目次
1.北欧コーディネートを上手に見せるポイント
1-1. 北欧の厳しい自然とともに暮らすためのインテリア
1-2. 北欧スタイルな一般的なイメージって?
1-3. 北欧コーディネートを上手に魅せる5つの『こつ』
2.北欧スタイルを創ったのは巨匠と呼ばれる最高のデザイナー
3.北欧ブランドは老舗から新興まで強烈な個性を放つ
4.北欧スタイルの家具をお得に購入したい
4-1. そういえばIKEAって
4-2. 北欧家具が買えるお得なオンラインショップ
4.3. 北欧スタイルを格安でコーディネートしたいなら
北欧コーディネートを上手に見せるポイント
北欧の厳しい自然とともに暮らすためのインテリア
北欧スタイルというのは、別名スカンジナヴィアンスタイルとも呼ばれ、スカンジナビア半島周辺のデンマーク、フィンランド、スウェーデン、ノルウェーの北欧4国が中心となって生まれたインテリアスタイルです。
なぜ、この北欧スタイルというものが生まれたのか?
それは、この地域特有の厳しい自然が大きく関係しています。
北欧と聞いただけでもわかると思いますが、冬の寒さがとても厳しく、また長く続くため家の中で暮らす時間が必然的に長くなります。
長く家にいることによって、いかにその時間を快適に暮らせるようにするかという創意工夫をしてきたことによって、デザインにおいても、機能面においても優れた名作家具というのがたくさん誕生したというのが背景にあるのです。
北欧スタイルな一般的なイメージって?
(出典:http://www.carlhansen.jp/)
北欧スタイルの家具と聞くと、どんな家具をイメージするでしょうか?
一般的なイメージとしては「木」を使ったナチュラルな風合いの家具をイメージするのではないでしょうか?
これは一方では正解で、一方では間違いでもあるのです。
北欧は豊かな自然に囲まれているので、良質な木材の産地でもあります。
なので、当然その高品質な木材を使った家具というも多くなってきますよね。なので、木のよさを活かしたナチュラルな風合いの家具が多いというのも事実です。
一方で北欧家具というのはとても合理的な側面もあり、大量生産が可能なようにシンプルでかつ、機能的な面も持ち合わせています。
特にモダニズムの影響を受けた20世紀以降には木材だけではなく、スチールなどの金属やプラスチックといった加工しやすく、耐久性の高い素材というのも実はよく使われています。
また、ファブリックやプラスチック素材などには色鮮やかなカラーリングが用いられることもあり、一概に「北欧=自然や木」というわけではないのです。
北欧コーディネートを上手に魅せる5つの『こつ』
いわゆる北欧デザイナーズ家具をコーディネートすれば、北欧スタイルになる。
これ自体は、そうだと思います。
デザイン性に富んだ北欧デザイナーズ家具をコーディネートしていけば、部屋は一気に北欧スタイルになるでしょう。
ただ、北欧スタイルのコーディネートにもう一歩踏み込むためには、さらにいくつかのコツがあります。
ちょっとしたことなのですが、こうしたルールを守るだけで北欧スタイルらしさが増していくのでぜひ試してみてください。
Ⅰ. 大きな家具はモダンでリビングに馴染むカラーを
(出典:http://www.fritzhansen.com/)
例えばソファのような大型家具というのはリビングに占める割合がとても大きくなる家具です。
こうしたソファのような大きな家具はモダンデザインにした方がコーディネートとして引き締まります。
とくに全体的にクラシックな北欧スタイルでコーディネートしていてもソファを空間全体のカラートーンに合わせてなじませておくようにすれば、モダンソファが浮くことはありません。
思いきってイタリアンモダンのソファを合わせてもおもしろいくらいです。
Ⅱ. イスのデザインは違ってもいいから、大きな木のテーブルでまとめよう
(出典:http://www.carlhansen.jp/)
イスというのは、一人のために作られる家具の最小単位です。
別々に買ったイスがそれぞれ違うテイストを持っているということは発生することがあります。
そんなときは力強い木の大きなテーブルでまとめることによって一体感がでて、ダイニングを統一感ある空間にしてくれるのです。
あえてイスをバラバラのデザインする必要はないですが、気に入ったデザインのイスが複数ある場合は試してみてはいかがですか?
