- Born in: 1966
- Nation:イギリス
- Website:http://www.stuarthaygarth.com/
デザイナーストーリー
スチュワート・ヘイガースというデザイナー
(出典:http://www.stuarthaygarth.com/)
スチュワート・ヘイガースがデザイナーと呼ばれるのは比較的最近になってからかもしれません。
1966年にイギリスで生まれた彼は、ブレストン工芸学校アート・デザイン基礎コースで学んだ後は、エクスター大学ではグラフィックデザインを選考しています。
報道カメラマンリチャード・フォスター、広告写真家ポール・ブッセルに師事したことでフリーのフォトグラフィックイラストレーターとしての活動をしています。
このころの活動というと広告、出版、雑誌の編集といったどちらかというとメディア系の仕事が多く、それほどデザイナー、特に家具・インテリアの分野での活動はありません。
また、プリマス大学で写真科の講師を務めてもいました。
2005年のロンドンデザイナーズブロックでエキシビジョンが話題を呼び、同年のロンドン コムデギャルソン ドーバーストリートマーケットでもエキシビジョンを行います。
ちょうどこの頃からデザインの仕事も増えてきています。
クライアントにはポルシェ、ダイムラークライスラー、ホンダ、ソニーと日本企業も含めた超大手企業が名を連ねており、そのデザイン性の高さがうかがい知れいます。
モノを集めることで生み出されるデザイン
(出典:http://www.stuarthaygarth.com/)
モノの収集をすることで新しいデザインを生み出す、そんなプロジェクトを行っているおもしろいデザイナーでもあります。
このものを収集するとはどういうことかというと、例えばプラスチックや廃棄物など一般的に不要と思われるものを集めて、シャンデリアを作ってしまう発想で、いってしまえばゴミに対して新しい意味を与えるという豊かな発想と表現力でセンス溢れる作品に仕上げています。
ブラジル出身のカンパーナ兄弟などもこうした廃材などを再利用した家具を作ったりしていますが、ヘイガースの生み出すシャンデリアもかなりのインパクトで非常に素晴らしいです。
TIDE
(出典:http://www.stuarthaygarth.com/)
コムデギャルソン ドーバーストリートマーケットのインスタレーション時の作品で、オリジナルはケント海岸に打ち上げられた空き缶やめがね、手帳、プラスチックなど人工物の破片を収集したもので構成されています。
TIDEという作品は、直径150cmにもなる大きなシャンデリアとなり、透明または半透明のプラスチックで構成されており、大きさや色はそれぞれ異なるコンポーネントを組み合わせることで生み出されます。
もともとは2004年に発表されましたが、2011年には無着色クリアタイプも発表されました。
まさにモノを収集して作られたオブジェクトの原点とも言える作品です。
MILLENNIUM
(出典:http://www.stuarthaygarth.com/)
ロンドンの2000年ミレニアムのお祝い時に1000個のパーティーポッパーを組み上げて作られたのがプロトタイプです。
ひし形のようなフォルムになるように綺麗に並べられ、風に揺られることでその形状を有機的に変化させるところがまた風情を感じさせます。(パーティーポッパーに風情というのもなんですが・・)
ブラック単色もあり、シックな雰囲気があるのですが、イメージ的にはマルチカラーの5色バージョンの方が雰囲気には合っていると思います。
DROP
(出典:http://www.stuarthaygarth.com/)
現代人は当たり前のようにミネラルウォーターを飲んでいますが、そのミネラルウォーターを飲んだことでできるボトルはどうなるのでしょう?
ゴミ箱に捨てたり、リサイクルされたりということも大半ではあるのですが、やはりポイ捨てというのも多くあります。
このDROPは、そうしたミネラルウォーターのボトルから出来ており、空港と寄付から成り立っています。
プラスチックの外観は美しく光り輝くので、その光に焦点を当てた作品としてデザイン・マイアミで2007年に発表されました。
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この記事を監修しているのは?
高級家具・インテリアリサーチ部門
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