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ブランド評価

当サイトに掲載しているブランドは世界的に通用する一流ブランドばかりですですが、
ブランド評価は独断と偏見に基づきながらも、当サイトに掲載しているブランドの相対評価を元に可能な限り客観的な視点で行っています。
不快感を感じられる方もいらっしゃるかも知れませんが、ご了承願います。

ひと言コメント

HAYは、日本でも人気急上昇中の北欧プロダクトブランドです。
ACTUSやコンランショップなどでも取り扱われています。

人気の秘密はデザイン性と価格のバランスが抜群に良いこと。すなわち安いということです。
一流デザイナーのハイセンスなデザインを使っていて、オリジナリティの高いアイテムが価格もそれなりで買えるとなると買わない手はないでしょう。

充実の最新北欧モダンと1900年代半ばの名作チェアの復刻も取り扱っているので初めて北欧スタイルに挑戦という方にはピッタリですし、北欧モダンを愛用されている方にも合うブランドだと思います。

ブランドストーリー

大人気のHAY その秘密は？

（出典:http://hay.dk/） HAY（ヘイ）はデンマークで2002年に設立されたインテリアブランドで、2003年のケルン国際家具見本市で衝撃的なデビューを果たしました。

Rolf Hay（ロルフ・ヘイ）とアパレルグループの「Bestseller（ベストセラー）」によって立ち上げられ、1950年代から60年代にかけてのデンマークスタイルに重きをおきながらも、「イマ」に合わせた現代的なデザインで注目を集めています。
北欧デザインらしい、優しいカラーリングと木の温もりを残しながら、世界に通用するユニークなデザインを発信しています。


（出典:http://hay.dk/） 新しい価値を創造するために、最先端の素材や技術を取り入れ、ロナン＆エルワン・ブルレックやルイーズ・キャンベル、インガ・センペといった国際的に活躍するデザイナーとのコラボレーションも積極的に行っています。
また、デザインに新しい風を吹き込むためにショルテン＆バーイングスやクララ・ヴォン・スヴェイクベルクといった若手デザイナーも積極的に登用しているところも特徴的です。

そして人気の秘密は価格設定にもあると思います。
インテリアブランドの価格というのは、かなり高価でなかなか手が出せない価格帯が多いのですが、HAYの価格設定は非常に良心的です。
それもあって、設立間もないブランドがこうした世界的な広がりを見せているのでしょう。

日本でも2017年にDEAN＆DELUCAなどの食料品やCIBONE、SFTなどを手掛けるデザインカンパニーのWELCOME GROUP（ウェルカムグループ）が代理店となり、2018年にはついに初ショップが表参道にオープンしました。

FDB Moblerチェアの復刻

（出典:http://hay.dk/） HAYの家具は1950年代から60年代のデンマーク家具というのを尊重したスタイルとなっていますが、この年代に作られたチェアの復刻も行っています。
「J」から始まるチェアのシリーズですが、FDB Mobler、いわゆるデンマーク共同組合連合会でこの当時に作られたチェアのライセンスを取得しています。

この頃のデンマークといえばハンス・J・ウェグナ―やアルネ・ヤコブセンといったデンマークデザイン界の巨匠が活躍した時期ですので印象としては非常に薄いのですが、「J」シリーズもデンマークの名作家具として名を残している家具です。
このFDB Moblerのコンセプト的にも「手頃な価格で良い家具を」ということだったのでHAYのコンセプトともあっています。

HAYのユニークプロダクト

日本でもHAYは大人気になっており、様々な店舗での取り扱いを開始しています。
シンプルでモダン、オシャレでリーズナブルと現代生活にとてもマッチしたHAYのインテリアプロダクトを少し見てみましょう。

NOBODY

（出典:http://hay.dk/） デンマークのデザインデュオ「Komplot」がデザインしたユニークなフォルムのチェアです。
なんと素材に使われているのはペットボトルなどをリサイクルして作られるPET再生繊維です。しかも接着剤やネジ、釘は一切使用していないというエコ仕様になっており、フェルトの張地がとてもソフトな雰囲気をだしています。
このデザインが認められ、ドイツのデザインプラスやアメリカのIDAアワードなど様々なデザイン賞を獲得しています。

Plopp

（出典:http://hay.dk/） 空気で膨らませるビニールチェアのように見えますが、実は2枚のメタルシートを加工して作られています。
レッド・ドット・デザイン賞を受賞している名作です。

PRINCE CHAIR

（出典:http://hay.dk/） ルイーズ・キャンベルがデザインし、2003年のコペンハーゲン見本市で発表された後、ElleDecoデザインアワードを受賞しているHAY初期の名作です。 ルイーズ・キャンベルらしいフェミニンなデザインになっています。

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この記事を監修しているのは？

高級家具・インテリアリサーチ部門

元建築家や現役インテリアコーディネーターや家具販売店員で編成。
国内外の高級家具やブランドなどを徹底的にリサーチし、定番からまだ見ぬブランドや家具を発掘しています。
世の中のトレンドや流れを敏感に察知し、常に新しい情報を発信出来るように奮闘しています。

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