々な分野におけるプロフェッショナルを集結させたのです。
こうしてベルナール・アルノーとラメッシュ・ナイールによってモワナはラグジュアリー業界の表舞台に再び躍り出ることになり、新しい黄金期へと入っていったのです。
(出典:https://www.fashion-press.net/)
そんなラメッシュ・ナイールも2020年に「個人的なプロジェクトに専念するため」という理由で退任し、後任にはルイ・ヴィトンのレザーグッズを担当してきたニコラス・ナイトリーが後任のクリエイティブ・ディレクターとして就任しました。
過去にはマルベリーでアイコンバッグのベイズウォーターをデザインしたことでも知られる人物。
就任直後から「FLORI フロリ」やモノグラムのトワール1920を用いた「WHEEL」といったアイコンバッグを次々と生み出し、その存在感を発揮しています。
こうして男性社会の中に一石を投じたポーリーヌ・モワナという人物が生み出したモワナというブランドは、時代の流れに翻弄されながらも、大きな後ろ盾を得たことで新しい時代の中でも輝きを放っているのです。
誰もが待ち焦がれた日本上陸
MOYNAT(モワナ)は、多くの海外ブランドが日本に上陸を果たしてきた時期にブランドを休止していたため、日本への上陸というのはかなり遅いブランド。
なので、あまり知名度が高くないというところがあります。
ただ、知っている人はもちろん知っている、見たい、知りたいブランドであったため日本への上陸というのが待たれていました。
そんなモワナが初めて日本に進出したのは、2013年の新宿伊勢丹でのポップアップストアでしょう。
シンプルながらも高品質、伝統とクラフトマンシップを感じるモワナは日本人の価値観とも相性が良いブランドということで、パリ以外では初の出店ともなったのです。
目玉となったのは、ピエール・エルメのために作られたマカロンを入れるためのトランク。
人間国宝級の職人たちによって製作に400時間もかけた超大作で、円を描くカーブをレザーで表現しているのにひとつのシワすらないというサヴォアフェールの賜物。
ただ、ポップアップストアのような期間限定ではなく、常設のブティックとして初めて日本に出店したのが2016年の西武池袋です。
この時でもまだパリとロンドンに次ぐ世界3番目でした。
まだまだ他のブランドに比べると店舗は少ないのですが、それでもモワナというブランドは着実に日本へと浸透していき、知名度や人気を上げているのです。
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