Ⅲ. クッション、オブジェ、アートなど小物をすっきり見せるには縦横のラインをきっちり
(出典:http://www.muuto.com/)
デザインや柄、カラーもバラバラの小物類をすっきり見せるにはコツがあります。
それは縦横のラインをきっちりと揃えること。
壁にかけたオブジェやソファに置かれたクッション、本棚の本に至るまでラインを綺麗にそろえていくことで毅然として印象をあたえることができるのです。
Ⅳ. 鮮やかなカラーは白が入ったものを
(出典:http://www.fritzhansen.com/)
マルチカラーの柄ものやイエローやレッドなどのビビットなカラーを使いたい場合、白を含ませましょう。
北欧スタイルはカラフルな色使いも特徴のひとつですが、どこか柔らかい印象を受けますよね。
その秘密は白を使っているから。
北欧スタイルのイメージとしてよく語られる温もりというのはこれだったんですね。
Ⅴ. 統一感がなくてもまとめるのが基本
(出典:http://www.fritzhansen.com/)
イッタラに代表されるテーブルウェアも北欧伝統のひとつ。
色やデザインがさまざまなテーブルウェアも木のテーブルの上に置けば、不思議と統一感が出ます。
これは北欧のテーブルウェアのバランス感のおかげ。
また、調味料などの器が違う場合は、ひとつのプレートに乗せることで統一感が、どうしても見せたくないものはカゴの中にまとめてしまいましょう。
北欧スタイルを創ったのは巨匠と呼ばれる最高のデザイナー
(出典:http://www.pp.dk/)
北欧スタイルがこれほどまでに世界で人気となったのは、世界屈指のデザイナーを多数輩出したからに他なりません。
著名なデザイナーをもっとも多く排出しているのはデンマークでしょう。
デンマークというとアルネ・ヤコブセン、ハンス・J・ウェグナー、フィン・ユール、ボーエ・モーエンセン、コーレ・クリント、ポール・ケアホルム、ヴェルナー・パントンと数え上げればきりがないほど有名人ばかりです。
そして、フィンランドにはアルヴァ・アアルトがいます。
後世のデザイナーにも多大な影響を与えた巨匠中の巨匠ですね。
そして、フィンランドはiittala(イッタラ)に代表されるようにガラス工芸やテーブルウェアがとても発達した国です。
フィンランド3大デザイナーとも言われるカイ・フランク、ティモ・サルパネヴァ、タピオ・ヴィルカラといったデザイナーもフィンランド出身なのです。
スウェーデンは少し地味ですが、アルヴァ・アアルトやアルネ・ヤコブセンといった巨匠デザイナーにまで影響を与えたエリック・グンナール・アスプルンドがいます。
そして、ノルウェーには名作チェアの「シエスタ」をデザインしたイングマール・レリングと北欧の4国でそれぞれ素晴らしいデザイナーがしのぎを削っていたのです。
こうしたデザイナーは19世紀から20世紀の半ば、いわゆるミッドセンチュリー時代にかけて活躍したデザイナーばかりで20世紀後半から現代にかけては、さらに北欧デザインに新しい風を吹き込む若い力が台頭していますが、ここでは北欧スタイルの礎を築いた何人かのデザイナーにフォーカスを当てていきます。
アルヴァ・アアルト
(出典:http://www.artek.fi/)
アアルトは北欧家具のモダニズムに最も影響を与えた人物ともいえます。
19世紀後半に起きたモダニズム化の流れの中で、大量生産という波が押し寄せてきます。
それに対して天然素材である木材を使った家具製作も工業製品の規格化の中に取り込んでいくべきだという思想を持ち、それを実践していきました。
こうしたアアルトの考えがなければ、北欧デザインというのは芸術作品の域を出なかったかもしれません。
そんなアアルトの発明した画期的な技術が「アアルトレッグ」と呼ばれる成形合板を使った曲げ木技術です。
