名作データシート
- 作品名: Eiermann Table(アイアーマンテーブル)
- 発表時期:1932 年
- デザイナー: Egon Eiermann(エゴン・アイアーマン)
- ブランド: richard lampert(リチャード・ランパート)
(出典:http://www.richard-lampert.de/)
シンプルを極めたワークデスク
エゴン・アイアーマンは、国会議事堂、ドイツ領事館、カイザー・ヴィルヘルム記念教会、オリベッティタワーなど数々の建築作品を手掛け、近代ドイツ建築に大きな足跡を残した偉大な建築家であり、デザイナーです。
彼は、1932年に自身のアトリエで使用するためのデスクの設計を行いました。
それが、この自身の名前を冠したアイアーマンテーブルです。
バウハウスにも大きな影響を与えたアイアーマンですので、まさにミニマルデザインの究極形と言っていいほど、非常にシンプルです。
細いステンレスフレームで構造が作られ、その上に天板をのせただけというフォルム。そして、特徴的なのは構造を極力最低限で保つために斜めにクロスバーを入れて、全体を支えるようになっています。
余分な装飾は一切ない、自身が必要とする機能を満たすためだけに作られたワークデスクの最終形態です。
1995年にリチャード・ランパードがエゴン・アイアーマンの家具の製造ライセンスを付与され、復刻を始めました。
リチャード・ランパードの技術力によって仕様や品質を変えることなく、現代生活でも使いやすくなるように手を加えています。
具体的にはノックダウン構造が導入されて、テーブルの高さを5段階で調節できるようになりました。
専用の金具をフレームに差し込むことで高さを固定できるようになっています。
シンプルを極めたアイアーマン最高傑作であるこのデスクに、リチャード・ランパードが現代ユーザへの配慮を加えたアイアーマンテーブルは貴方のデスクワークを素晴らしい体験へと導いてくれるでしょう。
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高級家具・インテリアリサーチ部門
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