- Established: 1968
- Nation:日本
- Website:http://www.condehouse.co.jp/
ブランド評価
当サイトに掲載しているブランドは世界的に通用する一流ブランドばかりですですが、
ブランド評価は独断と偏見に基づきながらも、当サイトに掲載しているブランドの相対評価を元に可能な限り客観的な視点で行っています。
不快感を感じられる方もいらっしゃるかも知れませんが、ご了承願います。
ブランド力 | 高級感 | 価格 | デザイン性 | 技術力 | 独創性 |
---|---|---|---|---|---|
6 | 5 | 7 | 6 | 6 | 5 |
総合評価:6
ひと言コメント
カンディハウスは日本のブランドでは珍しく、積極的にケルンなどの海外の見本市にも出展をしている数少ないブランドです。そういった地道な活動をしているので海外での知名度も高いです。
意外と言っては失礼かもしれませんが、海外のデザイナーや日本の若手デザイナーなどとも積極的にコラボレーションをしています。
旭川の大自然の中にあるので素材のベースは木材で、暖かい雰囲気を出した家具が多いです。ただ木材だけでなく、その上に金属やガラスなどといった異素材も取り入れているので単なる木製家具だけではありません。
価格もそれほど高くはないので質の高い木製家具がほしい、でもちょっとひねりが欲しいという方にはうってつけのブランドです。
ブランドストーリー
CONDE HOUSE(カンディハウス)の生い立ち
(出典:https://www.condehouse.co.jp/)
創業者の長原實氏は、1963年に28歳でドイツに渡り、4年間、家具の本場で技術を学び、木工技術の指導者を経て「家具の流通改革と業界イノベーションを進めること」を旗印に、インテリアセンター(現カンディハウス)を起業しました。
インテリアセンターという旧社名からも分かるとおり、婚礼タンスに代表される「家具」から「インテリア(装飾家具)」への転換を図り、デザイン性も重視するモノづくりを続けてきました。
旭川から世界のCONDE HOUSEへ
(出典:https://www.condehouse.co.jp/)
独自ブランドの育成に力を注ぎ、2005年に現在の社名でもあるCONDE HOUSE(カンディハウス)を立ち上げました。新時代を象徴するのが海外戦略です。
1984年に進出したアメリカ・サンフランシスコに続き、2005年にはドイツ・ケルンにも拠点を展開しました。デザイン家具の本場である欧州でデザインと製品力を試し始めたのです。
2010年で7年連続の出展となったドイツの「ケルン国際家具見本市」をはじめ、中国や韓国など海外の展示会にも積極的に出展し、現在では世界12カ国でブランドを展開しています。
豊かな自然に囲まれた素材と追求されたデザイン
(出典:https://www.condehouse.co.jp/)
CONDE HOUSE(カンディハウス)は旭川に工場があります。大雪の山々に囲まれた旭川は、豊富な森林資源によって木工産業が発達しており、木の呼吸を肌で感じながら家具をつくっています。
出来る限り北海道の木を使い、「1本1本を活かしきって長く使えるよりよい生活の道具を作る」、という森に対して正直であることを心がけています。
木は育った場所の気候や環境によって一本一本違う表情をしており、クセや特性も異なります。どの家具のどの部分に、どの木のどこをどう使うか。これを読み取ることができるのは、自然に育まれた、木への思いの力にほかなりません。
(出典:https://www.condehouse.co.jp/)
装飾を加えるのではなく、あくまで機能と美意識に基づいて価値を高めていくこと。
伝統技術と先進機械の融合によって、そのデザインにおける最高品質をめざしています。金属やガラス、樹脂などの異素材を取り入れているのも、木を生かした多様な製品を生み出すためで木を愛するからこそ、木の限界を超えようとする発想も持っています。
世界のデザイナーとのコラボレーションによるデザイン
(出典:https://www.condehouse.co.jp/)
つねに新しいデザインを求める姿勢も持っていて創業当初から積極的に外部のデザイナーを起用し、常に「世界に通用するものをつくる」という意識を持っています。アメリカに現地法人を開設してからは特に海外のデザイナーとの出会いがふえ、コラボレーションはますます活発になっています。
そこにはnendoの佐藤ナオキ、深澤直人、倉本仁といった日本の誇るトップデザイナーだけでなく、ペーター・マリー、ヤコブ・ヨーゲンセン、マイケル・ポールセン、ミッコ・ハロネンなどの海外デザイナーも含まれます。
素材の使い方とミニマルで洗練されたデザイン、緻密な作りというモダンな日本性をテーマに日本のモノづくりを世界に発信。自然を敬い、人を思う、日本の精神性が表れているカンディハウスのモノづくり、「和の心」から生まれるやさしい形や繊細な機能は、心地よい暮らしを求めるすべての人と共有できると信じます。
嬉しいサービスとしてサイズ調整や生地を選べるオーダーサービスや家具の修復を行うレストアサービス、不要になった家具を引きとってくれるサービスも用意されています。
海外のブランドもよいですが、旭川から世界へ羽ばたく日本ブランド CONDE HOUSEも是非見てみて下さい。
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