デザインプラスとは?
デザインプラスは、毎年2月に開催される世界最大規模のBtoB消費財見本市「アンビエンテ」のなかで出展者の中から選ばれる賞で1983年から開催されています。
この見本市に出展される作品から、既存製品よりも機能面で優れていること、魅力的なデザインでユーザビリティにも配慮がなされている、環境への影響が考慮されているといった基準と、市場に投入してから2年以内である作品であるという条件の下審査が行われます。
メッセ・フランクフルトとラットエリーゼ、DIHKによって主催されており、書類審査、1次、2次、最終審査を経てその中からデザインプラスが選ばれます。
このデザインプラスを受賞することによって「認定証」ガ与えられ、製品に変更が加えられなければ、この認定賞(すなわちDesign Plusマーク)を製品につけることが許可されます。
ヨーロッパにおいてはデザインプラスは認知度も高く、非常に価値の高い賞であるため、各メーカー、ブランド、デザイナーは様々に趣向を凝らした自信作を投じてきます。
まさに素晴らしいデザインの競演となるわけです。
受賞作品はどういったものがあるの?
カテゴリがキッチンやテーブルウェア、小型家電、クリスタルなどのダイニングとギフト、ファッションジュエリー、ボディケアなどのギビング、家具、照明、ガーデン、ホームアクセサリーのリビングに分かれていますが、特に消費財見本市ということでキッチンやテーブルウェアなどの受賞が多いように思います。
ブランドで言うとアレッシィやStelton、8Pandasなどの受賞が目立ちます。
目ためはシンプルなものでも機能性に富んでいて、新しいコンセプトやユーザビリティが考慮されいている製品が受賞しているように思います。