- Established: 1951
- Nation:イタリア
- Website:http://www.emu.it/
ブランド評価
当サイトに掲載しているブランドは世界的に通用する一流ブランドばかりですですが、
ブランド評価は独断と偏見に基づきながらも、当サイトに掲載しているブランドの相対評価を元に可能な限り客観的な視点で行っています。
不快感を感じられる方もいらっしゃるかも知れませんが、ご了承願います。
ブランド力 | 高級感 | 価格 | デザイン性 | 技術力 | 独創性 |
---|---|---|---|---|---|
6 | 5 | 7 | 7 | 7 | 6 |
総合評価:6
ひと言コメント
ガーデンファーニチャーとしては非常に有名なブランドです。
屋外使用を想定している家具を作っているブランドらしく、金属加工やプラスチック加工の技術には定評があります。
なによりemuの特徴はガーデンファーニチャーでありながら室内で使用するかのようなデザイン性です。屋外家具というと耐久性や強度などが最重要視され、デザインは2の次になってしまうことが多いのですが、一流デザイナーとコラボして美しさと耐久性を兼ね備えたデザインを展開してます。
このあたりがガーデンファーニチャーでのトップブランドとなる由縁でしょう。
価格感もそれほど高価な部類ではないのでお庭やテラスなど屋外使用でエミューの家具を使うのはとてもお薦めできます。
ブランドストーリー
ガーデン家具のグローバルリーダー
emu(エミュー)は、1951年にイタリア・ペルージャで設立され、半世紀以上もの間ガーデンファニチャーを手がけ、その優れたノウハウによって、世界有数のファニチャーブランドとして注目される会社です。
(出典:http://me.emu.it/)
老舗家具ブランドemu(エミュー)の始まりは、1951年にアルド ビスカリーニ、アンジェロ ビスカリーニ、そしてダンテ メンコーニの3名によって創業されました。
第二次世界大戦中に陸軍用無線機の技師だった彼らは、その経験を活かして軍用機器の製造会社を設立し、後のエミューとなります。
独自の金属可塑化プロセスを開発し特許を取得するなど、世界トップレベルの金属加工技術を誇り、設立当時には革新的な技術として、世界的に注目を集めました。
そしてこの技術を家具に応用し、1950年代後半に家具製造へと舵をきっていきました。
PVC(ポリ塩化ビニル)を家具に使うという試みもエミューが世界初だったと言われています。このPVCの採用によってエミューの丈夫なガーデン家具を生み出す事に成功したのです。
その後もこうした技術を背景に次々と製品を発表し、鉄やプラスチックなどの新しい素材を用いた製品のリリースも積極的に展開し、世界のガーデン家具業界においてリーダー的な位置づけになっていきました。
emu(エミュー)のこだわり
(出典:http://me.emu.it/)
エミューのガーデン家具の基本的なコンセプトは、「Design for outdoor living」です。庭先やテラスといった屋外空間を屋内の延長としてとらえ、「アウトドアであってもリビングさながらに寛げる家具」のリリースが目指されています。
エミューは前身の機械製造の技術を活かす事で、自然にさらされる屋外特有の課題をクリアする製品を次々と生み出しています。特に金属加工の技術においては7つの金属パイプを束ねて花びらに見立てたブランドのロゴマークにも反映されています。
「優れた技術こそが高品質なガーデンファニチャーを生み出す」という、アイデンティティがはっきりと表現されているのです。
エミューの金属加工の特徴は、ファブリックのような滑らかなラインにあります。冷たく、そして固いイメージの金属をガーデン家具にぴったりの素材へと見事に進化させています。
そして、ローマ大学・トレント大学の研究室と共同で開発されたエミューコート(防食コーティング)や撥水性ファブリックといった素材にもこだわりを色濃く感じることができます。素材への徹底的な追求と確立された技術、これらの有機的な結合によって、快適な家具が生み出されているのです。
(出典:http://me.emu.it/)
コレクションとしては、「classic collection(クラシックコレクション)」と「advanced collection(アドバンスドコレクション)」という2コレクションがリリースされています。
なかでも「advanced collection(アドバンスドコレクション)」は、エミューブランドの伝統的デザインの良さに革新的なスパイスを加え、新たな魅力を感じさせてくれるコレクションです。その特徴は世界的トップデザイナーとのコラボレーションにあり、パトリシア・ウルキオラやカルロ・コロンボ、クリストフ・ピエといった著名デザイナーによるデザインは必見です。
RE TROUVE(ル・トゥルヴェ)
(出典:http://me.emu.it/)
パトリシア・ウルキオラによってデザインされたチェアとテーブルです。
Re trouveには再び見つける・再会する」などといったニュアンスの意味があり、女性らしい感性で名付けられたのではないでしょうか。スチール素材で網目のように張り巡らされた斬新なデザインです。
Round Chair(ラウンドチェア)
(出典:http://me.emu.it/)
クリストフ・ピエによってデザインされたオープンスペースによく似合う、スチールタイプのイスです。
デザインがとてもシンプルなのでいろいろな場面に合わせてお使い頂くことができます。また、スタッキング可能なのでオープンカフェやガーデンパーティーで使った後に、簡単片付けることが出来ます。
HEAVEN(ヘブン)
(出典:http://me.emu.it/)
ジャン・マリー・マッソーによってデザインされたスチールフレームとガラス天板で構成されたガーデンテーブルです。
無駄な装飾を省くことで生まれたエレガントさはいつの時代でも愛されるデザインであり、庭だけではなく様々な場所で、過ごす時を優雅なものへと変えてくれます。
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