目次
1.シンプルに考える食器選びのポイント 1-1. ベースカラーを決める 1-2. 最低限の食器類を揃える 1-3. ポイントとなる食器をチョイスする 2.手に入れたい珠玉のテーブルウェア
シンプルに考える食器選びのポイント
インテリアをお気に入りのコーディネートで固めるとキッチンアイテムや食器類も自分好みのもので揃えたくなりますよね。
むしろ家具よりもキッチンコーディネートに力を入れている女性の方のほうが多い気がします。
使いやすいキッチンアイテムからユニークなアイテム、おしゃれで可愛いテーブルウェアなど考えるだけでもウキウキしてくる楽しい時間ですね。
ただ食器はかなり多くの種類があるので、どうやって選んでいけばいいのか??と困っている方もいるかもしれません。
基本的には必要なもの、欲しいものから揃えていけばいいのですが、それでも迷ってしまうという方に、シンプルな食器選びのポイントを解説していきます。
❖ ベースカラーを決める
❖ 最低限の食器類を揃える
❖ ポイントとなる食器をチョイスする
まずはこの3つを抑えることで、最低限の食器選びが整うと思います。
ベースカラーを決める
まず考えることは、ベースとなるカラーを決めることです。
無難なのはやはり白。
ただ白と言っても、実は色々あって少しくすんだようなオフホワイトにするのか、よりクリーム色に近いアイボリーにするのか、それとも思い切って純白にするのか、グレーに近い色にするかなど白でも真っ白からそれに近いカラーもあるので、ここでバシッと決めてしまいましょう。
テーマカラーが純白だからといってアイボリーの食器を買ってはダメということではなくて、色の統一感をだすためにベースカラーを決めているだけなので、このベースカラーから外れる食器が出てきても別に構いません。
ここで無難な白系統のカラーを挙げていますが、例えばこれがブルー系統やグリーン系統になってもいいのです。
決めるべきはベースとなるカラーです。
とはいえ、あまりビビットなカラーをベースにしてしまうと、その色の食器がなかなか見つからなかったり、合わせにくかったりするので、白系統以外でも優しめのメジャーなパステル系にしておいた方がベターではあります。
もうひとつ考え方として、ベースカラーを2色にするという考え方もあります。
例えば白+茶だったり、白+黒といった組み合わせですね。
ベースを2色にしてもけっこうすっきりと見えるのでおすすめです。
最低限の食器類を揃える
毎日の食事を盛り付ける上での最低限の食器を揃えていきます。
・お茶碗、汁椀
・メインディッシュ用の大皿
・少し深みのあるボウル
・小さめのボウル
・マグカップ
これくらいあれば、一汁三菜をのせることができるので日々の生活で困ることはまずないでしょう。
メインディッシュ用の大皿は大体21cm(7寸)を目安にしましょう。
これくらいのサイズであれば、大抵の料理+付け合せをのせてもかっこよく盛り付けることが出来ます。
深めのボウルは汁の多いおかず用、小さめのボウルはサラダなどがのりますね。
新しい料理のレパートリーを増やしたりすると、どんどん新しい食器が欲しくなってくるはずです。
新レパートリーが新しい食器の上に乗る姿を想像して、その料理を引き立たせてくれる食器を買いたしていきましょう。
ポイントとなる食器をチョイスする
ここでひとつテーブルウェアコーディネートに魔法をかけるのです。
ベースカラーで統一された食器類の中にひとつ、全く別のアクセントカラーの食器や洋食器の中に和の焼物などを紛れ込ませることでコーディネートにひとつのポイントが生まれます。
単調なリズムにいきなり大きな変化をつけるような感じですね。
まずは最低限の食器類をベースカラーに沿って揃えてからでもいいですし、最低限の食器の中にポイントを入れてもいいです。
ポイントとなる食器は、和食器でもいいですし、ガラス食器でもいいし、木でできた食器なんかもいいと思います。
ひとひねり利かしたチョイスで「おっ!」と思わせられれば勝ちですね。
手に入れたい珠玉のテーブルウェア
食器にもブランドというものがあります。
色々とあるのですが、地域の特色を活かしたユニークな食器を作るブランドを紹介していきます。
先ほどお話した「ポイントとなる食器」に使っていただいてもいいですし、予算に余裕があるならベースとなる食器として揃えたいような珠玉のテーブルウェアばかりです。
イタリア代表 ALLESI(アレッシィ)
(出典:http://www.alessi.com/)
勝手にイタリア代表にしてしまいましたが、デザイン大国イタリアらしいユニークでデザイン性の高いアイテムが豊富に揃っている印象です。
食器類はホワイトを基調とした洗練されたデザインが多く、またスチールを使ったメタルな食器も目立ちます。
(出典:http://www.alessi.com/)
そして、アレッシィ最大の特徴は、人型モチーフのコルク抜き「ANNA G」に代表されるようなユニークなキッチンアイテム。
うさぎが頭をひょこっと出した爪楊枝入れや、鳥のしょうゆ差しがかわいらしいすしセットなど見ているだけで楽しくなってしまうようなアイテムがたくさんあります。
スタイリッシュさとユニークさを兼ね備えたまさにイタリアンモダンなテーブルウェアブランドです。
北欧代表 iittala(イッタラ)
(出典:https://www.iittala.com)
イッタラはフィンランドの伝統「吹きガラス」を使ったガラス細工がとても有名なブランドですね。
アルヴァ・アアルト、カイ・フランクといった北欧の巨匠デザイナーのアイテムがとても身近に感じられるもっとも北欧らしいブランドかもしれません。
大人気なのがカイ・フランクの「Teema」
まさに食器の王様といってもいいくらい、本当にベーシックなデザインなのですが食器としての王道を感じさせてくれます。
1948年に発表された食器がいまだに第一線で活躍しているというのは本当にすごいです。
Teemaであれば、カラーバリエーションがとても豊富なので白以外をベースカラーにしてもほとんどの食器を揃えられるでしょう。
あとは、ボーダー柄がかわいらしい「Origo」や「KARTIO」、「Aino Aalto」といったグラス類もそれそのものがブランドとなるくらい有名なアイテムです。
日本代表 波佐見焼
(出典:http://www.wazangama.co.jp/)
日本代表として挙げておきたいのは、長崎県の波佐見で作られる「波佐見焼」。
近辺には、有田焼や伊万里焼き、唐津焼などもあり、焼物のメッカともいえる地域ですね。
現在、波佐見焼は日本の和食器の中でも高い人気を誇るブランドへと進化しています。
その理由は焼物には珍しいモダンなデザイン。
和食器特有の古風な雰囲気も素敵なのですが、和の伝統と洋なデザインが結びついたクラシックモダンなデザインがこれまでにない和食器となっているのです。
波佐見焼のブランドとしては「白山陶器」、「HASAMI」、「natural69」、「和山 WAZAN」など色々ありますので、気になる方は色々とチェックしてみてください。
現地に行ってみるのもおすすめです。
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