アアルトレッグを使った「スツール60」は現在でも製造・販売されているので皆さんもよくご存知かもしれませんが3本の脚がしなやかな曲線を描いてカーブするフォルムは当時としては画期的なものでした。
このスツール60をはじめ、アアルトの家具が現代も生産され続けているのは、彼の唱えた規格化によって、工業製品としての一流品を作り上げたからなのです。
アルネ・ヤコブセン
(出典:http://www.fritzhansen.com/)
ヤコブセンの家具は北欧家具としても、またミッドセンチュリーというくくりにおいてもとても有名で人気のあるものです。
その代表作は通称アリンコチェアと呼ばれる「アントチェア」。
ヤコブセン初の家具デザインとなったアントチェアですが、クビレのある背もたれと座面を一枚の成形合板で創りだし、それを3本の細いスチールパイプの脚で支えるという独特のフォルム、さらに何脚もスタッキング可能な利便性が人気を呼び、公共施設などで爆発的に広がりました。
他にもセブンチェアやスワンチェア、エッグチェアといった現代にも残る名作を数々発表し、北欧デザインを代表するデザイナーとして名を残しています。
ヤコブセンのデザインした家具は木材というよりも、ファブリックやレザー、ウレタンフォームといった木材ではない素材を使っているものも多く、北欧デザインとアメリカ発のミッドセンチュリースタイルの融合のようなスタイルになっています。
ハンス・J・ウェグナー
(出典:http://www.pp.dk/)
北欧デザインを語るときにウェグナーを忘れてはならない存在です。
もっとも北欧スタイルとして描くイメージに近いチェアを作ったのがウェグナーではないでしょうか?
その最たる例は「ザ・チェア」。
4本の脚に座面と背もたれ、素材は木のみと本当にシンプルな椅子ですが、そのラインに直線は一切ないという恐ろしく繊細なフォルムなのです。
余計な装飾を一切排除し、椅子としての機能を追求したザ・チェアは発表当初はあまりのシンプルさに見向きもされませんでしたが、ニクソンとケネディの大統領選公開討論会のTV中継で使用されたことで一躍「椅子の中の椅子」と比喩される最高傑作となりました。
生涯で500以上もの椅子をデザインしたウェグナーはザ・チェアの他にもYチェアなど数々の名作を送り出しましたが、その全ては機能的なデザインを追求したいかにも北欧らしいチェアといえます。
ヴェルナー・パントン
(出典:https://www.vitra.com)
ここであえてヴェルナー・パントンを挙げたのは、パントンチェアの革新性に触れたかったからです。
パントンといえば、ハートチェアやコーンチェアといった代表作もありますが、これらは師匠であるアルネ・ヤコブセンのエッグチェアやスワンチェアをインスピレーションにしているところがあるのですが、パントンチェアは少し違います。
FRP(ファイバーグラス)の片手持ち一体構造で体のラインに沿うようなフォルムはとても衝撃的なデザインでした。
新素材を用いて、カラーもとてもポップだったので、従来の北欧家具とは一線を画すものです。
FRPというとこの時代アメリカでもチャールズ&レイ・イームズがFRPを使った一体成型のシェルチェアなどを発表していましたが、北欧家具でもミッドセンチュリースタイルに近いのがこのパントンチェアなのです。
ここでは紹介しきれませんが、フィン・ユールやボーエ・モーエンセンなどはヤコブセン、ウェグナーとともに北欧家具の4大巨匠と言われますし、エリック・グンナール・アスプルンドはアルヴァ・アアルトとよく比較の対象とされます。
コーレ・クリントは「デンマークの近代家具デザインの父」と呼ばれるような偉大なデザイナーです。
こうした素晴らしいデザイナーが北欧家具を盛り上げたことによって、現在最も人気のあるインテリアスタイルである北欧スタイルというものが世界中に浸透していったのです。
北欧ブランドは老舗から新興まで強烈な個性を放つ
北欧スタイルをコーディネートするならば、やはりデザイナーズ家具でコーディネートするのが一番手っ取り早いです。
