目次
1.意外と知らないおくるみってなぜ必要? 2.他にもおくるみが必要な理由はたくさん 3.おくるみっていつまで使えるの? 4.おくるみの選び方ガイド 4-1.人気素材は季節によってガラッと変わる 4-2.実は1枚布だけじゃない便利なタイプいっぱい 4-3.サイズ感は120cm四方が定番 4-4.〇枚セットって意味がある? 4. おくるみ人気ランキング 5. おくるみ人気ブランドの評価
意外と知らないおくるみってなぜ必要?
おくるみというのは、赤ちゃんを巻くように包む大きな布のことです。
アフガンやスワドルとも呼ばれるものもおくるみと同じです。
よく小さな赤ちゃんが布に巻かれて抱っこされている姿を見かけることがありますが、これがおくるみを巻いた状態の赤ちゃん。
おくるみで腕や足を曲げ体にくっついたような状態を作ってあげることで、まるでお母さんのお腹の中にいるような安心感を赤ちゃん与えることができ、ぐっすりと眠ってくれるのです。
一見窮屈に思えてしまうような体勢でも赤ちゃんにとってはとても心地いいのがおくるみ状態で、おくるみは新生児のマストアイテムにもなっています。
他にもおくるみが必要な理由はたくさん
赤ちゃんをお母さんのお腹の中のような体勢で安心させるためにおくるみが必要というのは理解できると思いますが、実は他にもおくるみをしてあげることで赤ちゃんにとって良い効果がたくさんあるのです。
ひとつは、体温調節の補助的な役割を担ってくれます。
赤ちゃんは大人の様に上手く体温の調節が出来ないので、夏のエアコンが効いている部屋にいる時や肌寒い日などにはおくるみを巻いてあげるだけで赤ちゃんの体温を調節できるので便利。
もうひとつは、抱っこにしやすさにも関係してきます。
おくるみが必要な時期というのは、赤ちゃんの首がまだ座っていない時期で抱っこしようにも安定していない状態。
正直抱っこするのもちょっと怖いのですが、おくるみを巻くことで首も少し安定するので抱っこがしやすくなります。
最後にモロー反射を抑えるというのがあります。
モロー反射というのは、赤ちゃんが音などの刺激を受けた時にびっくりして手足をビクッとさせ何かに抱きつこうとするような反応です。
大人でも寝ている時にいきなりビクッとなることがたまにありますが、あれに似たような反応です。
赤ちゃんも寝ている時にモロー反射が起こるので、おくるみでしっかりと包み込んでおくことで赤ちゃんを安心して眠らせることが出来るのです。
おくるみっていつまで使えるの?
おくるみを使う期間というのはそれほど長くはありません。
大体新生児~4か月くらいまでで寝返りが出来るようになってくるとほとんど使わなくなるでしょう。
ただ、おくるみ自体はとても心地いい素材で作られていることが多いので、使用時期が終わって、おくるみとしての用途以外にもタオルケット代わりやオムツ替えの時のシート代わり、授乳ケープなどまだまだ活躍してくれるシーンがあるのです。
おくるみはけっこう汚れやすいですし、色々な用途で使えることを考えると何枚かあった方が便利なので出産祝いなどの贈り物としても重宝します。
おくるみの選び方ガイド
おくるみを選ぶ際に一番に考えることは、どんな素材で出来ているかということ。
赤ちゃんの肌に直接触れるものですし、使う季節によってもおくるみに求めることは変わってきますのでまずはどんな素材がいいかを考えておきましょう。
あとは、必ずしも正方形の布というわけでもないのでその形だったり、大きさが使いやすいかというのもポイントになってきます。
おくるみは、贈り物として頂くことも多いのですが、かさばらないですし、洗濯の時の洗い替え用などで複数持っている方が便利なので洗い替えセット品などを検討するのもいいでしょう。
人気素材は季節によってガラッと変わる
おくるみには色々な素材が使われていますが、主に季節によって人気の素材がガラリと変わってきます。
おくるみを使う期間というのは大体4か月くらいとなると、春から初夏辺りに生まれた赤ちゃんであれば春夏仕様の素材がいいですし、秋から冬にかけて生まれた赤ちゃんだと冬仕様の素材のおくるみが必要になってきますね。
ただ、あまり外に出ないのであればオールシーズンものや夏用のものでもこと足りるでしょう。
オールシーズン使える人気の素材
(出典:https://www.adenandanais.co.jp/)
年中使える素材としてよく名前を聞くのがモスリンコットンでしょう。
おくるみの鉄板人気ブランドaden+anais(エイデンアンドアネイ)でも定番素材として使われている柔らかく丈夫な高級織物のひとつ。
中性バングラディッシュで生まれた少し変わった名前のコットンは、織目が繊細なので肌触りがよく、そして通気性にも優れています。
