- Established: 1953
- Nation:イタリア
- Website:https://www.missoni.com/
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ミッソーニ Overview
世界最高のニットウェアとはMISSONI(ミッソーニ)のこと
MISSONI(ミッソーニ)のブランドイメージを一言で表すと「派手なニット」かもしれませんね。
幾何学的パターンやビビットなマルチカラーが目を引くデザインが多いため、コーディネートをするにも合わせにくいと思われているかもしれません。
このイメージというのは半分正解で、半分外れといったところで、確かに「ニットの魔術師」、「色の魔術師」と言われるところもありますし、「世界最高のニットブランド」のような称号を得ているブランドでもあります。
ブランドというのは時代と共に変わっていくもので、1953年に創業して以来、大きなブランドコングロマリットや投資会社から買収されず家族経営の独立系を守り抜いている稀有なブランドではありますが、子供、孫の代へと継承していく中でどんどん現代的なエッセンスが付加されているのです。
ニットだけではなく、コットンやジャージーなどのより快適性の高い素材も活用していますし、カラーに関しても中間色や白、黒、グレー、ベージュなどの落ち着いたカラーをミックスすることで実はあまり派手になりすぎないタイムレスデザインとなっていたりします。
むしろハイエンドなイタリアンファッションとして、かなりセンスの高いブランドという評価を得ているのが実情となっています。
ブランドの本来持つDNAは柱の部分なので、しっかりと継承しつつも、今の時代に合わせたあるべきファッションを再解釈し、提案してくれるブランドと言えるでしょう。
MISSONI(ミッソーニ)というブランドの持つ魅力や先進性をじっくりと見ていきたいと思います。
「ニットの魔術師」、「色の魔術師」その魅力とは?
MISSONI(ミッソーニ)というとやはりマルチカラーのニットウェアというのが定番であり、ブランドの顔となっています。
1953年創業という老舗ですが、これまでのニットウェアの常識を変えるような革新的な技術とデザインで、カジュアルの代名詞だったニットをラグジュアリーにまで引き上げたというのがミッソーニの大きな功績です。
独創的なニットウェアパターン
イタリア語で炎を表すという意味通り、炎が何重にも重なったような「フェアンマート」柄、レインボーのようなマルチカラーを織り込んだストライプ柄、ジグザグ模様など定番となるデザインは多数。
こういった柄というのはニットでは本来難しく、ミッソーニが時間をかけて新しい柄を織れる機械を開発し、今に至ります。
実は当初はマルチストライプが定番でしたが、それも導入した機械がストライプしか織れなかったから、結果としてストライプが有名になったという話があります。
ただ、こうしたニットに対する研究とこだわりの結果から『ニットの魔術師』と呼ばれるまでになっていきました。
色(カラー)をつめこむプット・トゥギャザー
もうひとつの特徴といえるのが、『色彩の魔術師』とも言われるカラーの豊富さ、鮮やかさ。
この源泉となっているのは「Put Together(プット・トゥギャザー)」というミッソーニに伝わる伝統技法で、1枚にニットに様々なカラーや柄を詰め込むというものです。
魔術師と言われるからにはトリッキーで奇抜なカラーと思われますし、そういったイメージも強いのですが、実はアバンギャルドなデザインというよりもタイムレスに長く着られるデザインというものを重視しています。
確かにマルチカラーで、かつビビットなカラーもよく用いられますが、実はこの配色というのは隣り合った色がお互いに干渉して異なる視覚効果を生み出すオプティカルアートの技法を駆使し、計算されつくしたものになっているのです。
だからこそ、一見するとうるさいカラーコンビネーションでも全体を俯瞰してみた時に落ち着いて見えるという工夫がされているのです。
伝統と現代のハイブリッドデザイン
1997年以降はクリエイティブ・ディレクターが創業者の娘であるアンジェラに代替わりし、ニット以外のコットンやファーといった異素材をミックスしてきていますし、シースルー、ラメ、スパンコールといった現代的なミックスアプローチも魅せてきています。