それぞれが北欧で代表するデザインであり、そのものが北欧スタイルだからです。
となるとそうしたデザイナーの家具を取り扱っているブランドが気になってきます。
巨匠と呼ばれるデザイナーの家具を取り扱う老舗ブランドから、時代の流れを感じさせる北欧モダンな新興ブランドなど北欧ブランドについてお話していきます。
まずは北欧ブランドの定番、名門老舗ブランドからです。
Fritz Hansen フリッツ・ハンセン
(出典:http://www.fritzhansen.com/)
最初に名前があがるのはフリッツ・ハンセン(Fritz Hansen)ではないでしょうか。
1800年代後半に創業された北欧ブランドの中でもとりわけ歴史あるブランドでアルネ・ヤコブセンやハンス・J・ウェグナー、ポール・ケアホルムの家具を取り扱っています。
とくにヤコブセンの代表的なチェアのほとんどはフリッツ・ハンセンです。
老舗と聞くと古くさい印象を受けるかもしれませんが、そもそもヤコブセンやウェグナーの家具は現代においても全く古さを感じさせるものではありませんし、セシリエ・マンツやハイメ・アジョンといった若手デザイナーともコラボレーションしていますし、日本人デザイナー紺野弘通もフリッツ・ハンセンから家具を発表しています。
さらっと書きましたが、北欧のトップブランドから日本人デザイナーが家具を発表したのは初めてのことで、とんでもない快挙だったのです。
Artek アルテック
(出典:http://www.artek.fi/)
フィンランドからはアルヴァ・アアルトが創業したArtek(アルテック)です。
世界で800万脚以上売れたといわれるアアルトの代表作「スツール60」を販売しているブランドとして有名ですね。
他にもマドモアゼルラウンジチェアやパイミオといった名作もあります。
アルヴァ・アアルトのDNAが根付いているだけに北欧らしいデザインの家具が多いですが、トム・ディクソンがディレクターに就任し、新しい風が吹き込まれているのでさらにおもしろいブランドへと変貌しています。
Carl Hansen & Son カールハンセン&サン
(出典:http://www.carlhansen.jp/)
次はカールハンセン&サン(Carl Hansen&Son)。
カールハンセンもハンス・J・ウェグナーの家具を取り扱っていて「Yチェア」はカールハンセンです。
他にも日本でも人気のあるオーレ・ヴァンシャー、そしてあの日本の誇る建築家 安藤忠雄もカールハンセンからチェアを発表しているのです。
20世紀初頭に創業されたとても歴史あるブランドですね。
FREDERICIA フレデリシア
(出典:http://www.fredericia.com/)
そしてフレデリシア(FREDERICIA)です。
フレデリシアはボーエ・モーエンセンの家具が有名で、モーエンセンの家具がとても豊富です。
ハンス・J・ウェグナーの「J16」も取り扱いがあります。
しかし、フレデリシアの特色としてはカールハンセンと同じく20世紀初頭に創業したブランドですが、新興デザイナーとのコラボレーションで先進的な北欧モダンな家具を多く発表しているということです。
クラシカルな北欧家具と先進的な北欧モダンが融合したバランスの取れた秀逸なブランドなのです。
PP Mobler PPモブラー
(出典:http://www.pp.dk/)
ウェグナーの家具がもっとも充実しているのはPPモブラーです。
『椅子の中の椅子』と呼ばれる「ザ・チェア」、「ピーコックチェア」、「チャイニーズチェア」などもそうですし、名作ラウンジチェアのPP225 フラッグハリヤードチェアもありますね。
ウェグナーの家具が好きなら、まずはPPモブラーを見てみましょう。
他にもフィン・ユールの家具を取り扱うワンコレクション(旧ハンセン&ソーレンセン)やウェグナーのソファが充実しているGETAMA(ゲタマ)、照明であればポール・ヘニングセンのPHシリーズで有名なルイスポールセンなどがあります。
