【ダイニング】 間違えないダイニングを選ぶ4つのポイント
ダイニングの選び方

目次

1.理想的なダイニングを生み出す4つのポイント 1-1. 用途・使い方 用途に合わせた機能を洗い出す 1-2. 使用人数 使う人数に合わせてサイズや形を決める 1-3. テイスト・デザイン 空間としてのテイストを合わせる 1-4. ダイニングチェア セットにするか、センスで合わせるか 2.テイストごとのダイニングテーブルを取り扱うインテリアショップ



理想的なダイニングを生み出す4つのポイント

エレガントなダイニング
 
ダイニングというのは、食事をするだけではないですよね?
もちろん家族団らんの食事スペースになることはもちろんですが、パソコンを開いてメールのチェックや書き物をする作業スペースにもなりますし、時にはお子さんが勉強や遊びをするスペースにもなります。

色々と幅広い使われ方をするダイニングなので、その用途に合わせて最適なダイニングを選びたいと思うのは当然のことだと思います。

ただ、ダイニングというのはリビングと隣り合わせにあって、共通のスペースであることが一般的です。
そうなるとリビングとの一貫性を保つことも大事だし、お客さん来られた時にはリビングとともにダイニングも見られるスペースとなります。
用途に合わせて選ぶだけではなく、さらに見られることを意識したおしゃれなものである必要も出てきますね。

考えることは多くて、なかなか決めきれないダイニングセットを選ぶためのポイントをステップ・バイ・ステップで解説していきますので、参考にして頂ければと思います。

それでは、以下のステップに沿ってダイニングセットを選んでいきます。

1. 用途・使い方
2. 使用人数
3. テイスト・デザイン
4. ダイニングチェア


1. 用途・使い方 用途に合わせた機能を洗い出す

まず、最初に考えておく必要があることは、どんな使い方をするのかを予め想像するということです。
想像といっても、日々ダイニングで過ごされているでしょうから、大体わかると思います。

用途が見えると必要な機能が見えてきます。
ダイニングセットで機能的なものというのはある程度限られてくるので、まずは用途に応じた機能を洗い出していきます。

基本的にダイニングなので、食事をするということがメインにはなってくるはずです。
ほとんど食事をすること以外には使わないというのであれば、機能面にはあまりこだわる必要はなくベーシックなダイニングテーブルであれば問題ありません。

エクステンションテーブル
(出典:http://aflat.asia/)
逆にお客様をお迎えすることが多いようなご家庭では、エクステンションテーブルのようなテーブルの長さを自由に変えられるような機能を持ったテーブルが重宝します。
ダイニングも無限にスペースがあるわけではないので、必要なときだけテーブルを伸ばしてお客さんに対応することができるのでおすすめです。

棚のついたダイニングテーブル
(出典:http://kagu350.com/)
また、パソコンでの作業やお子様の勉強など作業スペースとしても活用される場合だと引き出しや棚が付いているようなテーブルだととても便利です。
文房具やPC関連のもの、書類などさっと取り出せるので作業効率が上がりますね。
特に引き出しや棚が必須というわけでもないですが、あったらいいなというレベルにはなります。



2. 使用人数 使う人数に合わせてサイズや形を決める

一人分のテーブルサイズ
(出典:http://www.idee-online.com/)
ダイニングは家族が揃って食事をする場所なので、MAXは家族全員が座るということを想定します。

ただ、お客さんが頻繁に来られる場合は、家族全員+お客さん分をあらかじめ想定しておくことも必要です。
ここは、エクステンションテーブルのような機能で対応するのか、あらかじめ広めのテーブルにしておくのかというのはダイニングとして確保出来るスペースと予算によって変わってくると思います。

サイズの決め方ですが、
快適に食事ができる一人分のスペースは、
横幅60cm ☓ 奥行40cm
と言われています。

なので、テーブルを選ぶ時のサイズの基準は、
横幅 60cm × 人数 ÷ 2
奥行 80cm (向い合って座る)

と考えておけば大丈夫です。

なので、4人家族なら120cm程度の横幅のテーブル、5~6人なら180cm程度となります。

これはあくまで四角のテーブルの場合ですが、円形のテーブルの場合は一人あたりの専有面積3/4ほどになってしまうので注意が必要です。1.2倍ほどは余裕をみなければいけません。



3. テイスト・デザイン 空間としてのテイストを合わせる

リビングと調和したモダンダイニング
(出典:http://www.armonia.jp/)
リビングがモダンなのに、ダイニングがナチュラルだとなんとなくちぐはぐな感じになってしまいますよね。

リビングや部屋全体の雰囲気に合わせてダイニングテーブル、チェアも整合性をとっておくというのは全体の整合性を考えた時には重要です。
お客さんが頻繁に来られる家庭だと特に見せるダイニングも意識しておかなければいけません。

モダンスタイルに合わせていくなら、直線的でシンプルなデザイン、そしてブラックやダークブラウン、もしくはホワイトなどのカラーにするといいでしょう。
ナチュラル、北欧スタイルに合わせていくなら、木目を活かしたような無垢材のテーブルなどがベストです。

ただ、モダンスタイルやシンプルスタイルだとよく金属やガラスなどが素材として使われることがありますが、ダイニングに関してはあまりお勧めできません。
食器にはガラスのコップやお皿などがありますし、陶器なども多いです。
そうした食器をテーブルに置くたびにいちいち「カチャカチャ」と音がなるのはあまりよい気分がしないからです。

