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ブランド評価

当サイトに掲載しているブランドは世界的に通用する一流ブランドばかりですですが、
ブランド評価は独断と偏見に基づきながらも、当サイトに掲載しているブランドの相対評価を元に可能な限り客観的な視点で行っています。
不快感を感じられる方もいらっしゃるかも知れませんが、ご了承願います。

ひと言コメント

ピエール・ポリンに代表される独特のフォルムとカラーリングのチェアは、そこにあるだけで存在感があり、インテリアとしてとても優秀だと思います。
名前の由来の通り、アート要素と快適性が見事に共存した作品群は手に入れる価値のあるものばかりです。
ピエール・ポリンは非常に有名ですが、アーティフォートというブランドはご存じない方が多いかもしれませんが、メトロクスが日本で行ったArtifort展などもあり徐々にではありますが、日本でもブランドが浸透しつつあるような気がします。

価格もそれほど高いわけではなく、お手頃な価格帯ですので、機会があればぜひ手に入れて下さい。

ブランドストーリー

逆境を力に変えて成長したブランド

（出典:http://www.artifort.com/） アーティフォートは、1890年に室内装飾を手掛ける会社として立ちあがったアーティフォートは、アムステルダムにショールームを持つまでに成長しましたが、1930年代の不況によって変革を余儀なくされました。

何をしたかというとキャッチーなブランド名とロゴの開発です。
Artifortという名前はこの不況のおり、1928年に生まれたのです。
ラテン語で「ars」は芸術や知識を意味し、「fortis」は力強さを意味しています。この2つの言葉を組み合わせて生まれたのがArtifortというブランド名です。「comfort（快適）」という意味をブランド名には影響を与えています。

また、ブランド名だけでなく家具のデザインに関してもオリジナリティ溢れる独特の感性が必要でした。
機能性、快適性とデザインと素材の革新的な使用と組み合わせ、新しい感性の家具デザインを創り出していったのです。
現在アーティフォートの家具いうのは、ピエール・ポランのリボンチェアやタンチェアなどに代表されるように非常にユニークなフォルムをしています。
そうした革新的なデザインを生み出す土台は1930年代の不況によって苦心の末うえつけられたDNAだったのです。

近年では、ジャスパー・モリソンやヴォルフガング•メッツァー、レネ•ホルテン、リチャード・ハッテンなど世界を代表するデザイナーとのコラボレーションを行っています。
また、1970年には日本のホウトクとの技術提携も行っています。

アーティフォートの顔　デザイナー「ピエール・ポラン」

（出典:http://www.artifort.com/） アーティフォートを代表するデザインと言えば、やはりピエール・ポランをおいて他にないでしょう。
リボンチェア、タンチェア、マッシュルームチェアなどとてもユニークで独特のフォルムをしたチェアを多数発表しています。

彫刻的で鮮やかなカラーリングをほどこしたポランのデザインはまたたく間に世界で人気を博しました。
これらのデザインはポランとアーティフォートの開発陣が一体になって新しい素材の研究、工法の開発などを行い生み出していきました。
現在でもアーティフォートの顔としてピエール・ポランのコレクションは憧れの存在となっています。

2014年10月にはメトロクス東京に「Artifort-Pierre Paulin Fair」としてピエール・ポランを代表する名作が多数展示されました。

Artifortのデザイン

アポロ

（出典:http://www.artifort.com/） 2002年にフランス人デザイナーのパトリック・ノルゲガデザインしたチェアです。
体をゆったりと包み込んでくれるようなチェアでオランダのブランドであるアーティフォートとフランス人デザイナーの有効な関係を築くきっかけともなりました。

ニナ

（出典:http://www.artifort.com/） レネ・ホルテンが2000年にデザインしたチェアです。
シンプルなデザインですが、丸みを帯びた優しくエレガントな作品です。

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この記事を監修しているのは？

高級家具・インテリアリサーチ部門

元建築家や現役インテリアコーディネーターや家具販売店員で編成。
国内外の高級家具やブランドなどを徹底的にリサーチし、定番からまだ見ぬブランドや家具を発掘しています。
世の中のトレンドや流れを敏感に察知し、常に新しい情報を発信出来るように奮闘しています。

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