目次
1.室内家具とは違ったガーデン特有の選定規準 1-1. 耐久性の高い素材 1-2. お手入れのしやすさ 1-3. 収納・持ち運びが便利 1-4. 高いデザイン性 2.ガーデンファーニチャーで有名なトップブランド
室内家具とは違ったガーデン特有の選定規準
家具の中でもガーデンファーニチャーというのは、庭やテラスなど屋外で使うことを目的に作られた家具です。
広い庭付きの家というのは都心部ではほぼ見られないので、少し郊外の一軒家に住まわれている方の特権となるものかもしれません。
そして庭付き一戸建てを購入したら、お庭でのバーベキューやパーティーなどに憧れますよね。
この時に役立つのが、ガーデンファーニチャーなのです。
もちろんバーベキューやパーティーの時だけではなく、庭のお手入れの合間に少し休んだり、太陽の光を浴びながらくつろいだりという時にも使えるものですね。
ただ、ガーデン家具は屋外での設置が基本になるので、やはり普通の家具とは選び方が全く違います。
何を考えて選べばいいのか?
失敗しないガーデンファーニチャーの選び方を教えてしまいます。
ガーデン家具を選ぶ規準として以下のことを考えておきましょう。
❖ 耐久性の高い素材
❖ お手入れのしやすさ
❖ 収納・持ち運びが便利
❖ 高いデザイン性
こういったことを念頭において揃えていけば、買った後に後悔することは大幅に減ってくるでしょう。
耐久性の高い素材
ガーデンファーニチャーに使われる素材のイメージってどんなものですか?
実はアルミやステンレススチールといった金属類、プラスチック系、ラタンやバンブーのようなアジアンチックな素材、ガラス、木材など室内家具と同じように様々な素材が使われます。
最初に思いつくのはスチールやアルミのような金属系の素材かなと思いますが、スチールの場合は表面の塗装が落ちると錆びやすいので、腐食の進みにくいアルミニウムの方が好まれています。
また、アルミ性は軽いというのもガーデンファーニチャーとしてのポイントが高いです。
ポリエチレン樹脂などのプラスチック系の素材も軽く、劣化しにくいので好まれます。
さらに加工のしやすさからデザイン、カラーともにモダンなものが多いので、ポップな感じにしたいのであればプラスチック家具はいいと思います。
そして以外にも人気が高いのがチーク材。
木材なので雨、風に弱そうな印象を持ちますが、オイル成分が含まれていてヨーロッパでは古くからヨットの甲板やガーデンチェアなどに使われている素材です。
水に強く、耐久性も高い上、やはり天然素材というのが魅力になっています。
お手入れのしやすさ
屋外で使うのでガーデンファーニチャーはすぐに汚れます。
雨にもさらされることが多いですし、泥やホコリも必ずと言っていいほどついてしまいます。
なので、お手入れのしやすさというのはとても重要なのです。
そういった意味で考えるとプラスチック素材で一体成型などは理想的といえます。
結合部分がないので汚れがたまる箇所が少なく、大抵の場合は水で濡らした布で拭けば汚れが取れます。
アルミ素材も基本は拭き取るだけなので、汚れを取るのは楽ですが、サビが出てくると厄介です。
基本的にはサビ防止の加工がされているはずなのであまり心配することはありません。
チークの場合は、よい状態を保とうとすれば拭きとって乾燥させてオイルを塗りこむといった手間があるので、お手入れ面は少し面倒ですね。
収納・持ち運びが便利
庭がとても広い場合、常にそこに置きっぱなしということもあるでしょうが、使わない時はしまっておくということも多いのが現実ではないでしょうか?
室内家具ではあまり意識しないことですが、コンパクトに折りたためるような機能やすぐに運べる軽さなどがとても重要になります。
チェアやテーブルに折りたたみ機能がついていることやスタッキングができるなどスペースを有効に活用して収納できることが求められるのです。
また軽さという点も重要で出したり、仕舞ったりをするということは持ち運ぶということです。
この時に分厚いガラスや大理石のテーブルなどであれば、頻繁に運ぶということは出来ないですし、女性1人ではかなり難しいといえるでしょう。
その点、プラスチックやアルミといった素材だとチェアくらいなら女性が片手でも運ぶことが出来ます。
これは、ガーデンファーニチャーの使い方にも依存する部分ではありますが、頻繁に移動させる必要がある場合は、収納のしやすさ、軽さはもっとも重視してもいいくらいのポイントです。
高いデザイン性
ここまでは耐久性やメンテナンス、収納力といった機能面にフォーカスを当ててきていますが、やはりデザインがよくないと愛着が沸かないですよね。
機能だけで選んでしまうと、どうしても道具としてしか見れなくなってしまいます。
必要な機能との両立は不可欠だとは思いますが、デザインにもこだわりを持って選んでいきましょう。
金属系やプラスチック系のガーデンファーニチャーは、色使いが明るめでポップな感じのお庭を作れますし、どちらかというとモダンな雰囲気の家具が多くなります。
それに対して、チークなどの木材だと比較的ベーシックなデザインが多いので、落ち着いた雰囲気にしたい場合は木材の家具がおすすめです。
オシャレさという点では、ラタンなどはアジアンモダンな雰囲気になるので、リゾート感覚の洗練されたお庭を演出できます。
ただ天然素材だと腐食が激しいので、最近ではポリエチレンなどを使った人工ラタンなどがよく使われています。
人工ラタンだとプラスチック素材の軽さやメンテナンスのしやすさといった良さを引き出しながら、デザイン性も追求できるので人気が高くなっています。
4つのポイントにそってガーデンファーニチャーの選び方を解説してきましたが、やはり総合的にはポリエチレンなどを使ったプラスチック系やアルミニウムを使った家具がガーデン家具としては合っています。
デザイン面も考慮すれば、他の選択肢もありですが、自宅のお庭に必要とされる機能を考え、その上で愛を持って使い続けられるデザインを選んでいただければと思います。
ガーデンファーニチャーで有名なトップブランド
emu エミュー
(出典:http://www.emu.it/)
ガーデン家具のトップブランドとして君臨するエミューですが、人気の秘密は高いデザイン性にあります。
屋外仕様ということで、耐久性やメンテナンス面など機能を重視する傾向の強いガーデン家具の中で室内家具と同じようなデザインを家具を発表しているのです。
デザイン性が高いからといって機能面をおろそかにしているというわけではなく、金属加工、プラスチック加工の技術も高いものがあり、スタッキングができることなどガーデン家具として必要な機能をすべて兼ね備えたうえでのデザイン性なのです。
価格的にも飛び抜けて高いというわけではなく、高級ブランドとしてのそれなりの価格帯にはありますが手の届くラグジュアリーといった値段設定になっています。
おしゃれなお庭を作りたい方は一度エミューの家具をチェックしてみてください。
Serralunga セラルンガ
(出典:http://www.serralunga.com/)
創業から200年近い歴史を持つガーデン家具の世界標準となっているブランドです。
カラフルでポップなカラーバリエ-ションや一流デザイナーとコラボレーションした前衛的なデザインも多く、お庭にアートを置くような感覚で家具をコーディネートすることができます。
プランターには特に定評があり、飾られる花々よりもプランターの方が美しいのでは?と思ってしまうほど。
エミューもそうですが、セラルンガもイタリアのブランドなのでガーデンにイタリアンモダンを持ち込んだような高い機能性をもったモダン家具なのです。
プランターでもかなり高価にはなりますが、お庭をコーディネートするうえで、ぜひとも取り入れたいブランドのひとつです。
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