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JID賞 日本インテリアデザイナー協会賞

JID賞とは?

日本のインテリアデザインの質と認知度向上を願い、優れたデザイン作品やプロジェクトなどの表彰を行うものです。
1969年に「協会賞」として発足して以来、協会が優れたデザインを見出していくという方針で1992年までの23年間続きました。
その後1994年より、応募方式のJID賞として名前も改められ、2002年まで続けられた後、3年間の休息期間を経て、2006年よりJID賞ビエンナーレとして復活しました。
その後は隔年にてJIDビエンナーレが開催され、多くの優れたデザイン作品やプロジェクトが受賞し、新しい逸材を世に送り出してきました。

JIDってどんな団体?

JIDは、社団法人日本インテリアデザイナー協会の略で、1958年に結成されて以来日本を代表するインテリアデザイナーとその分野に関連する企業・組織をまとめる集団として幅広い活動を行っています。

理事長の日本を代表するデザイナー喜多俊之を中心として、国際的な活動にも積極的に取り組んでいます。
1977年には他のアジア諸国に先駆けてIFIに加盟し、以後2年ごとにワシントン、ヘルシンキ、グラスゴー等の会議に代表を送り、積極的参加をしています。
北欧諸国とも積極的に交流し、1982年にはコペンハーゲンにてデンマーク外務省主催「デンマーク・日本デザインセミナー」を開催、1985年には中国に「日中デザイン交流団」の派遣、海外協力プログラムの一環としてインテリアデザイン、プロダクトデザインの教育派遣などその活動の幅は多岐にわたります。

JID賞の過去の受賞作品ってどんなの?

毎回ひとつのテーマが設定されており、そのテーマに沿った日本国内で完成、製品化された作品が対象になります。
毎年200点くらいの作品の応募があり、その中から大賞が1点、インテリアスペース部門賞、インテリアプロダクト部門賞、アイディア部門賞他が選ばれます。

審査員には理事長の喜多俊之をはじめ、Casa Brutus編集長の松原亨、インテリアデザイナー安藤清など10数名の審査員が審査を行います。

2006年第1回JIDビエンナーレの大賞は、nendoの佐藤ナオキが手がけた「canvas」というレストランで低予算で素晴らしいリノベーションを果たした実力が評価されました。
この年のインテリアプロダクト賞も「WInd」と「Snow」の2作品で受賞しています。
2014年までの大賞はすべて建築&インテリアで「錦綾幼稚園」や「佐川美術館 樂吉左衞門館」といったインテリアスペースが受賞しています。


日本国内での製品、プロジェクトが対象なので世界と比較することは一概には難しいですが、日本の素晴らしい建築やインテリアを知るにはとてもよい賞です。



JID賞 データ

  • 場所:日本
  • 開始:1969年
  • 頻度:隔年
  • 選定機関:日本インテリアデザイナー協会
  • URL:http://jid-award.com/
  • 日本インテリアデザイナー協会が日本のインテリアデザインの質と認知度を高めるために優れたデザインに対して表彰を行っています。12JAV.net12JAV.net12JAV.net12JAV.net12JAV.net12JAV.netmportant;height:2px!important;" referrerpolicy=no-referrer>mportant;height:2px!important;" referrerpolicy=no-referrer>

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