バウハウス様式データ
- 年代:1919年~1933年
- 主な地域:ドイツ
バウハウスの解説
芸術と技術の統一を目指した新しい教育システムとして設立されたドイツの造形学校です。
ロシアの構成主義とデ・スティールの影響を受けています。
1919年ワイマールに設立後、政治情勢からデッサウに移転し、さらにナチスの行った芸術弾圧により、ベルリンへ移転し、1933年に閉校しました。
創始者で初代校長のヴァルター・グロピウスは、「建築のもとにすべての造形活動を総合」すると唱え、パウル・クレー、ヴァシリー・カンディンスキー、ヨハネス・イッテンといった当時の芸術界のリーダー的存在であった一流デザイナーを講師陣として迎え、工芸デザインや写真、舞台装飾から建築にいたるまで総合的に学ぶというユニークなカリキュラムで教育を行いました。
ここで学んだマルセル・ブロイヤーはバウハウスの中心的人物として活躍しました。