新興系ブランドにおいてはクラシカルな北欧スタイルとはまた違ったモダンな魅力があります。
HAY(ヘイ)
(出典:http://hay.dk/)
ヘイは2002年に創業したかなり新しいブランドではありますが、人気デザイナーとのコラボレーションによるユニークなデザインで日本でもかなり高い人気となっています。
ルイーズ・キャンベルやブルレック兄弟、コンプロット・デザインといったデザイナーが生み出した家具はとにかくおしゃれで、新しい北欧スタイルのカタチを作り出しています。
ただ、新しいものばかりを追い求めるのではなく、デンマークの伝統デザインの復刻なども行っていて、クラシカルなデザインを高品質で再現し、安価で購入できるとあってこれも人気の要因のひとつです。
Muuto(ムート)
(出典:http://www.muuto.com/)
ヘイよりもさらに新しく2006年に創業したブランドです。
ノルウェーセイズやピル・プレダールといった新興系のデザイナーの作品を販売しており、ポップな色使いと大胆なデザインが北欧スタイルのイメージを180度変えているといってもいいくらいです。
とはいえ、デザイナーは北欧出身の若手デザイナーがほとんどなので、いわゆる北欧らしさも残っていて、アバンギャルドなデザインの中にも優しさや温もりのようなもの、そして高い機能性が感じられるデザインなのです。
Design House Stockholm(デザインハウス・ストックホルム)
(出典:http://designhousestockholm.com/)
デザインハウス・ストックホルムは、北欧のデザイン家具ブームの火付け役と言ってもいい存在です。
もともと北欧デザインというのはアアルトやウェグナーの家具のように余計な装飾を排除して機能美を追求するようなイメージでしたが、デザインハウス・ストックホルムの高いデザイン性が北欧スタイルの人気を爆発させたのです。
デザインハウス・ストックホルムはスウェーデンのブランドですが、もともとスウェーデンのブランドはスウェデッセのようにデザイン性の高い家具多く、その流れをくめば自然の成り行きだったのかもしれません。
こうしたクラシカルな老舗ブランドと新興のモダンブランドがよい意味でハーモニーを奏でている北欧スタイルは、コーディネートする側からすると悩ましい一面もありますが、選ぶ楽しみという意味ではとても心躍るインテリアスタイルなのです。
どちらか一方に寄せるもよし、ミックスするもよしなので、楽しんでコーディネートしてみるのがいいと思います。
北欧スタイルの家具をお得に購入したい
そういえばIKEAって
(出典:http://www.ikea.com/)
IKEA(イケア)もスウェーデンの家具ブランドです。
もしかすると北欧スタイルのイメージがIKEAという方も多いのかもしれません。
しかし、IKEAはブランドというよりも家具量販店に近いイメージで、日本で例えるとニトリです。
IKEAも北欧というとそうなのかもしれませんが、ただシンプルで安い家具と北欧スタイルを混同してしまうと間違いを引き起こしてしまいます。
北欧スタイルの家具というのは、これまで見てきたように偉大なデザイナーが大自然を工業製品の中に取り込むために規格化したり、機能美を追い求めて革新を続けてきた結果として生まれた家具です。
IKEAも北欧モダンといってしまえば、そうなるのかもしれませんが、「IKEA=北欧家具」という安易な方程式は持たないようにしましょう。
北欧家具が買えるお得なオンラインショップ
北欧スタイルをコーディネートしようとするとソファやチェアといった家具類から、テーブルウェアや雑貨類まで幅広く揃えないといけません。
そんな時に頼りになるのがセレクトショップです。
