- Born in: 1926
- Nation:フィンランド
- Website:http://www.sarpanevadesign.com/
デザイナーストーリー
iittalaのシンボルをデザインしたデザイナー
1926年にフィンランドのヘルシンキに生まれ、1948年にヘルシンキ美術工芸大学グラフィックデザイン学科を卒業します
戦後の経済復興の時に、フィンランド各地でデザイン・コンペが盛んに行われており、様々な分野でこのコンペに応募していました。その中でリーヒマキ・ガラス主催の国際コンペで銀賞を受賞したことが人生の転機となり、以後ガラス素材にのめりこんでいきます。
大学卒業後は、フィンランドのガラスメーカーであるAhlstrom(アールストローム)に入社し、1950年にフィンランドのガラスメーカーであるiittala(イッタラ)のデザイナーに就任します。
Kayak(カヤック) 1953年
(出典:http://www.artnet.de/)
1953年にまるで極寒の熱い氷を表現したような「カヤック」を発表し、1954年にこのカヤックの芸術性が評価され、ミラノ・トリエンナーレの金賞を受賞します。
iシリーズ 1956年
(出典:http://www.iittalashop.jp/)
さらに1956年にサルパネヴァの代表作ともなる「iシリーズ」を発表し、2度目のミラノ・トリエンナーレ金賞を獲得します。
このiシリーズによってサルパネヴァの名前は国際的にも知られるようになりました。
現在のイッタラのログにもなっている「i」のシンボルマークはこの時にデザインされたもので、それが今でも引き継がれて残っています。
万人に愛されるアーティスト
1950年代はフィンランド3大デザイナーと言われるカイ・フランク、タピオ・ヴィルカラと共にフィンランドのガラス作品はまさに芸術の域にまで達し、フィンランドデザインを世界的な地位まで押し上げたと言えるでしょう。
その後もイッタラで数多くのガラス製品を手掛け、彫刻的なシルエットを持ったデザインは高い評価を得ています。
さらにテキスタイル、セラミック製品、メタルウェアなどガラス以外の日用品のデザインも手がけおてり、万人に愛されたアーティスティックなデザイナーです。
特にイッタラより復刻販売されている鋳鉄鍋の「キャセロール」はガラス作品を思わせるような木製ハンドルで鍋蓋を開ける仕組みでフィンランドの記念切手のデザインにもなった名作です。
(出典:https://www.iittala.com)
このフィンランドを代表するデザイナーの作品はMoMA(ニューヨーク近代美術館)、メトロポリタン美術館などに永久コレクションとして収蔵されています。
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この記事を監修しているのは?
高級家具・インテリアリサーチ部門
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