さらにビビットカラーに加え、ブラックやホワイト、ベージュなどのベーシックカラーを加えることも多くなりましたし、これまでの伝統と新しい感性を融合させることで着やすく、合わせやすい新しいミッソーニというものが展開されています。
着心地面でも創業者のオッタヴィオがオリンピック選手だったこともあり、ブランドのスタート当初はスポーツウェアを扱うブランドでした。
ニットウェアでありながらも機能性やフィット感というものを大事にしています。
素材面という観点でもアンジェラに代わってからはニットだけではなく、ジャージーやシフォンのような薄手で軽く、ストレッチの効いた素材なども取り入れられたことによってより着心地もよくなっているのです。
ニットウェアに革命を齎した歴史
歴史的には1953年創業というラグストブランドとしては長くもなく、短くもないという感じになっています。
創業者のオッタヴィオ・ミッソーニとロジータ・ミッソーニが結婚し、ロジータの祖父のニット工場を引き継いだことでブランドをスタートさせました。
当初はオリンピック選手だったオッタヴィオの経験を活かし、ニットで作るスポーツウェアを生産しましたが、ブランドが成長軌道に乗ったのはスポーツウェアからデザイン性の高いニットウェアにコンセプトをシフトした後です。
1966年のミラノコレクションにてランウェイデビューし、ニットデザインの幅を広げながら今までなかったカラフルなニットウェアを提案したことで「ニットの魔術師」と言われるほどのブランドへと急成長します。
1997年以降は、娘のアンジェラがクリエイティブ・ディレクターに就任し、伝統的なミッソーニのニットウェアに現代に必要な要素をミックスし、再ブレークを果たしました。
2008年以降はアンジェラが兄のルカからメンズ部門のクリエイションを引き継ぎ、アンジェラがブランドのイメージをすべて統括する体制へと移行しています。
アンジェラのデザインに対する評判が非常に良いため、数少ないファミリー経営ブランドとして大成功を収めました。
さらなる若返りが期待されるミッソーニですが、アンジェラが2021年にクリエイティブ・ディレクターを退任し、その右腕だったアルベルト・カリーリが後を継いでいます。
15年もアンジェラと共にクリエイションを担ってきたので、大きな変化はないかもしれませんが、忠実にミッソーニのブランドを継承してくれるでしょう。
ライセンス販売がもたらすイメージの影響
MISSONI(ミッソーニ)というとライセンス製品を日本で見かけることも実はけっこう多い(多かった)かもしれません。
ライセンス製品というのは、例えば日本のメーカーが企画、生産し、ブランドの名前を借りて商品を販売し、そのロイヤリティをブランドに支払うという販売手法のことで過去にはライセンス販売というのが大ブームになった時期がありました。
例えば、よくタオルやハンカチ、ソックス、下着などがラグジュアリーブランドの名前で量販店やデパートなどで売られていますが、大抵はライセンス販売です。
実際にブランドが生産しているわけでもなく、デザインや品質はライセンスを受けたメーカー次第になるので、ブランドイメージを失墜させる可能性もある危険な手法です。
現在ではほとんどのラグジュアリーブランドはライセンス販売からは撤退していますが、グッチやヴァレンティノ、アルマーニなどライセンス販売でブランドイメージを落としてしまったブランドというのは結構多いです。
ミッソーニはそこまで大失敗をしたというわけではありませんが、クリエイティブ・ディレクターのアンジェラ・ミッソーニが1978年に入社したタイミングではライセンス販売を積極的に行っており、タオルや文房具などにブランドが使われていたことで、そのイメージがある方からするとブランドイメージや品格が???になっているかもしれません。
らしさが“映え”るコラボレーション
それほど積極的にコラボレーションを仕掛けるブランドではありませんが、とにかくミッソーニらしさが爆発するコラボデザインが人気のミッソーニ。
adidas(アディダス)コラボレーション
意外性の高いコラボレーションとしてニットウェアの老舗であるミッソーニとスポーツブランドのadidas(アディダス)。
実はスポーツウェアから始まったミッソーニの歴史を知っているとそれほど意外性はないのですが、ミッソーニをよく知らない方からすると、「なぜニットブランドとアディダス??」と思われたかもしれません。
