- Established: 1948
- Nation:タイ
- Website:http://www.jimthompsonfabrics.com/
ブランド評価
当サイトに掲載しているブランドは世界的に通用する一流ブランドばかりですですが、
ブランド評価は独断と偏見に基づきながらも、当サイトに掲載しているブランドの相対評価を元に可能な限り客観的な視点で行っています。
不快感を感じられる方もいらっしゃるかも知れませんが、ご了承願います。
ブランド力 | 高級感 | 価格 | デザイン性 | 技術力 | 独創性 |
---|---|---|---|---|---|
2 | 5 | 8 | 5 | 5 | 5 |
総合評価:5
ひと言コメント
タイシルクの代名詞と呼ばれるほどシルクに関しては右に出るものはいないブランドです。
日本でもよくジム・トンプソンのクッションは見かけますね。
素材としては最高級ですし、真っ青なトルコブルーや明るく輝くイエロー、キラキラのゴールドやシルバーといったタイシルク特有の光沢感、発色という点ではジム・トンプソンのタイシルクがNO.1でしょう。このエスニックな雰囲気が大好きという方にはもってこいのブランドだと思います。
ブランドストーリー
JIM THOMPSON(ジム・トンプソン)
(出典:http://www.jimthompsonfabrics.com/)
タイシルクの代名詞のようなJIM THOMPSON(ジム・トンプソン)ですが、ジム・トンプソン自身は名前からも分かるようにタイ人ではなく、アメリカ人です。元々はアメリカで建築家として活躍していましたが、第二次世界大戦前に陸軍に入隊し、諜報員としてヨーロッパで活躍した後、対日本軍作戦のためにインドシナ半島へ赴くことになりました。
第二次世界大戦が終結後、タイに留まってホテル経営を試みましたが失敗し、その後衰退しつつあったタイシルクに目をつけ、見事タイシルクの復興に成功し、タイ国内のみならず世界中にその名と上質なタイシルクの評判を広めました。
(出典:http://www.jimthompsonfabrics.com/)
シルクはその発色の美しさ、上品な光沢感が故にインテリアファブリックとしても大変人気があり、JIM THOMPSON(ジム・トンプソン)のタイシルクは美しく豊富なカラーバリエーションが特徴的で世界の一流ブランドとして多くの人々に愛用されています。
ジム・トンプソンの歴史を知ろう
(出典:http://www.jimthompsonfabrics.com/)
ジム・トンプソンの実名はジェームズ・ハリソン・ウィルソン・トンプソンでという長い名前で1906年に繊維メーカーに勤める父とエリート将軍の娘である母の間にアメリカで生まれました。
1930年代には建築家としてニューヨークで上流階級の邸宅をデザインするなど活躍し、その後バレー・ルッセ・デ・モンテカルロの理事を務める際に織物や衣装デザインに興味を持ちました。
自ら国防軍に志願し、現在のCIAに配属され世界中を転々とし、1945年のタイ侵略作戦でスリランカに駐留していたのですが、終戦によりタイ侵略の必要がなくなったため、軍用機でタイへ上陸しました。
その時にタイのバンコクでバーンクルアと呼ばれる織物職人たちと出会ったことがブランドが始まるきっかけになります。
すぐにバーンクルアによって丁寧に手織りされたシルクコレクションをまとめてニューヨークへと送ったところ、すぐにアメリカファッション界の目に留まり、その時代のヴォーグ編集者で伝説とも呼ばれたエドナー・ウールマン・チェイスでさえもタイシルクに魅了されたのです。
そうしてニューヨークでの称賛を契機として自身のシルクブランドを立ち上げ、1950年に念願の1号店をバンコクにオープンするに至りました。
実は1967年にジム・トンプソンはマレーシアで休暇中に謎の失踪を遂げています。
捜索に史上最高と言われた400人体制で当たりましたが、それでも発見されることはなく誘拐や暗殺、虎などに襲われたなど様々な憶測が飛び交いましたが結局真相は分からず、ミステリーな事件として今も語り継がれています。
ジム・トンプソンはタイシルクという素晴らしい織物を世界に広めた功績も大きのですが、このミステリアスな失踪事件も同様に人々から関心を集めています。
実はシルクだけじゃない多角ブランド
(出典:http://www.jimthompsonfabrics.com/)
ジム・トンプソンはシルクを中心としたファブリックブランドという認識が強いのですが、実は実態はかなり多角的な事業を行っています。
ブティックやファブリックショールーム以外にも、タイで唯一のファーストクラスのプレミアムレストランを鵜寧していますし、家具以外にもファッションやアートなども取り扱い、ブティックではスカーフやネクタイ、既製服、革とシルクのアクセサリー、ハンドバッグ、レザーグッズ、クッション、テーブルクロスなどを販売しています。
東南アジアのカルチャーをインスピレーションとしたアイテムの数々、そして東南アジア初のグローバルラグジュアリーブランドを目指し、バンコクだけでなくロンドン、パリ、ニューヨーク、シンガポールにフラッグシップの展開を計画し、同時にレストランの展開も考えています。
インテリアブランドとしては、かなり異色ですがこれも家具を中心としたブランドではなくシルクというファブリックを中心として発展してきたブランドだからこそ成せる業でしょう。
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