- Born in: 1913
- Nation:日本
- Website:http://www.tangeweb.com/
デザイナーストーリー
世界のタンゲ
丹下健三は「世界のタンゲ」と言われ、日本の建築家としては最も早く海外で活躍した建築家と言えます。
1912年生まれの丹下は第2次世界大戦後の復興期から高度成長期にかけて、数々の国家レベルプロジェクトを推進し、磯崎新、黒川紀章といった後に世界的建築家となる面々を育成しています。
1912年に大阪の堺に生まれた健三は生後間もなく、中国の漢口、上海と移り住みます。小学校時代に日本の愛媛に戻り、高校時代にル・コルビジェの記事に感銘を受けて建築家を志します。
現在の東京大学工学部建築科に入学し、卒業後は前川國男建築事務所に入所します。
丹下の名が一躍有名になったのは、1942年の大東亜建設記念営造計画コンペと1943年の在盤谷日本文化会館計画コンペの1等入選によってです。
その後は「建築学会賞」、「文化功労賞」、「プリツカー賞」「 ローマ法王庁聖グレゴリオ大勲章」「勲一等瑞宝章」など日本だけでなく、世界中の名誉ある勲章を授与しています。
丹下健三の家具
(出典:http://www.tendo-mokko.co.jp/)
丹下健三は天童木工とのかかわりが深く、数々の家具製品を天童木工から発表しています。
天童木工は家庭向けの家具だけでなく、官公庁やホテルなど業務用となるコントラクト家具も数多く手掛けています。
こういったコントラクト家具は、建築家自らその建築にあった家具をデザインする場合があります。
丹下健三氏と天童木工の共演は1953年の愛媛県民会館の客席用に成形合板で製造した1400脚から始まります。
その後、1958年の静岡県体育館や1964年の東京オリンピックの会場となる国立代々木屋内総合競技場などの大プロジェクトに成形合板の椅子をデザインしています。
日本における成形合板の真価を知らしめたのはこうした丹下健三の功績と言っても過言ではありません。
大規模プロジェクトで何千脚と使われるシンプルな椅子と異なり、1枚の成形合板から大胆で立体的なフォルムをもったボリューム感あふれる椅子イージーチェア「T-7304」があります。
まるで抱きつくように背面から伸びる独特なアームの形状から通称「ダッコちゃんイス」とも呼ばれています。
みんなの『好み』とコメント
丹下 健三が好き?嫌い?
投票ボタンを押せばあなたの気持ちがすぐに反映されます。丹下 健三をみんながどう思っているのか『好き』『嫌い』の数から知ることができます。
連続で投票することは出来ませんのでご注意ください。
人
人
あなたの丹下 健三への想いとコメントが投稿できます。
今までの丹下 健三に対する思い出や熱い想い入れ、自分との関わりや素晴らしさ、ショップでの体験、いいことも悪いことも何でも書いてみましょう。
書き込みがあまりにも不適切と感じられる場合は削除させて戴くこともございますが、ご了承ください。
この記事を監修しているのは?
高級家具・インテリアリサーチ部門
このデザイナーに興味がある人はこんなデザイナーも見ています
おすすめのデザイナーズインテリアショップ
コスパで選ぶ人気スタイル3トップ
モダン | 北欧 | アジアン |
デザイナーズ家具に負けない高いデザイン性とオリジナルだからこその圧倒的なコストパフォーマンス! | 衝撃のMAX80%OFF!欲しかった北欧家具を手に入れるならKAGU350は外せない! | モダンアジアンの雄としてアジアン家具の域を超えたファッショナブルなコーディネートであなたの部屋を劇的に変える! |