- Established: 1976
- Nation:イタリア
- Website:http://www.magisjapan.com/
ブランド評価
当サイトに掲載しているブランドは世界的に通用する一流ブランドばかりですですが、
ブランド評価は独断と偏見に基づきながらも、当サイトに掲載しているブランドの相対評価を元に可能な限り客観的な視点で行っています。
不快感を感じられる方もいらっしゃるかも知れませんが、ご了承願います。
ブランド力 | 高級感 | 価格 | デザイン性 | 技術力 | 独創性 |
---|---|---|---|---|---|
7 | 4 | 9 | 8 | 9 | 8 |
総合評価:8
ひと言コメント
イメージとしてはプラスチックや金属といった先進的な素材を使いこなし、デザインや家具製造技術に新しい風穴をあける革新ブランドといった感じです。
現在ではプラスチックを使った家具は一般的になりつつありますが、先行者利益と言いますかやはり一日の長があります。
そしてこうした新技術を使ってジャスパー・モリソンやグルチッチといったデザイナーと新しい風を送り込んできたというわけです。
アレッサンドロ・メンディーニの「プルースト」の復刻なんかは、とてもよい例ですが、伝説的な名作に新しい素材を用い、仕様やディテールを継承しながらも更に進化させてしまうというのは高い技術がないと出来ないことです。
マジスの良いところは、価格的に非常にリーズナブルであることです。
こうした一流ブランドは価格がかなり・・・なのですが、マジスの価格はちょっと背伸びをすれば手が届くところにあるというは嬉しいですね。
ブランドストーリー
MAGIS(マジス)について
(出典:http://www.magisjapan.com/)
1976年に活気あふれる北東イタリアで、創業者ユージニオ・ペラッツァによって設立されたMAGIS(マジス)は、現在では世界的なデザインラボラトリーに成長し、
リチャード・サッパー、ジャスパー・モリソン、ステファノ・ジョバンニ 、マーク・ニューソン、ジェームス・アーバイン、コンスタンチン・グルチッチ、 ロン・アラッド、ブルレック兄弟など
世界を代表するデザイナーたちの創造性をもって、常に時代の変化を掴み、最先端のものづくりに挑戦しています。
MAGISとは、ラテン語で"もっと"を意味する比較級の形容詞で、MAGISのすべての商品には、"もっと"というこだわりが込められています。
MAGIS(マジス)の始まり
(出典:http://www.magisjapan.com/)
創業者のユージニオ・ペラッツァは、35歳になるまで、ある家庭用品メーカーの商務部で働いていました。
彼は生産には投資をするが、マーケティングや開発には力を注がない会社に疑問を抱いていました。
そこである日、社長に商品開発部門の立ち上げを提案したところ、彼自身がそのままプロジェクトを任されることになりました。何も生まれない日々が続きましたが、あるとき機会は訪れます。
彼はとある路地の本屋のショーウィンドーで、スチールロッドでできたある名作椅子の写真を目にします。スチールロッドの加工技術は、彼の会社が得意とするところでした。彼は、その本を購入し、翌日その椅子も2脚購入しました。
会社に戻り、同じ椅子を作るのにいくらかかるか見積もると、驚くほどの安価で作れることがわかりました。
彼はそこから、新しいマーケットの可能性を見つけ出したのです。スチールロッドの技術を確保していたので、次にデザイナーを探し出し、共同開発に取り組もうとしましたが、会社の意見は、デザイナーなどと働くつもりはないという冷たいものでした。そこでユージニオは会社を辞めて、すぐにMAGIS(マジス)を設立しました。
MAGIS(マジス)とプラスチック素材
創業から近年までMAGIS(マジス)はプラスチック素材を使う数少ない会社の一つでした。現在では追随する会社も増えてきましたが、いまだMAGIS(マジス)はもっとも進歩的なプラスチック成形技術を備えています。
(エアチェア 出典:http://www.magisjapan.com/)
また、MAGISは世界で始めてエアモールド成形技術を芸術的な作品に取り入れた会社であり、ジャスパー・モリソンの「エアチェア」は、欺かれるようなシンプルなデザインと高度な成形プロセスを組み合わせて誕生しました。
(チェアワン 出典:http://www.magisjapan.com/)
今では「チェアワン」に代表されるように、ダイキャストアルミニウムやウッドなどの新素材や環境問題に取り組むエコ素材など、新しい製造方針へと挑戦していますが、プラスチックはこの先もMAGIS(マジス)にとって基本となる素材となるでしょう。
時代に合わせた環境配慮への取り組み
(出典:http://www.magisjapan.com/)
昨今はファッション業界など様々な業界で、サスティナブルな取り組みのというのが話題になり、また当たり前にもなってきています。
世界を代表するイタリアンブランドCassina(カッシーナ)でも、リンゴの廃棄物で作ったソファなどが注目を集めましたが、マジスでもそうした環境へ配慮した家具作りというのに取り組み始めています。
2020年にコンスタンチン・グルチッチがデザインしたBELL(ベル)という一体成型型チェアは、一見すると普通に見えるモノブロックチェアですが、そこにはある責任を果たしているのです。
素材がマジスの家具製造と地域の自動車産業から廃棄される産業廃棄物を還元することで再生ポリプロピレンを作り、それを100%使用しているのです。しかも重さは平均的なプラスチックの約半分という超軽量を実現しているという機能的にも優れたチェアとなっています。
しかも配送のことまで考えて再利用可能な特別な配送パレットで、24脚までスタッキングすることが出来るので輸送時に必要となる梱包材も最小限になります。
プラスチック家具は特に公共施設や大規模利用が想定されることが多いので、こうした環境にも配慮したサスティナブルな家具というのは素晴らしい取り組みだと言えるでしょう。
(出典:http://www.magisjapan.com/)
MAGIS(マジス)は様々なデザイナーとコラボレーションをしています。また、新進気鋭のデザイナーの発掘にも積極的です。ただ、その中でも変わらないのは、アイディアは常にMAGISから生まれるということです。
デザインとは考え方そのものだという立場から、一つのプロジェクトに対してMAGISがアイディアを出し、デザイナーと共に取り組み、平均3年かけて商品化を目指しています。
世界70ヶ国へ発信されるその斬新な製品は、世界で数々の賞を受賞し、ニューヨーク現代美術館やパリ国立近代美術館など、世界のミュージアムでパーマネントコレクションに選ばれています。
世界を代表するMAGIS(マジス)のプラスチックチェアを是非体験してみて下さい。
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