目次
1.壁掛け時計を選ぶ時の基本的な考え方3つ 1.世界の名作ウォールクロック 1.海外で人気のウォールステッカークロック
壁掛け時計を選ぶ時の基本的な考え方3つ
インテリアの小物の中でも必須のアイテム、それが時計です。
日本人はとくに時間に追われて生きる悲しい性を持っていますので、時間を知るための時計は生活必需品。
家の中でいちいちスマホや腕時計で時間を確認するのってさすがに面倒ですしね。
いちいち時間を気にするのは嫌なものではありますが、せめてそんな時計をおしゃれに決めて時間を確認するときには、ちょっとほっこりできると心休まります。
ということで、マストアイテム壁掛け時計に関しての選び方のポイントを解説するのが目的です。
時計を選ぶときに考えるのは、大きく以下の3つ。
1. 時計の大きさ
2. 用途に合わせた機能
3. お部屋に適したデザイン
それでは、順番に見ていきましょう。
部屋の大きさに合わせて時計の大きさも決まる
よくある時計のサイズはこんな感じです。
小型 | 20cm~25cm |
中型 | 30cm前後 |
大型 | 50cm前後 |
例えば、寝室に壁掛け時計をかけるときに50cmもあるような大型の時計なんて要らないですよね。
むしろ、寝室の時計なんてほとんど見る機会もないですし、目覚まし時計で十分ではないでしょうか?
逆に広いリビングに小型の時計だとキッチンから見えにくかったりして不便に感じます。
要するに時計の大きさは部屋の広さや使用頻度によって決まってくると考えれば簡単です。
リビングの場合だと、どの角度からでもよく見えるように少し大きめの時計を選べばいいですし、玄関などにかけるものは小さくても構いません。
大型サイズ(50cm級)の時計というのは、かなり大きいので日本の住環境だとあまり見かけない大きさです。
一般的にはリビングでは、30cm前後の中型の時計がもっともよく使われています。
販売されているのも中型サイズが多いので、20畳くらいのリビングなら中型サイズを選んでおけば問題無いでしょう。
機能は時計の用途に合わせて選ぶ
時計の機能ってどんなものがあるでしょう?
例えば、先ほどの寝室の話であればバックライトのついたものであったり、リビングだと時間を知らせてくれる音が鳴るというのもいいでしょう。
バスルームやキッチンだと防水があった方がいいですし、時刻の正確性が絶対条件なら電波時計というのがあります。
壁掛け時計なので、それほど機能面で色々あるというわけではありませんが、時計を置く部屋や用途に合わせて時間を知る以外の機能を付け加えておくとより便利に使うことが出来ます。
電波時計は、ご家庭の時間の指針にもなりますので、ひとつはあった方が便利ですよ。
部屋のコーディネートに時計を合わせる
家具を選んでいく時には部屋のコーディネートスタイルを決めていると思います。
例えば、ナチュラルスタイルやモダンスタイルのようなものですね。
時計もインテリアコーディネートの一部と考えれば、デザインを部屋のスタイルに合わせておくことで一体感が生まれます。
ナチュラルスタイルなら、主に木を使った家具でコーディネートされているはずなので時計も木枠を使ったものにすることで部屋全体に統一感が生まれます。
また、モダンスタイルであれば、シンプルなスタンダードクロックや金属系の時計、流行りのウォールステッカークロックなど割りと合わせやすいと思います。
ミッドセンチュリースタイルならジョージ・ネルソンのサンバーストやボールクロックなど定番アイテムが合いますよね。
時計をアクセントアイテムや外しアイテムとして使うこともできるので、必ずしも部屋のスタイルに合わせないといけないということもないですが、コーディネートの統一感を求めるなら素材感などを合わせるだけで全然違ってくるのです。
ここで紹介した大きさや必要な機能、デザインの統一というのは、インテリアにこだわりを持っている方ならおそらく当たり前にやっていることだと思います。
ここからは、時計の定番や名作、ユニークな時計をいくつか紹介していきます。
世界の名作ウォールクロック
名作時計 Sunburst Clock (サンバースト)
(出典:http://www.hhstyle.com)
