デザイナーストーリー
イタリアデザイン界の重鎮
(出典:http://www.architonic.com/)
ロドルフォ・ボネットは1929年にイタリアのミラノで生まれたデザイナーで生涯でコンパッソ・ドーロを8回も受賞したほどのイタリアを代表するデザイン界の巨匠です。
日本ではまったくといっていいほど知名度がないのが不思議でならないような人物です。
ボネットは、もともとジャズドラマーとして成功を収めていたのですが、デザイナーに専念するためにそのキャリアを断念したという異色の経歴を持つ人物です。
また、おじがレーシングドライバーだったということもあり、幼いころから自動車のスケッチを書いていました。
こうした豊かな人生経験がボネットを超一流のデザイナーとしての成功に導いたのかもしれません。
1951年から1957年までの間はデザインコンサルタントとしてキャリアをつみ、1958年にミラノにスタジオをオープンします。ボネットのデザイナーとしての本当のキャリアはこの1958年に始まりました。
そして時計、家電、機械、楽器、家具、ランプ、スキーブーツ、外科レーザーといったありとあらゆる様々なインダストリアルセクターに対して何百もの製品をスケッチにおこしました。
あまり知られていないですが、その中でも彼のデビューは1950年代の車のスケッチでVeglia Borlettiとのコラボレーションによるものでした。
この小さな成功がのちにオリベッティに認められインダストリアルデザイナーとしての成功に大きく近づきます。
インダストリアルデザイナーとして成功を収めたベネットは、ローマのISIAでも教鞭をとり、イタリアンデザインの振興と普及に大きく貢献します。
そして、ADI(インダストリアルデザイン協会)とICSID(国際工業デザイン団体協議会)のチェアマンも務め、まさにイタリアインダストリアルデザインの歴史を作ってきました。
1991年にこの世を去っていますが、その生涯においてイタリアデザイン界で最高の栄誉とされるコンパッソ・ドーロ賞をなんと8回も受賞するという偉業を成し遂げています。
多彩な工業デザイン
(出典:http://www.b-line.it/)
ロドルフォ・ボネットは様々な領域で数々の作品を残してきました。
デビューのきっかけともなったVeglia Borlettiやオリベッティとのコラボレーション。
家具分野でいえば、ドリアデの「Melaina」やビーラインから復刻されている「ブーメラン」や「クアトロ・クアルティ」などが有名です。
デザインは、とてもユニークなアイデアと流線的なフォルムで美しいものが多く、さすがイタリアモダンデザインの歴史を作ってきたデザイナーと唸らされる作品ばかりです。
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高級家具・インテリアリサーチ部門
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