インテリア・デザイン・コンペティションとは?
The Interieur Awardsとして1972年よりベルギーのビエンナーレ・インテリアによって2年に1回のペース運営されているデザイン賞です。
30カ国から200~300程度の作品の応募があり、若手デザイナーのための国際舞台への足がかりへとなり続けているこの賞は、応募された作品に対してインテリアのプロといえる審査員が厳しい目で判断し、受賞者が決定されます。
2012年よりカテゴリはオブジェクトとスペースという2分野に対して行われ、それぞれに対して受賞者が選ばれます。
また、優秀作品は、ベルギーのコルトレイクで開催されるアンテリユール国際インテリアビエンナーレに展示されるという特典があります。
2014年のグランド・プライズに輝いたのはプロダクト部門の「Keystones」というテーブルでスタジオ・ミナーレ・マエダがデザインしたものです。
日本人デザイナーKuniko Maedaのデザインデュオです。テーブルとコートスタンドから成るコンパクトなテーブルです。
他にはElisa Honkanenの「Purist」チェアやZascho Petkowの「Multifunctinal Rings」などが受賞しています。
デザイナー・オブ・ザ・イヤーも選ばれる?
ビエンナーレ・インテリアでは毎年その年最も活躍したデザイナーをデザイナー・オブ・ザ・イヤーとして表彰しています。
ビエンナーレ・インテリアとウィークエンドマガジン「Knack」、「Le Vif Weekend」の共同イニシアチブです。
これらの賞はゲント・デザインミュージアムやCentre d'innovation et de design au Grand-Hornu 、Bozarによってもサポートされています。
2015年のミューラー・ヴァン・セーヴェレン、2014年のマリナ・ボーティエ、2013年のジャン・フランソワ・ドール、2012年のアラン・ジルなど世界に名だたるデザイナーが受賞しています。