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ブランド評価

当サイトに掲載しているブランドは世界的に通用する一流ブランドばかりですですが、
ブランド評価は独断と偏見に基づきながらも、当サイトに掲載しているブランドの相対評価を元に可能な限り客観的な視点で行っています。
不快感を感じられる方もいらっしゃるかも知れませんが、ご了承願います。

ひと言コメント

家具を作るメーカーブランドというわけではありませんが、オランダの誇る人気デザイナーが一堂に介してプロジェクトを発足させてユーモアにあふれたオリジナリティ溢れる作品を作るという意味では非常に価値の高いブランドです。

作品を見て頂くと本当にウィットに富んでいて、見ていて楽しくなる作品ばかりです。
中にはこれって本当に家具なの？使えるの？と思ってしまう作品もありますが、そこはご愛敬で、アート的な目線で見て頂くとよいのかなと思います。

ただ量産可能な作品というのが少なく価格はかなり高くなってしまうのが残念ですが、ドローグの代表デザイナーでもあるリチャード・ハッテンのようにドローグで発表した作品を自身で立ち上げたブランドから販売するケースもありますので、そうした場合は価格がかなり抑えられるようなこともあります。

ブランドストーリー

ダッチデザインの代名詞「ドローグ」って？

（出典:http://www.droog.com/） ドローグとは、1993年にオランダで生まれたブランド、ショップですが、オランダではドローグ・デザインという言葉そのものが革新的なデザインを表しているほどです。

ドローグ誕生の背景にはドローグなデザイン（ユーモアに富んでいる、何物にも染まらない、皮肉交じりの）を追い求める新しいデザインの流れが根底にあります。
設立の中心人物は、デザイン評論家のレニー・ラマカースと、プロダクト・デザイナーのハイス・バッカーで、Droog（オランダ語でDryの意味）なデザインのために組織されました。

ドローグ自体はブランドなのか？ショップなのか？団体なのか？活動を表すのか？単純にひとつの意味で表すのは難しいですが、こうしたコンセプトに賛同した数多くの著名デザイナーが参集しているのも事実です。
その中にはオランダデザイン界のキングともいえるマルセル・ワンダースやリチャード・ハッテン、ヘラ・ヨンゲリウス、ユルゲン・ベイといった世界で活躍をしているダッチデザインの雄が名を連ねているのです。


（出典:http://www.droog.com/） 基本的には決まったメンバーというのは存在せず、時と場合によってメンバーが相互連携してプロジェクトを立ち上げ、推進していきます。
プロダクトや家具のデザインから、展示会、イベントなどブランドというよりもデザイナーやその関係者の互助会といったイメージです。

ドローグは、こうしたオランダのトップランナーが名を連ねる超一流の集団なので、形式にはとらわれないダッチデザインの最高鋒に位置している集団と言えるでしょう。

日本へも進出しているダッチデザイン

（出典:http://www.droog.com/） ドローグが最初に日本に紹介されたのは、2000年に新宿「OZON」で開催された「Droog＆Dutch Design展〜現代オランダデザインの今−プロダクトからファッションまで」だと思います。
その後2006年には東京で行われた「100% DESIGN」などでも注目を集めました。

そして2008年にはついに日本にショップとしての東京の恵比寿にオープンしました。
もともとコンランショップやイデーなどでも取扱い自体はありましたが、全てのプロダクトを扱っている専門店はこの時が初めてのことです。

日本での代理店となったのは、コンテンポラリー・ジュエリーのギャラリー「gallery deux poisons」を運営するドゥポワソンでドローグの設立メンバーハイス・バッカーのジュエリーを以前から取り扱っていた縁からです。

ショールームではDroogの作品を販売していますし、プロトタイプなどのユニークな作品展示もありますので、非常におもしろいです。

みんなの『好み』とコメント

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この記事を監修しているのは？

高級家具・インテリアリサーチ部門

元建築家や現役インテリアコーディネーターや家具販売店員で編成。
国内外の高級家具やブランドなどを徹底的にリサーチし、定番からまだ見ぬブランドや家具を発掘しています。
世の中のトレンドや流れを敏感に察知し、常に新しい情報を発信出来るように奮闘しています。

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