しかし、出来上がったデザインはとても秀逸で、アディダスのスニーカーでも高い人気を誇る「ウルトラブースト」をベースにしてアッパーをミッソーニの伝統的なマルチカラーストライプでアレンジしています。
このニットのアッパーにアディダスのスリーストライプがさらにオンすることで機能面、デザイン面でもかなりハイレベルな一足に仕上がっているのです。
スニーカーだけではなく、トップス、ボトムなどのウェアもミッソーニらしいストライプが活かされたデザインとなっており、ミッソーニを知らない人でも欲しくなってしまうアイテムばかり。
adidas(アディダス)×MISSONI(ミッソーニ)のアイテム
PIGALLE(ピガール)コラボレーション
アディダス以上の意外性の高さだったのが、ステファン・アシュプール率いるフランスのラグジュアリーストリートブランドの一角「PIGALLE(ピガール)」とのコラボレーション。
ピガールもバスケットボールカルチャーからインスピレーションを受けるようなスポーティーなストリートブランド。
アンジェラ・ミッソーニとステファン・アシュプールが意気投合し、ピガールの独創的なスポーツウェアとミッソーニの高品質なニットウェアを融合させたコレクションを生み出しました。
個性的なカラーのミッソーニニットをパッチワークにしてスポーティーなウェアに組み込み、裏地にナイロンメッシュを使用するなど両社の特徴的な素材をMIXし、エレガントながらもスポーティーなハイエンドなウェアが完成しています。
PIGALLE(ピガール)×MISSONI(ミッソーニ)のアイテム
Palm Angels(パームエンジェルス)とのコラボレーション
ピガールとのコラボレーションもかなり意外だったのですが、さらに予想の斜め上を行ったのがパームエンジェルスとのコラボレーション。
フランチェスコ・ラガッツィ率いるパームエンジェルスは、ラグジュアリーストリートのど真ん中をいくブランド。
実はフランチェスコ・ラガッツィのおじにあたるブルーノ・ラガッツィとアンジェラ・ミッソーニが親しい間柄だったことから実現した模様。
ミッソーニのアーカイブで用いられたトリムと楕円形ロゴを採用し、スプレーアートのようなトップスや幾何学パターンのスポーツセーターなどミッソーニらしいカラフルなスタイルとパームエンジェルらしいスポーティーなアイテムが絡み合った素晴らしいコレクションとなりました。
Palm Angesl(パームエンジェルス)×MISSONI(ミッソーニ)のアイテム
セカンドライン「M Missoni(エム ミッソーニ)」はカジュアルなミッソーニ
ミッソーニは1998年にセカンドラインとなる「M Missoni(エム ミッソーニ)」を立ち上げました。
ちょうどオッタヴィオとロジータが引退し、アンジェラ・ミッソーニがクリエイティブ・ディレクターに変わったタイミングでスタートしています。
元々はライセンス生産をしていたのですが、ブランド体制の見直しの中でスタートから20年経った2018年にライセンス契約を終了し、ブランドを自社管轄へと戻しました。
そして、クリエイティブ・ディレクターとしてミッソーニの第3世代(創業者の孫)にあたるマルゲリータ・ミッソーニを就任させ、新しいスタートを切っています。
ファーストラインがスタイリッシュなフォーマルデザインなのに対し、セカンドラインのエム ミッソーニはカジュアル志向が強く、ファーストラインではあまり見られないTシャツやスウェット、パンツなども豊富です。
デザイン的にはブランドのDNAであるマルチカラーや幾何学パターン、ニットやドレスは踏襲されているので、ミッソーニのスタイルは十分に感じられるものの、オリジナルな素材やデザインもあるため違った魅力も味わえます。
価格的にはファーストラインの半分から1/3程度となっているので、リーズナブルにミッソーニを体感したい場合は、とてもよいブランドとなるでしょう。
若い世代にも受け入れられるように伝統にとらわれず、コンテンポラリーな素材やデザインを多分に取り入れたコレクションを展開する現在のMISSONI(ミッソーニ)。
それでもアイコニックな鮮やかなニットウェアを展開し続けることは、一族経営でブランドを継続してきた誇りと自信も感じらえます。
すでに第3世代(孫の世代)の活躍も始まっているミッソーニですので、今後もファミリー経営によってブランドは飛躍し続けることでしょう。
この記事を監修しているのは?
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