洗濯機でも洗え、洗うほどに柔らかさが増して馴染んでいくので、赤ちゃんにとってもはぴったりの素材と言えるでしょう。
(出典:https://newcastleclassics.jp/)
近年人気なのは、竹を原料とするレーヨンから作られたバンブー素材。
吸水性、通気性に優れた素材で年中快適な状態で使えるというのに加え、まるでシルクのようなサラサラとした肌触りが特徴です。
(出典:https://organically.jp/)
もうひとつは、タオルに使われるパイル地。
タオルと同じなのでふわっとした肌触りでとても柔らかく、汗もしっかり吸ってくれる万能素材。
吸水性が抜群なうえに温かいので、夏でも冬でも使えるオールラウンダーな素材です。
タオルと同じ素材ということで、今治タオルなどのタオルメーカーのものが有名です。
パイル地のメリットは、バスタオルやタオルケットのような他の用途としても使いやすいことで、フード付きのタイプなどはお風呂上りに赤ちゃんの体を包み込んで湯冷めから守ってくれるアイテムとしても重宝します。
夏の赤ちゃんにはガーゼ一択
暑い夏にはコットンを薄く柔らかく織ったガーゼが一番赤ちゃんに適しています。
ただでさえ汗っかきな赤ちゃんなので夏はいつもベッタベタです。
ガーゼだと吸水性にも通気性にも優れていますので、涼しくて汗をかいてもすぐに吸い取ってくれます。
乾きやすいというのもガーゼの特徴ですね。
冬はやっぱり暖かい素材が一番
家の中にいればオールシーズンものや厚手のガーゼ素材でも問題ないのですが、冬にお外に出るのであれば冬用のおくるみも必要です。
冬用の防寒対策おくるみとして人気の素材は、フリースやマイクロファー、キルティングなど大人のアウターとしても使われているような素材。
肌触りがよくて暖かいものを選びましょう。
ベビーカーのひざ掛けにもなりますし、防寒用素材の場合は足までカバーしてくれる足つきタイプも多いので冷えを防いでくれます。
ただ、防寒タイプの場合は赤ちゃんにとって暑すぎることもあるので、暑がっていないか様子をしっかり見てあげましょう。
実は1枚布だけじゃない便利なタイプいっぱい
おくるみは四角形の一枚布で、赤ちゃんに巻き付けて使うというのが一般的なイメージではないでしょうか。
でも実はおくるみにも色々な形のものがあって、より使いやすさを考えたものや可愛らしいユニークな形のものがあったりするのです。
使い方いろいろ、応用の効く1枚布タイプのおくるみ
色々な形があるとはいえ、やはり王道は正方形や長方形など四角形の1枚布。
色々な巻き方が出来ますし、おくるみとしてだけではなくタオルケットやオムツ替えシート、ベビーカーのひざ掛け、バスタオルなど使い方が広がります。
おくるみは数枚あっても困らないのですが、ひとつは持っておきたい便利なアイテムとしてはスタンダードな1枚布タイプです。
新米ママも安心のボタン、ファスナー付きおくるみ
おくるみをきれいに巻くというのは慣れるまでは意外と難しく、うまく巻けていないと赤ちゃんがズレてきたり、布がゆるんであまりおくるみの意味がなくなってしまいます。
そんな時に助かるのが、ボタンやファスナー、マジックテープ付きで包むだけでしっかりと赤ちゃんを固定できるタイプ。
簡単に巻くことが出来るのでおくるみを巻くのに慣れていなくても簡単に使うことが出来ます。
あったかいフード付きは寒さ対策に
フード付きのおくるみというのも冬用では人気があり、頭をすっぽりと覆って寒さから守ってくれるというのがいいところ。
フリースやマイクロファーなどの温かい素材なら保温効果もばっちりですし、パイル地のタイプならバスタオルとしても使えるので一石二鳥。
よく動く赤ちゃんには手足カバーがおすすめ
おくるみには手足のカバーがついているタイプもあります。
巻くだけだとすぐにはだけてしまうような良く動く赤ちゃんには手や足カバーがついたタイプのおくるみがおすすめ。
特に冬の時期には足などが出てしまって冷えてしまうこともありますが、カバー付きだとしっかりと冷えからも守ってくれます。
サイズ感は120cm四方が定番
サイズとして定番は120cm×120cmの正方形。
一般的には大判とも言われるようなサイズ感にはなりますが、120cmサイズだとオムツ替えシートやプレイマット、素材によってはバスタオル、タオルケットにも出来ますし、ベビーカーのひざ掛けに使う場合も大きければ折りたたんでサイズ調節することが出来るので用途が広がります。
さらに大きいサイズの140cmや小さな80㎝くらいなどもあり、小さなサイズだと生まれたての赤ちゃんでも布があまり過ぎないのでぴったりフィットしてくれます。
出産祝いなどで高級ブランドのおくるみを送る場合には、小さめサイズでも喜んでもらえること間違いなしです。
〇枚セットって意味がある?