ミッドセンチュリーを代表するアメリカ人デザイナーのジョージ・ネルソンがデザインした名作時計がサンバースト。
太陽をイメージしたような時刻を表す12本のラインが特徴的な時計です。
ジョージ・ネルソンは時計が有名で他にもボールクロックなどもデザインしたデザイナーで、このデザインを見れば大抵の人はどこかで見たことあるでしょうし、ある程度インテリアに詳しい方なら絶対に知っている時計なのです。
また、ミッドセンチュリースタイルであれば、欠かせないアイテムでもあります。
単色の時計もありますが、やはりサンバーストといえばマルチカラーがおすすめです。
正規品はVITRA(ヴィトラ)で製造され、3~4万円くらいで販売されていますが、リプロダクト品もかなり出回っているので、その場合は1万円前後になっている事が多いです。
名作時計 Wall Clock Bankers (バンカーズ)
(出典:http://www.hhstyle.com)
こちらもサンバーストに負けないほどの名作で、北欧の巨匠アルネ・ヤコブセンがデザインしたものです。
アルネ・ヤコブセンといえばセブンチェアやアントチェアといったチェアのデザインでも有名ですが、時計もこのバンカーズやローマンなど名作クロックを多数発表しているのです。
すごくシンプルなのですが、中央のわずかなレッド、そして時間を表すメモリは12のマスになっていて、1時から順にメモリの黒に塗られた位置が変わっていっているのです。
この何気ないデザインの中に隠された味わいが名作たる由縁ですね。
ローゼンタール社が完璧な復刻をしていて、価格的には3万円前後になります。
名作時計 Max Bill Wall Clock (マックス・ビル ウォールクロック)
(出典:http://www.hhstyle.com)
バンカーズよりもさらにシンプルな名作時計がマックス・ビルのデザインしたウォールクロック。
マックス・ビルがバウハウスの巨匠と呼ばれたデザイナーだけに、デザインされたアイテムも無駄を削ぎ落とした機能的な美しさを追求したものになっています。
1から12までが中に内側に、5から60までが外側に書かれている、本当にそれだけなのですが、アルミニウムの質感がとてもクールな見える時計です。
ユンハンス社が正規品として販売していて、価格は5万円程度前の2つと比べるとと少し高くなっていますね。
名作時計 Finn Juhl Wall Clock (フィン・ユール ウォールクロック)
(出典:http://www.hhstyle.com)
北欧の名作時計というとフィン・ユールも忘れてはいけませんね。
杢目の美しい木のお皿のような枠に時間を示す銀色のポチが3時、6時、9時、12時には2つ、それ以外の時間には1つと非常にシンプルなデザインなのに存在感が抜群です。
フィン・ユールもアルネ・ヤコブセン同様に北欧デザインの巨匠として数々の家具を手がけていますが、ニューヨーク国連、信託統治理事会会議場を飾ったこの時計もまた名作として語り継がれています。
アーキテクトメイドによって製造されていて、価格は12万円台とかなり高価になります。
海外で人気のウォールステッカークロック
海外ではかなり人気となっていて、最近日本でも人気が爆発しつつあるウォールステッカークロック。
なんといってもいいところは壁に穴を空けなくてもよくて、張替えも自由にできるということ。
これは特に賃貸住宅にお住まいの方には最適の時計です。
しかもデザインがかなり高くて、インテリアとしての魅力もかなり高いです。
ステッカーの貼り方によっては自分好みにアレンジしたりすることもできるので、クリエイティブなセンスも光ってきます。
さらにもうひとつの利点は価格も安いということ。
デザイン性の高いウォールクロックを買おうとすると1万円くらいはしますし、デザイナーズものだと数万円するのが一般的ですが、ウォールペーパークロックだと数千円、しかも前半くらいの価格帯で収まってしまいます。
場所も問わずで実用性も高いので、本当にメリットばかりです。
気になる方は一度チェックしてみてください。
これまで時計を置きたくても置けなかった悩みが一気に解決してしまうかもしれませんよ。
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