BALLY バリー
BALLY

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バリー Overview

BALLY(バリー)ってどんなブランドなの?

バリーストライプスニーカー
 
レッド×ホワイトもしくはブラック×ホワイトの3本ラインを見かけることってありますよね?
BALLY(バリー)のトレードマークであるストライプですが、20~30代の男性から特に支持を集めている分かりやすいブランドシグネチャー。

ハイブランドなのか?それとも違うのか?
みたいな議論が巻き起こることもしばしばのバリーですが、創業時のブランドの格でいうとハイブランドにカテゴライズされるべきスイスを代表するブランドでしたが、創業者一族の手を離れてからの昨今はアクセシブルラグジュアリー(手の届くラグジュアリー)のカテゴライズになってくると思います。

2018年に山東如意という中国資本のグループに買収されたこともあり、中国で製造されることも多くなっていますが、品質はそれほど悪いわけでもなく価格なりの価値は感じられます。
決して安いブランドではないですが、びっくりするような価格帯でもなくCOACH(コーチ)やMICHAEL KORS(マイケル・コース)、LONGCHAMP(ロンシャン)などに近いイメージでしょうか。

バリーウェア
 
もともとは靴のブランドでしたが、2000年以降のリブランディングによってトータルファッションブランドとしての色を強く打ち出していて、オーソドックスなデザインでややスポーティーなスタイルであることからどちらかというとメンズ人気の方が高くなっているブランドでもあります。

歴史的にみると非常に優れたブランドであり、ブランドのモダナイズ化にも成功しているブランドですので、どんなブランドなのかをもう少し掘り下げてみたいと思います。



ブランドのシグネチャーは3本ラインの『バリー・ストライプ』

バリーストライプ
 
BALLY(バリー)のアイテムってどんなイメージですか?
と聞かれて真っ先に思いつくのは赤と白のストライプ柄ではないでしょうか。

『バリー・ストライプ』と呼ばれるこのデザインは、実は今から100年近くも前の1930年代に考えられたデザインであり、時を超えてもタイムレスに愛されているブランドシグネチャーなのです。

バリーはスイスが発祥のブランドで、スイスブランドであることに誇りを持っていました。
ある日、アルプスの山々をさっそうと駆け抜ける機関車が誇らしげに掲げていたスイス国旗を見て、そこからインスピレーションを得て生み出されたのです。


 
スイス国旗はご存知の通り、赤地の中央に白の十字があしらわれたデザイン。
この赤と白というカラーコーディネートをストライプに置きかえてバリー・ストライプとなりました。

今ではシューズやバッグ、ウェアなどのあらゆるところで使われ、さらにアレンジや再解釈が加えられながらブランドのアイデンティティとして愛され続けています。



機械化を否定しない最先端と職人技の融合

バリークラフトマンシップ
 
BALLY(バリー)はスイスで1851年に創業したかなり伝統的なモノづくりブランドです。

1800年代の半ばというのはちょうどヨーロッパで産業革命が起こり、機械化による大量生産にシフトしていく時代でした。
伝統的なモノづくりブランドでは、一般的には大量生産へ移行せずに職人による手作業にこだわるブランドが多いですが、バリーの創業者であるカール・フランツ・バリーは機械化という考え方に普通とは違うアプローチをとったのです。

というのは、ブランド創業からほどなくしてアメリカやイギリスなどの最新技術を積極的に取り入れて工場の機械化を推し進め機械に任せられるところは機械に任せ、人の手によってやるべき部分を人がやるという分業制を取り入れていきました。

バリーシューズ
 
1927年には創業の地シェーネンヴェルトに研究開発のための「BALLY LAB」も開設し、新しい技術に加えて、新たな製造工程の開発なども行われ、こうした研鑽の結果として1950年代に大ヒットした名作「スクリーブ」の大ヒットにもつながっています。
グッドイヤーウェルトも完成してすぐに取り入れていますし、クラフトマンシップの伝統は残しつつ技術と職人の共存共栄を行っているブランドです。

確かな品質というのは認められ、1948年に行われたサンモリッツ オリンピックの際にはスイスチームの公式シューズとして採用され、スラロームでは男女ともにバリーのスキーブーツで競技に挑んだほどですし、1953年に世界最高峰エベレストの登頂に成功したサー・エドモンド・ヒラリーとテンジン・ノルゲイはバリーのシューズを履いていました。さらに1960年代にNASAからの依頼で宇宙靴のデザインも行っているのです。