オンラインショップで購入するとポイントサービスや会員限定割引、シークレットセールなどお得に購入できるのと、色々なブランドやデザイナーのアイテム、雑貨類まで含めてコーディネートすることができるのでオンラインショップでの購入はおすすめです。
北欧家具を取り扱うおすすめショップを取り扱いブランドやデザイナーも含めて紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
SEMPRE.jp センプレ
センプレも都内に6店舗を構えるインテリアショップで、とても有名なショップです。
家具中心というよりはライフスタイル提案型のショップなので、雑貨類などが豊富に揃っています。
HAY(ヘイ)やMUUTO(ムート)などといった新興系ブランドを取り扱っていて、こうしたブランドはおしゃれな雑貨が多いのでぜひ見ておいてください。
センプレで買物をするとお得なのが5%のポイントバック。
通常家具通販ですと1%のところが多くて、よくても3%です。その中で5%のポイントバックというのは破格なので大きな買い物になる家具ですから、このポイント還元率は見逃せません。
hhsytle.com エイチエイチスタイル
青山に本店があり、北欧家具とデザイナーズ家具専門ショップとして定番となっているhhstyle。
hhstyleの魅力は取り扱いブランドやデザイナーの多さで、とにかく色々なアイテムから選ぶことができるので北欧デザイナーズ家具を探すならまず見るべきショップです。
アルテックやフリッツ・ハンセンはもちろんのこと、デザインハウス・ストックホルムなどの人気新興ブランドもありますし、オーレ・ヴァンシャーやポール・ケアホルム、コーレ・クリントの家具も取り扱いがあるので見逃せません。
テーブルウェアとしてiittala(イッタラ)もあるのでトータルでコーディネートができてしまいます。
hhstyleの場合は、5万円以上購入すると1000円1ポイントのポイントが50ポイント貯まるので、以降の買い物では最大15%OFFの特別価格が適用されます。
まずは5万円分購入してから、その後残りの商品を購入すればお得に買物ができますね。
TABROOM タブルーム
リクルートが運営する家具ポータルで、家具通販のオンラインショップにもなっています。
家具ポータルのカタログでは30万点という膨大なデータベースになっていますが、オンラインショップではその全てが購入できるわけではありません。
とはいえ、かなりレアなブランドの取り扱いがあるので、見ておいて損はないショップです。
北欧ブランドでは、hhstyle.comでは取り扱いのないフレデリシアやPPモブラーといったブランド、ボーエ・モーエンセンの家具を取り扱っているのでチェックが必要です。
リクルートが運営しているのでじゃらんやホットペッパーでも使えるPONTAポイントが購入額の2%ポイントとして還元されるのでお得に買物ができます。
家具の開梱、組み立て、廃材回収が無料というのも大手ならでは良心的なサービスです。
北欧スタイルを格安でコーディネートしたいなら
(出典:http://kagu350.com/)
北欧スタイルの部屋をコーディネートしたいけど、デザイナーズ家具ばかり買うのは無理という方が実は大多数ではないかと思います。
チェアなどはまだましですが、デザイナーズ家具はとても高額でソファなどの大型家具は数十万円が普通の世界です。
こんな悩みを解消するために、格安で北欧スタイルを実現できるショップもあります。
もちろんデザイナーズ家具ではありませんが、デザインだけをみればデザイナーズ家具とよく似ているデザインが多数あり、価格をみるとデザイナーズ家具の1/10程度なのです。
さらに複数商品をまとめて購入すると割引してくれるサービスもあるので、北欧スタイルをできるだけ安くコーディネートしたいというときには一度検討されてもいいと思います。
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