おくるみはけっこう汚れるというのは、想像に難しくないはずです。
おくるみをしたままミルクをあげることもありますし、オムツ漏れをすることもあります。
なので、日常使いするようのおくるみは数枚あった方が絶対に便利です。
そういう意味では、セット商品は同じようなおくるみが数枚セットになって割安になるので、どのみち数枚購入する予定ならセット商品として購入した方がお得になるでしょう。
おくるみというのは、赤ちゃんが産まれる前だとその必要性もイメージしにくいものです。
ただ、赤ちゃんが産まれた後だとないと困る必須アイテムだということに気づくでしょう。
赤ちゃんが心地よく眠ってくれる快適なおくるみを選びの助けになれば幸いです。
おくるみ人気ランキング
おくるみには季節によって素材や形状など考えるべきポイントがあり、さらにその素材や形状などを得意にしているブランドもあります。
人気のあるものが必ずしもあなたの求めるおくるみと合致するかは分かりませんが、人気のあるモデルというのは多くのママから選ばれているという事の証明にもなるので大いに参考になると思います。
人気のおくるみ
おくるみの人気ランキングはこちらからチェックできます。
この記事を監修しているのは?
キッズ・ベビー担当部門
おくるみ人気ブランドの評価
おくるみには多くのブランドがありますが、当サイトではそれぞれのブランドに対してユーザー様の評価を登録して頂き、ランキング形式で表示しています。
ユーザー様による評価なので偏りなどが発生している可能性はありますが、どういったブランドが注目されているのかを知る一助にはなるのではと考えています。
第 1 位 エイデンアンドアネイ
「おくるみ=aiden+anais(エイデンアンドアネイ)」というくらいおくるみの定番ブランドとして有名です。
日本ブランドではなく、ニューヨーク発のインポートブランドなのですが看板であるモスリンコットンを世界に広めたパイオニア的な存在として日本だけではなく、世界中で大人気のブランド。
英国王室でも使われたほどの高品質ブランドなのですが、お値段はとてもリーズナブルなので日常的に使うおくるみとしても最適ですし、出産祝いなどのギフトでも鉄板ともいえるブランドです。
知名度 | セレブ感 | ギフト | おしゃれ度 | コスパ | 品質・機能 |
---|---|---|---|---|---|
95 | 80 | 98 | 83 | 95 | 90 |
総合評価:90
第 2 位 スワドルアップ
『奇跡のおくるみ』とまで呼ばれるオーストラリアで売上No.1を記録し、数々のアワードを総なめにしたおくるみのゲームチェンジャーSwaddle Up(スワドルアップ)。
夜泣きに悩まされ続けた創業者が赤ちゃんにとって安全で、自然な寝姿勢を作れるおくるみを発明し、おくるみの大変革を成し遂げたといってもいい代物。
実際に夜泣きに悩まされる世界中のママを救っている途上で日本でも上陸から話題沸騰し、すでに多くのクチコミで2人目の夜泣き対策に成功したという喜びの声も出てきているほど。
知名度 | セレブ感 | ギフト | おしゃれ度 | コスパ | 品質・機能 |
---|---|---|---|---|---|
68 | 63 | 95 | 78 | 92 | 97 |
総合評価:82
第 3 位 カシウェア
アカデミー賞やグラミー賞の受賞者ギフトに使われ、フォーシーズンズやリッツカールトンといった一流ホテルでも採用されている高級ブランケットの代名詞kashwere(カシウェア)。
独自素材のkashwereで、まるでカシミアのような優しい肌触りを再現しつつ、吸水性や速乾性に優れた赤ちゃんにもぴったりなおくるみになっています。
出産祝いなどでもとても喜ばれるちょっと頑張ったギフトに最適です。
知名度 | セレブ感 | ギフト | おしゃれ度 | コスパ | 品質・機能 |
---|---|---|---|---|---|
80 | 100 | 95 | 78 | 53 | 88 |
総合評価:82
第 4 位 リトルジラフ
ハリウッドセレブからも絶大な人気を誇るLittle Giraffe(リトルジラフ)。
アメリカには高級ブランケットブランドというのがたくさんありますが、デザイン製の高さや極上の肌触り、そして話題性に高さによって2000年の創業以来どんどん人気を高めてきているブランド。
出産祝いなどのギフトとして考えても、高級感やデザイン性と赤ちゃん向け可愛さのバランス、品質などとても良い塩梅になっているので喜ばれること間違いなしです。
知名度 | セレブ感 | ギフト | おしゃれ度 | コスパ | 品質・機能 |
---|---|---|---|---|---|
