(出典:http://www.hermanmiller.co.jp/)
- Born in： 1907
- Nation：アメリカ
- Website：
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SEMPRE.jp MoMA STORE 庄文堂デザイナーストーリー
Eames（イ―ムズ）夫妻の出会い
チャールズ・イームズは1907年にミズーリ州セントルイスで生まれ、ワシントン大学で建築を学び1930年に自身の建築事務所を設立し、数多くの建築を手がけました。
一方レイ・イームズ（結婚前はレイ・カイザー）は1912年にカリフォルニア州のサクラメント生まれました。絵画の勉強を進めアーティストの道を歩んでいました。
そんな2人の出会いのきっかけはチャールズが設計した聖マリア教会がクランブルック美術アカデミーの学長をしていたエリエル・サーリネンの目にとまりチャールズをクランブルックの学校へ招きます。
ここでチャールズはエリエル・サーリネンの息子であるエーロ・サーリネンとも出会い意気投合し共に作品を作り出すことになりますが、レイもクランブルックへ入学しており、ここでチャールズとレイの2人は出会う事になるのです。
チャールズ・イームズとエーロ・サーリネンはニューヨーク近代美術館（MoMA）が主催の「住宅家具のオーガニックデザイン」コンペに共同で出展し、成型合板を使った椅子、棚、机を出品し6部門中2部門で優賞する事になります。この時の仕事をレイも手伝っています。
そして1941年、お互いの才能に魅かれあいチャールズ・イームズとレイ・カイザーは結婚し、レイ ＆ チャールズとしての活動が中心となっています。
Charles ＆ Ray Eames（チャールズ ＆ レイ・イームズ）の軌跡
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1946年に1940年の『オーガニック家具デザインコンペ』主催者でもあったエリオット・ノイスが、ニューヨーク近代美術館（MoMA）で「チャールズ・イームズの新しい家具」展を同美術館で開催します。
この展覧会は成型合板のラウンジチェアなどが出品され、その評価の高さからインテリアメーカーによるチャールズ・イームズ争奪戦が始まります。
Knoll（ノール）社なども獲得に動いたりしたそうですが、チャールズ・イームズの才能に惚れ込んだハーマン・ミラー社のデザインディレクターだったジョージ・ネルソンの強い熱意によってハーマン・ミラー社と契約する事になります。
その後はシェルチェア（1950年）、ワイヤーチェア（1951年）、ラウンジ・チェア＆オットマン（1956年）、アルミナ・グループ（1958年）などといった代表作を生み出していきます。
Eames（イームズ）のデザイン
ミッド・センチュリーを代表するデザインで合板加工だけでなく、プラスチック、繊維強化プラスチック、ワイヤー、金属といった素材の使い方に特徴があります。
「グッドデザインを安価で誰にでも」という理念のもと数々の家具をデザインし、ハーマン・ミラー社の製造によって広く世界に普及しています。
チャールズ＆レイ・イームズは、全てのプロジェクトも終始一貫したプロセスですすめることによって大成功をおさめました。そのプロセスとは・・・「これは人の興味をそそる刺激的なものだろうか？」 「もっと素敵なものにできないか？」 「それをすると真剣に楽しいだろうか？」
二人は、アートと科学、デザインと建築、プロセスと製品、スタイルと機能を結合させる仕事を好み「細部は単なる細部にとどまりません。それはプロダクトを構成する要素なのです」とチャールズは言っています。
まさにミッドセンチュリー時代のモダンデザインのパイオニアとして新しい道を開拓し続けました。
代表作
シェルチェア（1950年）
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快適性と耐久性を兼ね備えたイームズシェルチェアは、単なるアクセントという存在を超え、家庭、オフィス、図書館、美術館などあらゆる場所で優れた機能を発揮します。
ワイヤーチェア（1951年）
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軽量でありながら耐久性に優れ、手頃な価格で購入できる、新しい高品質チェアの設計に取り組んでいました。彼らが新しい素材に選んだのが、このワイヤーだったのです。
ラウンジ・チェア＆オットマン（1956年）
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ドキュメンタリー映画や書籍のテーマとしても取り上げられ、ネット上のファンサイトまでつくられるほどのこのチェアは、ただ古典的名作と呼ぶくらいでは不十分です。
優雅な外観とこのうえない快適さを兼ね備えた、ミッドセンチュリーデザインの真髄ともいうべき傑作なのです。
アルミナム・グループ（1958年）
（出典:http://www.hermanmiller.co.jp//）
優雅なシルエットは、高級感の漂うロビーにも、レトロ調のインテリアにも、流行の先端を行く活気あふれるオフィスにもしっくりなじみます。
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