同じ木の素材を使ったものでも、デザインによっては北欧風になったり、モダンになったりします。
どのようなテイストにするとはいえ、ダイニングは木のテーブルにしておいたほうが無難だと思いますし、素材を活かすのであれば、チェアでアレンジした方が使い勝手はいいでしょう。

もちろんデザイン重視で無機質な素材感を活かしたいというのであれば、この限りではありません。



4. ダイニングチェア セットにするか、センスで合わせるか

木製テーブルとメタルチェアの組み合わせ
(出典:http://www.hhstyle.com/)
ここまでは主にダイニングテーブル選びについて考えてきましたが、ダイニングにはチェアもありますよね。
ダイニングセットとしてテーブルとセットの椅子にするというのもいいですが、ダイニングテーブルにこだわるなら、チェアにもこだわりたいという方も多いはず。

チェアというのは家具における最小単位なので、さまざまな名作、良作があり選ぶのがとても楽しいものなのです。

ただ、チェアにしても考えないといけないのは、テーブルのテイストやデザイン、素材のバランスをとるということです。
モダンスタイルのダイニングテーブルであれば、テーブルは木でもチェアは金属やポリエチレンなどのプラスチック素材であっても十分あいます。
ナチュラルスタイルだと木の質感や仕上げを変えたりすると違った表情が出ておもしろいです。

ひとつのダイニングテーブルの中に違う種類のチェアを楽しみたいという場合は4つのチェアであれば、2脚ずつで違うチェアにするなど半分ずつにすることでバランスをとることができます。
違うチェアにする場合でも、カラーや素材感などどこかに共通点を設けておくことで全体としてのバランス感がアップするので可能であればそうした仕掛けをしておくとおしゃれさが増すのでおすすめです。


いかがだったでしょうか?
4つのステップによるダイニング選びが、お気に入りのダイニングスペースを作るヒントになれば幸いです。



テイストごとのダイニングテーブルを取り扱うインテリアショップ

これまでダイニングの選び方についてご紹介してきましたが、実際にどこで購入すればいいのかというのもあると思います。
お近くのインテリアショップに足を運んで購入するのもいいですが、最近だと家具をネットで購入するというのも当たり前になってきています。

ネットでの購入はポイントバックや送料無料などの割引サービスといった特典がつくことが多いので、けっこうおすすめです。

ここではテイストごとにダイニングテーブルのテイストごとのおすすめのショップをご紹介します。


デザイナーズテーブルならhhstyle.com

hhstyleのダイニングテーブルTrapeze
(出典:http://www.hhstyle.com/)
デザイナーズ家具ならhhstyle.comがおすすめです。
豊富なデザイナーズ家具が取り揃えられており、無料会員に登録するだけで5~15%程度の特別価格が適用されるので、店舗で購入するよりも安く購入することが出来るのです。

商品のイメージ画像も商品の詳細からコーディネートされたものまでたくさんあり、まるで店舗に足を運んでいるようなショッピング体験ができます。

常にスペシャルセールも開催されていて、通常価格より30%程度の割引がされています。
高価なブランド家具になるので、セールや特別価格を駆使してお得にゲットしたいですね。

北欧ダイニングならKAGU350

KAGU350のダイニングテーブルILALI
(出典:http://kagu350.com/)
家具350という変わったネーミングですが、年収350万円くらいの世帯でもインテリアを楽しんでもらいたいというコンセプトのもとで作られたネットショップです。
様々な雑誌でも特集を組まれるほどの人気ショップで、北欧スタイルの家具に特化しているので、北欧ダイニングを作りたいなら一度見ておいて損はありません。

hhstyle.comも北欧デザイナーズ家具に強いショップですが、デザイナーズ家具を見た後だとその価格差に驚かることだと思います。
スペシャルセールだとMAXで80%OFFになっている商品もあったりするので、ちょくちょく見ておくと掘り出し物に出会えるかもしれません。

KAGU350のダイニングテーブルを見る

モダンダイニングを作るならARMONIA

ARMONIAのダイニングテーブルAICA
(出典:http://www.armonia.jp/)
モダンスタイルというとイタリアンブランドが主流になってきますが、国産のモダンブランドとしてアルモニアは高いデザイン性とコストパフォーマンスを両立しています。
イタリアンブランドだと40~50万円くらいはしそうなダイニングセットも、アルモニアなら10万円前後で購入できます。

安かろう悪かろうという風に思われるかもしれませんが、ジャパンオリジナルの日本基準の品質は、はっきりいってインポートもの以上だとも言えます。

ソファが有名なアルモニアですが、ダイニングセットもクールでスタイリッシュなデザインが揃っていて、商品数はそれほど多くはないですが、おすすめできるショップです。

ARMONIAのダイニングテーブルを見る

アジアンスタイルならa.flat(エーフラット)

a.flatのダイニングテーブル バンブー
(出典:http://aflat.asia/)
日本発信のアジアン家具ブランドとして確固たる地位を築いているブランドです。
特徴としてはアジアン家具特有のどこか野暮ったい感じは一切なく、アジアンモダンスタイルのリゾートホテルのような高級感があります。

高級な無垢材、またラタンやウォーターヒヤシンスといったアジアン家具特有の素材をとても上品にまとめているので、とても落ち着いた洗練されたダイニングスペースが出来上がると思います。

a.flatのダイニングテーブルを見る


この記事を監修しているのは?

高級家具・インテリアリサーチ部門

元建築家や現役インテリアコーディネーターや家具販売店員で編成。
国内外の高級家具やブランドなどを徹底的にリサーチし、定番からまだ見ぬブランドや家具を発掘しています。
世の中のトレンドや流れを敏感に察知し、常に新しい情報を発信出来るように奮闘しています。




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