現在もクラフトマンシップにはもちろん重点はおかれていますし、最新の技術を取り入れることも当然のように行い、職人と先端技術が手を取り合い伝統の技を守りつつ良い製品を送り出しているのです。



バリーの歴史は苦難との闘い

昔の広告
 
BALLY(バリー)はスイス発祥のブランドで150年以上の歴史を誇る老舗ブランド。
そして、その長い歴史の中ではブランドとしての浮き沈みもありますし、色々な苦難を乗り越えて現在に至っています。

元々はリボンや男性用のサスペンダーを製造するメーカーだったのですが、そこから靴作りへと業態をシフトさせ、1800年代の後半にはすでにスイスを代表する靴ブランドとしてその地位を確立していきました。
カーフレザーを初めて靴の素材として採用したのもバリーであり、しゃれたデザインと高級感、そして作りの良さから世界大戦や大恐慌などの苦難を経て、スイスという国にとっても財産とも呼ばれるブランドへと成長していったのです。

創業者の孫マックス・バリーは数々の名デザインを残しましたが、マックス・バリーの死後一気にブランドが傾き、すぐに買収され創業者一族の手から外部の手へ渡りました。

トータルファッションブランド
 
ブランドとしての明確なヴィジョンを失ったバリーは失速し、低迷しましたが2000年代に入り、テキサス・パシフィックグループが買収したことによってBALLY(バリー)はリスタート、またリブランディングしてトータルファッションブランドへと舵を切ります。

何度もブランドの所有者が変わり、クリエティブ・ディレクターも変わり、紆余曲折を経て現在に至っていますが過去の栄光を取り戻すというところまでは至っていないというのが現状です。

数々の苦難を乗り越えたスイス伝統ブランドの歴史



コラボレーションからみるBALLYとストリートの意外な関係


 
バリーというと歴史もあり、格式の高いブランドというのは一般的なイメージとしてはあると思います。
でも実はストリート、ヒップホップシーンとも深い関わりがあるというのは意外と知られていないところ。

バリーがグラミー賞受賞もしているヒップホップ界のカリスマ「SWIZZ BEATZ スウィズ・ビーツ」との共同プロジェクトとして異色のコラボレーションを行ったのです。

時代を遡ると1980年代、どちらかというとバリーが落ち目の時代ですがスリック・リックやダグ・E・フレッシュといったヒップホップの重鎮が履いていたのがバリーのスニーカー。
リリック(歌詞)にもバリーの靴や服が登場していたのは驚きです。
今よりもはるか昔からバリーというブランドはヒップホップシーンに根付き、若手ヒップホッパーの憧れのブランドだったのです。


 
スウィズ・ビーツによるコラボレーションの第1弾はスペイン出身のアート・ディレクターであるリカルド・カボロ。
リヤドロとのコラボもしているアーティストであり、カラフルでエネルギッシュな作品が魅力。
このリカルド・カボロのグラフィックアートが描かれた世界初のバリーカフェが銀座にオープンしたのが2017年のこと。


 
そして第2弾となったのがロンドンのストリートアートシーンでは知らない者はいないというくらい有名なSHOK-1
X線アートという独自の切り口から、フリーハンドでどんな緻密なラインも紡ぎだすグラフィックアートは高い評価を集めています。
このX線アートがプリントされたウェアやバッグなどのアイテムというのがクールすぎる仕上がりとなりました。

バリーの持つ妥協しないモノづくり精神とアーティストとしてのこだわりを持って音楽を作るラッパーの間に親和性があり、そこがバリーとヒップホップという一見すると全く異なるカルチャーを繋いでいるのです。


伝統あるブランドでありながら、現代的なエッセンスを多分に含んだブランドBALLY(バリー)。
ブランドとしては紆余曲折がありながらも高い技術によって裏付けられた製品を送り出し、今後も新しいスタイルを魅せてくれるでしょう。


次は、「数々の苦難を乗り越えたスイス伝統ブランドの歴史」

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この記事を監修しているのは?

ラグジュアリーブランド・ハイファッション調査部門

ラグジュアリーブランドやハイブランドでの勤務経験者、雑誌編集者、とにかくラグジュアリーブランドやハイブランドが好きなメンバーで編成。
好みや主観が入ったり、否定的な意見が存在するのは、ハイブランド.comの味であり、外部からの影響から独立しているからこそ出来ること。
世の中のトレンドや流れを敏感に察知し、常に新しい情報を発信出来るように奮闘しています。



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