75 | 98 | 93 | 85 | 48 | 90 |
総合評価:81
第 5 位 ルルジョ
大判おくるみを広げるとフォトフレーム代わりになって月齢カードと一緒に赤ちゃんの記念写真がとれる月齢フォトおくるみで大人気のLulujo(ルルジョ)。
おくるみとしてもモスリンコットンを使ったおしゃれなデザインで、aden+anais(エイデンアンドアネイ)の一人勝ち状態を打ち破る活躍を見せているカナダのブランド。
出産祝いのプレゼントとしてもとても喜ばれる素直にカワイイおくるみです。
知名度 | セレブ感 | ギフト | おしゃれ度 | コスパ | 品質・機能 |
---|---|---|---|---|---|
63 | 55 | 98 | 93 | 95 | 80 |
総合評価:81
第 6 位 ココムーン
ハワイ生まれのアロハなおくるみとして2016年に日本上陸し、おしゃれママたちから注目を浴びているCoco Moon(ココムーン)。
出産祝いの贈り物としてもセンスのいいブランドとして知られています。
エイデン&アネイをはじめとするモスリンコットンではなく、バンブーレーヨンを素材の軸としたおくるみはシルクに近いようなスベスベの肌触りで、パイナップルやフラガール、ハイビスカスのようなハワイを感じるデザインもあり、ちょっと違うおくるみを求める方にもぴったりです。
知名度 | セレブ感 | ギフト | おしゃれ度 | コスパ | 品質・機能 |
---|---|---|---|---|---|
75 | 83 | 93 | 88 | 73 | 70 |
総合評価:80
第 7 位 スワドルデザインズ
おくるみ界のスタンダードaden+anais(エイデンアンドアネイ)と比較されることの多いSwaddle Designs(スワドルデザイン)。
日本での知名度や人気は圧倒的にエイデンアンドアネイの方が上ですが両ブランドの本国アメリカでは肩を並べるブランドです。
同じようにモスリンコットンを素材として使い、価格帯はややスワドルデザインズの方がリーズナブルなので最近ではスワドルデザインズを選ぶ方も増えています。
知名度 | セレブ感 | ギフト | おしゃれ度 | コスパ | 品質・機能 |
---|---|---|---|---|---|
70 | 70 | 78 | 88 | 95 | 80 |
総合評価:80
第 8 位 ミキハウス
日本が誇る高級ベビーブランドmikihouse(ミキハウス)だけにおくるみのバリエーションもとても豊富。
通年使える素材から夏用、秋冬用など様々な素材からピックアップできます。
中には「繊維の宝石」と呼ばれる海島綿を使った高価なアフガン(おくるみ)もありますのでセレモニーや記念写真を収める時にはお世話になるブランドではないでしょうか。
知名度 | セレブ感 | ギフト | おしゃれ度 | コスパ | 品質・機能 |
---|---|---|---|---|---|
98 | 90 | 93 | 65 | 45 | 85 |
総合評価:79
第 9 位 ベアフットドリームス
海外セレブや日本でも芸能人、モデルのインスタにも登場して話題のBAREFOOT DREAMS(ベアフットドリームス)。
ブレークしたのはぬいぐるみとブランケットが一体になった可愛らしい赤ちゃんの姿。
ただ見た目がかわいいだけじゃなくて、オリジナルのマイクロファイバー素材による極上フワフワの肌触りは赤ちゃんだけでなく大人もハマってしまうほどです。
高級感もあって、実用的なベアフットドリームスのブランケットは出産祝いでも必ず喜ばれるカワイイと心地良いを両立させたアイテムなのです。
知名度 | セレブ感 | ギフト | おしゃれ度 | コスパ | 品質・機能 |
---|---|---|---|---|---|
63 | 100 | 95 | 88 | 48 | 83 |
総合評価:79
第 10 位 ジェラートピケ
gelato pique(ジェラートピケ)は、モコモコふわふわの肌触りにうっとりする女子ならみんな大好きなルームウェア。
そんなジェラートピケですが、ベビー用のブランケット(おくるみ)もあるので出産祝いなどのプレゼントで喜ばれること間違いなしです。一般的なおくるみブランドように120cm四方の大判サイズではなく、70~80cm四方の小ぶりサイズなので3か月くらいまでの赤ちゃん向けですが、可愛いデザインなのでおくるみ以外にもブランケットやバスタオルなど色々な使い道もあるので重宝しますよ。
知名度 | セレブ感 | ギフト | おしゃれ度 | コスパ | 品質・機能 |
---|---|---|---|---|---|
95 | 78 | 93 | 83 | 73 | 50 |
総合評価:79