- Born in: 1977
- Nation:日本
- Website:http://sakurah.net/
デザイナーストーリー
イタリアで活躍する日本人デザイナー
1977年に愛知県で生まれた安達さくらは、2001年に武蔵野美術工芸大学の工業デザイン学科で木工家具デザインを学んだあとにイギリスへ渡ります。
ロンドンのセントラル・セント・マーチンズ・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインで修士インダストリアルデザインコースを学んでいる時にイタリアの家具コンペ「Promosedia International Design Competition」で入賞を果たします。
このコンペは“椅子”をテーマにして、若手デザイナーのアイデアを募集するコンペティションで1997年から始まっています。
卒業後にマリオ・ベリーニ、クラウディオ・ベリーニの事務所「アトリエ・ベリーニ」に勤務する事になり、ミラノへ移り、家具やプロダクトデザインの仕事に従事し、2005年にコペンハーゲン国際家具見本市にブックシェルフ「CAVE」を出展し、デンマーク皇太子妃が彼女の展示を訪れ、ニューヨークタイムズからインタビューまでされるなど大成功を収めました。
2008年には独立し、自身のスタジオ「Sakura Adachi Design Studio」を立ち上げ、木工家具とインダストリアルデザインのバックグラウンドのもと、コンセプチャルで職人的なアプローチを融合させた提案を行っています。
彼女の作品の多くは、作品の背後にストーリーを持ち、素材の特徴を十分に活かした作品となっています。
(出典:http://sakurah.net/)
ホーム家具、オフィス家具、照明、テーブルウェアなど様々な領域に活動の幅を広げ、2009年にはファッションブランド アン手プリマとのコラボレーション、2010年には帽子ブランド ボルサリーノとのコラボレーションも行っています。
クライアントは、CAMPEGGI、FERMOB、TASCHEN、Riva1920、TURA、MARTEX、エステル、BIKETJANST、GGA、AMBIENTECなど一流家具ブランドばかりです。
2010年には「ECLIPSE」でレッド・ドット・デザインアワードも受賞しています。
独創的な作品
CAVE
(出典:http://sakurah.net/)
2005年のコペンハーゲン国際家具見本市で発表したブックシェルフで彼女の飛躍のきっかけともなった作品です。
CAVE(洞窟)という名前の通り、本棚の中央に中に入れるスペースを確保しており、本棚の中で本を読んでしまおうというアイデアです。
シートには照明がついており、ウールシートで雑音を遮断する効果もあり、座面が低く落ち着いて本を読めるようになっています。
ブックシェルフとチェアを一体化させてしまった新しい発想の家具です。
ECLIPSE
(出典:http://sakurah.net/)
2010年のレッド・ドット・デザイン賞を獲得したフルーツボウルで、2つのスロットつきボウルが1セットになっているユニークな作品です。
2つのボウルのスロットを合わせることで、内側には2色の同心円状ラインが生まれ、外側は半分ずつの色になります。
重ね方によっては様々な表情を見せますし、フルーツなどの盛り付けであれば、1つのボウル単体でも使うことができます。
MOMJI
(出典:http://sakurah.net/)
turaから発表しているMOMJIコレクションは、美しさと機能を兼ね合わせたパーチメント家具シリーズです。
この家具のコンセプトはコレクター向けの収納家具で大事なモノをしまっておく隠しスペースが用意されているのが特徴です。
高級パーチメントと真鍮鋳物を使用したエレガントな高級家具です。
FOO-SHA
(出典:http://sakurah.net/)
学生時代のPromosedia International Design Competition(プロモセディア国際設計競技)で2位を獲得したチェアです。
FOO-SHA(風車)は一体成形で座面・脚・背もたれが構成されている安楽椅子です。
それぞれのパーツは同じカーブを持っており、カットする幅や長さを変えることで4つのパーツになり、風車のような背もたれのデザインが印象的です。
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この記事を監修しているのは?
高級家具・インテリアリサーチ部門
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