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デザイナーストーリー

イタリアで最も忙しいプロダクトデザイナー

1954年にイタリア・ミラノで生まれ、1979年ミラノ工科大学を卒業後、同年よりArtemide（アルテミデ）のガラスコレクションを始め、さらにそこから10年に渡りCappellini（カッペリーニ）でアートディレクターやイメージマネージャーを務めます。その他にも一流家具メーカーのプロダクトデザインを兼任しています。

彼は工業デザインだけでなく、構想を具現化させる仕組みづくりやミラノのサローネ、エウロルーチェ、ミペルなどの見本市、ケルンの家具見本市、パリの家具見本市の展示デザインなどの展覧会の会場構成をはじめ、建築デザインにも関わっています。 初期の作品例には「 La stanza si mette in mostra 」「Out of Scale,Mobili Maiuscoli 」「Shiro Kuramata at Museo di Milano」などがあります。


また、企業本社プロジェクトにも携わっており、ソシエテ･ジェネラル、パナソニック・イタリア、アルピネ、バイエルスドルフ、ミラノのアルゴール・ロジテック・ソフトウェア、チューリッヒのコンフィダス・シティーコープなど挙げただけでも実に多くのプロジェクトに参画しています。

1995年よりドルチェ・ガッバーナとD＆Gとのコラボレーションが成功することで、ファッションの分野にも進出し、店舗やショールームのデザインを世界中で展開しており、非常にマルチな才能を発揮しています。

昨今では、ANTEPRIMA（アンテプリマ）、GERANI（ジェラーニ）、Valextra（ヴァレクストラ）とICEBERG JEANS（アイスバーグ・ジーンズ）といったファッションブランドの領域へ更なる進出を続けており、さらにイタリアをはじめ、国内外の個人住宅も手掛けています。
プロダクトデザインでは、Arteluce（アルテルーチェ）、Artemide（アルテミデ）、barovier＆Toso（バロヴィエル＆トーゾ）、Cassina（カッシーナ）、Cappellini（カッペリーニ）、Casamilano（カーサミラノ）、Dornbracht（ドーンブラッハ）、Driade（ドリアデ）、FIAM ITALIA（フィアム・イタリア）、FLOS（フロス）、FontanaArte（フォンタナ・アルテ）、FOSCARINI（フォスカリーニ）、JAB（ジャブ）、Minotti（ミノッティ）、Molteni（モルテーニ）、MOROSO（モローゾ）、Serralunga（セラルンガ）、Venini（ヴェニーニ）など多岐に渡ります。
現在イタリアで最も忙しいプロダクトデザイナーの一人として知られています。

Dordoni Architetti （ドルドーニ・アルキテッティ）

Rodolfo Dordoni（ロドルフォ・ドルドーニ）、 Luca Zaniboni ルカ・ザニボーニ）、 Alessandro Acerbi （アレッサンドロ・アチェルビ）がミラノに開いた建築事務所、Dordoni Architetti （ドルドーニ・アルキテッティ）は、住居、商業、展示に関連する建築・インテリアデザインの分野で活動し、個人の邸宅や住宅、商業施設や産業施設のプロジェクトを実現する一方、ショールーム、展示会のスタンド、レストラン、ホテルなどの企画も手掛けています。

ELORO（エローロ）　Cassina

（出典:/www.cassina-ixc.jp//） 木製フレームに配された三角形や斜めのラインは「抜け」や「隙間」といった視覚的効果をもたらし、驚くべき軽量感を演出します。角と曲面、斜線と直線、華奢さと豊かな厚みといった絶妙なバランスによるフレームワークは、軽快さと優美さを感じさせます。ソファの仕上げとなる、やわらかく完璧なプロポーションのクッションは、フレーム部とぴったり調和し、誰もが思い描く快適性と満足感を実現しています。

BOBOLI（ボボリ）　Cassina

（出典:www.cassina-ixc.jp/） □の天板には□の脚、○の天板には○の脚という幾何学様式をもつテーブルです。視覚的に印象が大きい鳥かごのような脚は、ねじれている素材の集合体で、「カッシーナ」とドルドーニで開発したオリジナルの構造体です。クリーンな印象の薄い天板と美しくきらびやかな脚の対比が鮮やかな印象を与えますので、商業スペースなど眼を惹きつける空間では、その存在感を発揮することでしょう。

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この記事を監修しているのは？

高級家具・インテリアリサーチ部門

元建築家や現役インテリアコーディネーターや家具販売店員で編成。
国内外の高級家具やブランドなどを徹底的にリサーチし、定番からまだ見ぬブランドや家具を発掘しています。
世の中のトレンドや流れを敏感に察知し、常に新しい情報を発信出来るように奮闘しています。

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