- Established: 1968
- Nation:イタリア
- Website:http://www.driade.com/
ブランド評価
当サイトに掲載しているブランドは世界的に通用する一流ブランドばかりですですが、
ブランド評価は独断と偏見に基づきながらも、当サイトに掲載しているブランドの相対評価を元に可能な限り客観的な視点で行っています。
不快感を感じられる方もいらっしゃるかも知れませんが、ご了承願います。
ブランド力 | 高級感 | 価格 | デザイン性 | 技術力 | 独創性 |
---|---|---|---|---|---|
7 | 7 | 5 | 9 | 5 | 10 |
総合評価:8
ひと言コメント
かなりぶっ飛んだブランドです。
しかし、悪い意味ではなくいい意味でぶっ飛んでいます。
ファビオ・ノヴェンブレの「NEMO」やフィリップスタルクの「COSTES」をはじめ、様々な一流デザイナーとのコラボで記録よりも記憶に残るような名作を多数発表していて作品のユニークさ、デザイン性でいえば数あるインテリアブランドでも1、2を争うレベルです。
価格もなかなかアバンギャルドなのでそうそう簡単には手は出せませんが。。部屋の主役やとびっきりのアクセントになるような作品が数多くあるので是非とも1アイテムは手に入れておきたいブランドです。
ブランドストーリー
Dirade(ドリアデ)とは?
(出典:http://www.driade.com/)
1968年ミラノ南東部の都市ピアチェンツァで設立され、ミラノ国際家具見本市でセンセーショナルなデビューを果たしたイタリア モダン家具の代表的ブランドです。
経営者であるエンリコ・アストリものと、その妹で建築家として内外で高い評価を得てきたアントニア・アストリがデザイン、その妻アデライデ・アチェルビが、広告・PRなどの部門を担当し、インテリアビジネス界に欠かせない3つの要素、企画・経営、デザイン、コミュニケーションをそれぞれのパーソナリティに基づいた一族三人体制がイタリアを代表するメーカーにDirade(ドリアデ)を導きました。
アバンギャルド家具の代名詞として歩んだ歴史
(出典:http://www.driade.com/)
Driade(ドリアデ)の誕生は、空間を設計するコンテナシステム「Driade1」の発表と時を同じくします。
この発表によってワードローブが壁になるという画期的な住空間を作ることが出来るようになるという革命をもたらしました。
初期のドリアデは、インテリアデザインに厳密であり、ジオット・ストッピーノ、ルドルフォ・ボネットの確実性、エンツォ・マーリの道徳的革命、ナンダ・ヴィーゴの芸術性、レラ・ヴィネッリの古典的な完成度を取り入れていました。
(出典:http://www.driade.com/)
創業当初から伝説的な車「シトロエン2 HORSES」のシートを想起させるクロームメッキとキルティングパッドのカヴァリアームチェアやナンダ・ヴィーゴによる「Bloccoシート」、エンツォ・マーリによるスチールロッドとクッションを組み合わせたSofSof(ソフソフ)といったユニークな家具を生み出し、最初にコンパッソ・ドーロ賞を受賞したのが1979年のデルフィナチェア。スタッカブルでミニマル構造が評価されています。
(出典:http://www.driade.com/)
1982年からはアレッサンドロ・メンディーニ、アッキレ・カスティリオーニといった偉大なデザイナーとのコラボレーションモ開始します。
そして、ドリアデのアイコンモデルとして現代にも引き継がれるフィリップ・スタルクによるCOSTES(コステス)は、1984年に生み出されました。
1990年代に入るとThe Art of the Tableコレクションによってテーブルウェアも発表。
セラミックからガラス、金、銀、銅、青や赤まで色鮮やかなコレクションによって新境地を開拓します。
(出典:http://www.driade.com/)
2001年にもエンツォ・マーリがデルフィナチェアに引き続き、アルミ二ウムの黒檀とスチールの脚で仕上げたミニマルな正方形のテーブルによってコンパッソ・ドーロ賞を受賞。ロン・アラッドとのコラボレーション「MT3」によって3度目のコンパッソ・ドーロも受賞します。
2010年には文字通りドリアデの顔にもなっているファビオ・ノヴェンブレがデザインした「NEMO(ネモ)」が誕生し、ドリアデのイメージが確立したとも言えます。
2013年にはイタリアン・クリエイショングループによって買収され、デヴィッド・チッパーフィールドがアート・ディレクターに就任。2018年に50周年を迎えたドリアデは、翌年新たなアート・ディレクターとしてNEMOをデザインして大きなインパクトを与えたファビオ・ノヴェンブレが新たに就任することになりました。
一流デザイナーとのコラボレーション
(出典:http://www.driade.com/)
これまで40年以上の間、世界の一流デザイナーとコラボレーションして新しいデザインを築いてきました。
エンツォ・マーリ、フィリップ・スタルク、ファビオ・ノヴェンブレ、ロン・アラッド、コンスタンチン・グルチッチ、パトリシア・ウルキオラ、吉岡徳仁など名だたるデザイナーが名を連ねています。
中でも最近では、ファビオ・ノヴェンブレとのコラボレーションで発表したNEMOは世間の度肝を抜いた作品と言えるでしょう。
なんと人間の顔そのものを椅子のモチーフとしてしまったのですから。
これぞドリアデといった感じのとても「らしい」作品と言えるのかもしれません。
後にアート・ディレクターにまで就任したファビオ・ノヴェンブレのNEMO(ネモ)は最もインパクトの強い作品ではありますが、それ以外にもロン・アラッドがデザインし、コンパッソ・ドーロ賞を受賞したMT3も流線型のフォルムが非常に美しいチェアですし、コンスタンティン・グルチッチによるコンテナのZigZag(ジグザグ)もドリアデのスタートであるコンテナシステムを感じさせる作品となっています。
1900年代後半のポストモダンの台頭の真っただ中で成長していったドリアデは、その渦中に身を置きながらも、常に冷静に「モダン」の意味を問い続けた企業として、また、新進気鋭のデザイナーやクリエイター達を起用し、世の中をあっと驚かすようなセンス溢れる作品をリリースし続け、イタリアが誇るアヴァンギャルドデザインの最高峰として世界中で高い評価を得ています。
最新鋭のデザインをご覧になり、ワンランク上の暮らしの中で体験してみて下さい。
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高級家具・インテリアリサーチ部門
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