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ブランド評価

当サイトに掲載しているブランドは世界的に通用する一流ブランドばかりですですが、
ブランド評価は独断と偏見に基づきながらも、当サイトに掲載しているブランドの相対評価を元に可能な限り客観的な視点で行っています。
不快感を感じられる方もいらっしゃるかも知れませんが、ご了承願います。

ひと言コメント

ヴィットマンと聞いてもあまり知っている人はいないと思います。
日本ではドイツやオーストリアのブランド知名度が特に低いように思いますが、ヨーロッパでは超一流のブランドです。
あのヨーゼフ・ホフマンの「CUBE」の復刻もヴィットマンが権利を持っています。
特にソファやアームチェアは最高級の素晴らしい皮革の質感とどっしりとした重量感たっぷりのフォルムで見るからに本物を感じさせます。
もちろん価格も相当高いのですが、品質、品格を考えれば当然の価格のような気がします。

ブランドストーリー

オーストリアの名門ブランド

（出典:http://www.wittmann.at/） WITTMANN（ヴィットマン）は1896年にオーストリアで設立された家具ブランドで設立当初から職人の手仕事による伝統的な家具作りを行っている由緒正しい名門メーカーです。
元々は馬具製造の会社としてスタートしましたが、その優れた皮革加工技術を家具作りに応用する事により、高品質で頑丈な家具を作るブランドとしての地位を確立していきました。

ハイクオリティと美しいデザインには定評のあるヴィットマンですが、昨今では世界的に活躍する著名なデザイナーを起用して、「Physical Comfort（身体的な心地よさ）」をテーマに掲げた家具コレクションを発表し、注目を集めています。

ヴィットマンの中でも特に多くのコレクションを展開するチェアは、内部構造にもこだわることで優れた弾力性を実現し、さらには背もたれとアームレストの位置関係に着目することで無理のない座り姿勢を維持できるよう配慮されています。
ユーザの快適性を徹底的に追求した機能的な構造でありながら、デザイン全体としては温かみが感じられる雰囲気が演出されており、機能の追求と美しさの相反するコントラストこそが最大の特徴となっているのです。

今となってはステータスの欠片も感じられなくなってしまいましたが、高級家具ブランドを販売する大塚家具でも取り扱われていました。

オーストリアの巨匠　ヨーゼフ・ホフマンの復刻

ヴィットマンと言えば忘れてはならないのが、オーストリアの巨匠Josef Hofmann（ヨーゼフ・ホフマン）デザインの復刻版を手掛けているという事です。
シンプルながらも随所にこだわりを感じさせる作品の数々は、時代を超えても愛される不朽の名作です。

KUBUS（クーブス）

（出典:http://www.wittmann.at/） ヨーゼフ・ホフマンが、1910年ブエノスアイレスの展覧会のためデザインしたソファです。ホフマンの代表作といえるものの一つで幾何学的モチーフを多様するホフマンのデザインは、見るものを惹きつける名作ならではの存在感を醸し出します。

機能と美しさを兼ね備えたモダンデザインとヨーゼフ・ホフマンの名作といった一見、対極にあるようなコレクションを展開していますが、品質、デザイン、機能といった根本となる部分にはやはり共通項が多くあり、お互いの魅力を存分に引き出しているWITTMANNは本当に良いものが分かる家具メーカーとして確固たる地位を築いている所以と言えるでしょう。

機能と美しさを備えた家具

EDWARDS

（出典:http://www.wittmann.at/） アメリカ人デザイナーのエドワード・B・タートルが自身の名前を付けたクラシックソファ。
クラシックなスタイルとは裏腹に面白いデザインをしていて、シートに埋め込まれたボタンによってキルティング模様が浮かび上がり、その凹凸によってソファがとても立体的に見えます。角ばったフォルムに見えるのに全体はふんわりと丸みを帯びているクラシックとモダンの融合した雰囲気がお部屋にインパクトを与えてくれます。

BONNIE

（出典:http://www.wittmann.at/） 繊細なステッチと細身のバックは、ポルカの特徴的なデザインスタイルの特徴を備えています。そして、ポケットスプリングコアはウィットマンの強みである快適さ、座り心地というのが存分に活かされています。
ポップなカラーで気分が上がるようなデザインですが、リラクゼーションへのパスポートとなるペアのフットスツールが付属しています。

OYSTER

（出典:http://www.wittmann.at/） イェルク・ボナーとウィットマンの最初のコラボレーションチェアであるオイスターアームチェアは、3つの異なるサイズで利用できる珍しい家具です。ウィットマンの手作りの職人技と伝統的な品質を伝え、まるでホタテ貝のような大胆なフォルムとデザインを通して現代的で個性的な印象を与えます。

CORSO

（出典:http://www.wittmann.at/） パオロ・ピーヴァによって2006年にデザインされたチェアであり、家庭用というよりはコントラクト向けに作られたソファのようなベンチ。なので、アームチェア、2シート、3シート、ベンチ型とバリエーションが豊富で組み合わせることで色々なシーンに対応することが出来ます。
このU字型の脚のフォルムは独特ですが、いかにもヴィットマンらしいデザインと言えるかもしれません。

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この記事を監修しているのは？

高級家具・インテリアリサーチ部門

元建築家や現役インテリアコーディネーターや家具販売店員で編成。
国内外の高級家具やブランドなどを徹底的にリサーチし、定番からまだ見ぬブランドや家具を発掘しています。
世の中のトレンドや流れを敏感に察知し、常に新しい情報を発信出来るように奮闘しています。

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