- Established: 1956
- Nation:イタリア
- Website:http://www.depadova.it/en/
ブランド評価
当サイトに掲載しているブランドは世界的に通用する一流ブランドばかりですですが、
ブランド評価は独断と偏見に基づきながらも、当サイトに掲載しているブランドの相対評価を元に可能な限り客観的な視点で行っています。
不快感を感じられる方もいらっしゃるかも知れませんが、ご了承願います。
ブランド力 | 高級感 | 価格 | デザイン性 | 技術力 | 独創性 |
---|---|---|---|---|---|
6 | 6 | 5 | 6 | 7 | 5 |
総合評価:6
ひと言コメント
デ・パドヴァですが、イタリアではかなり有名なブランドです。
しかし、残念ながら日本ではあまり知名度は高くないです。
デザイン的にはバリバリのイタリアンモダンというわけではなく、北欧テイストがミックスされていて木を上手く使った少し柔らかめの雰囲気の家具はとても好感が持てるものです。
ハーマン・ミラーの製造権を取得しているように技術力は高く、ルカ・ニケットやフィリップ・ニグロといった期待の若手デザイナーの起用も積極的に行っていると点で非常におもしろいブランドです。
イタリアモダンのスタイリッシュな雰囲気と北欧スタイルの暖かさのいいとこどりをしたいという贅沢な方は是非検討してみてはいかがでしょうか。
ブランドストーリー
イタリアに生まれた北欧家具
(出典:http://www.depadova.it/)
デ・パドヴァはモダンデザイン全盛期の当時のイタリアには存在しなかった、柔らかな温もりある北欧家具に魅せられたデパドヴァ夫妻によって1956年にミラノに設立したショールームから始まります。
特定の地域や様式に囚われない個性的で洗練されたコーディネーションは、ボルゲーゼと呼ばれる北イタリアの上流階級の人々に圧倒的に支持されています。
同社のイメージをリードし、クオリティを維持し続けてきたマッダレーナ婦人は、センス溢れるミラネーゼマダムの代表格の一人として知られ、アッキレ・カスティリオーニをはじめ、ヴィコ・マジストレッティ、ディーター・ラムスなどといった優れたデザイナーとの友人関係を通じて製品開発を進めると同時に、国外で唯一、ハーマン・ミラーの製造ライセンスを取得し、製造まで手掛けるほどの確かな技術力により、その後のオリジナルプロダクトの発展につなげていきます。
また、「くつろぎ」を何よりも大切にするデ・パドヴァの家具は、クラシカルなテイストをバランスよく取り入れることでモダン過ぎないデザインが特長的です。シンプルでありながら温かみのある北欧家具に影響を受けた創業者マッダリーナ・デパドヴァのこだわりでしょう。
DePadova(デ・パドヴァ)の歴史
(出典:http://www.depadova.it/)
1956年にフェルナンドとマッダレーナ・デパドヴァ夫妻がミラノのショールームにスカンジナビアンスタイルの家具やオブジェを輸入したことから事業が始まりました。
60年代には旅行の最中にイームズのデザインしたワイヤーチェアに出会ったことで、ハーマン・ミラーに掛け合いチャールズ&レイ・イームズとジョージ・ネルソンのデザインした製品のライセンスを取得し、その生産のためにイタリアにICFデ・パドヴァを設立。
70年代に入り夫フェルナンドの死後はマッダレーナが一人で会社を切り盛りしていますが、その時期にヴィコ・マジストレッティとのコラボレーションを開始し、その後にアッキレ・カスティリオーニやディーター・ラムスとの関係も始まっています。
2000年代にはマッダレーナ・デパドヴァが彼女自身のキャリアとしてコンパッソ・ドーロ賞を受賞し、2009年にヴァレリアとルカという2人の子供たちのデ・パドヴァの経営を譲ります。
この時期にはすでにパトリシア・ウルキオラやnendo(ネンド)といった世界的デザイナーもデザインチームに加わっていました。
(出典:http://www.depadova.it/)
2015年にBoffi(ボッフィ)によって買収され、バス周りを中心とするボッフィと家具中心のデ・パドヴァ両社の相乗効果によって現代的な家具ブランドのリーダーポジションへと駆け上がります。
さらにオフィススペースに革新的な家具やストレージシステムを提供するMA / U Studioとのパートナーシップも結び、コントラクトへの体制も築いていきました。
こうしてデ・パドヴァはイタリア発の北欧家具ブランドとして世界的にも大きく羽ばたいているのです。
VIDUN(ヴィドゥン) 1887年 ヴィコ・マジストレッティ
(出典:http://www.depadova.it/)
ヴィコ・マジストレッティの名作木とネジとガラスのテーブルです。デ・パドヴァの最初のテーブルとして1987年に発表されました。Vidunとはミラノの方言で「ねじ」という意味。その名の通りネジ型の支柱を持ち、クルクル回すと高さが変わり66~80cmまで調節可能です。また3本の脚は60度づつ回転して固定され、3本のフレームにガラスの天板を載せるというシンプルだが印象的な構造を持つテーブルです。
INCISA(インチーザ) 1992年 ヴィコ・マジストレッティ
(出典:http://www.depadova.it/)
乗馬の鞍からインスピレーションを得て、イタリアデザインの 巨匠、ヴィコ・マジストレッティがデザインした作品です。
イタリアの革職人の技術無くしては生まれ得ない製品で、 背の後ろ側の厚革部分は特に手が込んだ作りになっています。 手仕事の部分が多いため、高価ではありますが、一生付き合えるマイチェアとしてのクオリティと風格を持った製品です。
Louisiana(ルイジアナ) 1993年 ヴィコ・マジストレッティ
(出典:http://www.depadova.it/)
背面を厚手の革、体に直接触れる背と座はさらりとしたファブリック、もしくは柔らかい革を使った、贅沢な作りのラウンジチェアです。デザインに過度な自己主張はないが、明確なコンセプトが感じられ、物理的にも視覚的にも快適で心地よく、マジストレッティのような円熟したデザイナーだけが実現できるクオリティです。
Tavolo アッキレ・カスティリオーニ 1995年
(出典:http://www.depadova.it/)
1995年にアッキレ・カスティリオーニによってデザインされたテーブルで長きに渡りデ・パドヴァの主力テーブルであり続けるロングセラーモデル。
テーブルトップには大理石を使用し、ミニマルでありながらも洗練された雰囲気を醸しだしてます。
ジョイント部分にはキャストアルミニウムを使用して、わずかに大理石のテーブルトップが浮いているように見えるのがクラシックな雰囲気を少しモダンに見せてくれています。
Pilotis フィリップ・ネグロ 2012年
(出典:http://www.depadova.it/)
フランス人デザイナーのフィリップ・ニグロによってデザインされたソファPilotis(ピロティ)。傾斜した無垢材の脚がシートと背もたれを支えて安定させ、パッドの形状は柔らかく、丸みを帯びてコンパクトです。ピロティは居心地の良い空間でリラックスして読書を楽しめる居心地の良いコーナーを作るのに最適です。
Railway Indoor ルカ・ニケット 2013年
(出典:http://www.depadova.it/)
ルカ・ニケットが2013年にデザインしたテーブルで大理石もしくは天然オーク材のテーブルトップとステンレスによるベースで脚の長さは調節可能。オールブラックやオールホワイトというミニマルデザインでスタイリッシュな美を感じます。
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