- Established: 1985
- Nation:ドイツ
- Website:http://www.walterknoll.de/
ブランド評価
当サイトに掲載しているブランドは世界的に通用する一流ブランドばかりですですが、
ブランド評価は独断と偏見に基づきながらも、当サイトに掲載しているブランドの相対評価を元に可能な限り客観的な視点で行っています。
不快感を感じられる方もいらっしゃるかも知れませんが、ご了承願います。
ブランド力 | 高級感 | 価格 | デザイン性 | 技術力 | 独創性 |
---|---|---|---|---|---|
7 | 8 | 5 | 8 | 8 | 7 |
総合評価:8
ひと言コメント
ドイツ最高峰のブランドで、ドイツ国内では圧倒的な人気を誇り、ヨーロッパ全土でみても相当な人気のブランドです。
毎年ケルン国際家具見本市などでは最も注目を集めるブランドかもしれません。
最高級の革皮を使って、その中からさらに厳選する、これだけの品質管理を徹底していれば傷みやすい革製品ですら長期間の使用に耐えられる品質になるのです。
そして重厚な革製品だけかと思うとそうでもなく、エオスの「リビング・ランドスケープ」などは面白いコンセプトで作られた作品ですし、北欧の名作「FKチェア」の復刻などそのコレクションのバラエティは幅広いです。
最近、日本でも取扱いが増えてきて徐々に知名度が上がってきているので、今後国内では更なる人気となっていくと思います。
ブランドストーリー
ドイツの最高峰ブランド
(出典:http://www.walterknoll.de/)
1865年にシュトゥットガルトでヴィルヘルム・ノルが革ビジネスを創業し、家具作りを始めたのが息子の代に引き継がれてからで1925年より現在の社名WALTER KNOLL(ウォルター・ノル)となったドイツの最高級家具ブランドです。
アメリカにKNOLL(ノル)という会社があり、創業者がハンス・ノルとフローレンス・ノル夫妻なのですが、実はハンス・ノルはウォルター・ノルの息子にあたります。
KNOLL(ノル)もインテリア業界のトップブランドとして名高いですが、実はこうした関係があるのです。
現在はロルフ・ベンツが買収し、息子のマーカス・ベンツ(写真)が経営を引き継いでいます。
(出典:http://www.walterknoll.de/)
ドイツのブランドと言えばモダンデザイン最先端のイタリアや木製家具でナチュラルなイメージの北欧家具に比べ、印象が薄い感じはしますが、ドイツの家具も着実に注目を集めつつあります。
その中で最高峰に位置されるのが、ウォルター・ノルでヨーロッパでは絶大な人気と知名度があります。
映画「プラダを着た悪魔」で主人公のミランダが座っていたチェアや、「ゴーストライター」のアダム・ラングの別荘に置かれているデスクやチェアも実はウォルター・ノルの家具が使われていました。
最高級の極上レザー
(出典:http://www.walterknoll.de/)
ウォルター・ノルの最大の魅力といえば、極上のレザーを使ったソファでしょう。
「いい革を選んで使う」のではない。「いい革から作って、さらに厳選する」のが、ウォルター・ノルの家具づくりの基本姿勢です。
ウォルター・ノルでは、牛を育てる環境から徹底的に管理しており、コスト面でのメリットが大きい南米産のレザーを使うメーカーが多い中、高温多湿で虫が発生しやすいエリアでは皮革にその跡が残ってしまいます。そのため小さな虫刺され跡さえもないスムースな皮革を得るため、気温が低く虫の少ないドイツの高山地帯と北欧の牧畜農家と提携し、有刺鉄線のない広々とした牧草地で育った牛の革だけを材料にしているという徹底ぶりです。
さらに通気性を保つため、すべてのグレードでフルグレインレザーだけを採用しており、染色はアニリンまたはセミアニリンで仕上げ、傷がある部分を避けながらカットします。
温度と湿度がしっかりと管理・加工された最高級のレザーは、見た目に美しいばかりでなく、肌触りがなめらかで耐久性も高く、長い年月を経ても快適さが失われないのです。
こうした素材へのこだわりが、ウォルター・ノルの大きな特色となっています。
1865年の創業当初からノル・レザーは品質面での特徴的な代名詞となり、ヴュルテンベルク家に「Supplier to the royal court 宮廷への供給者」と名付けられたほどのノル・レザーの品質は一朝一夕で真似できる様な代物ではありません。
システマテッィクな家具作り
Andoo(アンドー)
(出典:http://www.walterknoll.de/)
ウォルター・ノルのもう一つの特色はメカニカルな作りにも強いところです。
具体例としてはダイニングチェア「Andoo(アンドー)」の座面、硬さのちがうウレタンを組み合わせるだけでなく、マイクロポケットコイルスプリングを合わせることで適度な反撥を生み、長時間座っても疲れない、快適な座り心地を生み出しています。
LIVING LANDSCAPE(リビング・ランドスケープ)
(出典:http://www.walterknoll.de/)
もう一つ挙げると、EOOS(エオス)がデザインしたLIVING LANDSCAPE(リビング・ランドスケープ)です。
簡単な操作で90度回転させることができるソファとなっています。
ソファが回転するメリットはと言うと、通常ソファは座る向きが固定されるのが常識となりますが、窓を背にして配置すれば、屋外に美しい景色が広がっていても窓の外を眺めるために機能させることは出来ません。
ところが、90度回転すれば、最初の配置で肘掛だったところが背面になり、背面だったところが肘掛になり、反対向きに設置したのと同じ状態になります。簡単にソファからのビューを変えることができる画期的なソファとなっています。
様々な利用シーン
世界的建築家のノーマン・フォスターが手がけたFOSTER(フォスター)シリーズをはじめ、北欧クラシックの名作シリーズ、FKの復刻版など、公共性の高い空間にも多くのプロダクツが採用されています。
ドイツ国内のマイバッハやメルセデス・ベンツ、BMWのラウンジ、1975年に完成したベルリン国際空港のVIPラウンジ、ドイツ国内外のオフィスなどです。日本でも、サントリー美術館や根津美術館など、空間デザインに定評のある環境でウォルター・ノルの名作が採用されています。
時代を超えて評価されるミニマルなデザインで経年変化を「愉しみ」にできる上質な素材、ウォルター・ノルは、本物志向の人々に愛されるプレミアムな家具をつくり続けているドイツを代表するブランドです。
FOSTER(フォスター)
(出典:http://www.walterknoll.de/)
世界的に活躍しているイギリスの建築家、ノーマン・フォスターがデザインしたソファです。直線を強調したフォルムが、シンプルで凛とした雰囲気を醸し出す。脚部と本体とのあいだに隙間を持たせるなど、デザインに建築的な要素が盛り込まれているのも特徴的です。高品質のレザーと共に快適な座り心地で、公共施設からオフィス、リビングルームまで、幅広い空間で使われています。
MYCHAIR(マイチェア)
(出典:http://www.walterknoll.de/)
2009年のred dotデザイン賞において、「Best of the best」を受賞したベン・ファン・ベルケルの作品です。
立体を削り出した彫刻のようなフォルムの椅子で、白い座面に対し黄色の側面がアクセントとなったラウンジチェアーです。見る角度によって様々な表情を見せてくれ、おしゃれなインテリアを演出します。
FK
(出典:http://www.walterknoll.de/)
1961年にデザインされた北欧クラシックの名作の復刻版です。デザイナーのプレーベン・ファブリシャスとヨルゲン・カストホルムの頭文字からFKチェアと名づけられました。シートのやわらかなラインとアルミのスマートな脚部が、エレガントなシルエットを生み出しています。
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