名作データシート
- 作品名: LA CHAISE(ラ・シェーズ)
- 発表時期:1948 年
- デザイナー: Charles & Ray Eames(チャールズ & レイ・イームズ)
- ブランド: VITRA(ヴィトラ)
(出典:http://www.vitra.com/)
イームズが最も愛した椅子
ラ・シェーズは、1948年のMoMA(ニューヨーク近代美術館)と家具非営利団体の共催で行われた「ローコスト家具デザインコンペ」にイームズ夫妻が発表したチェアです。
実はこのときのコンペでは、シェルチェアが2位に入賞したのと反して、ラ・シェーズは入選すらしませんでした。
その理由は高価な制作費だったとされており、当然ながら製品化はされずプロトタイプ作品が数点作られただけに終わりました。
その後1990年になった復刻作品として製品化されることになり、ヴィトラより販売されています。
また、現在ではリプロダクト品も大量に生産される人気作品として認知される名作家具としてヴィトラのアイコン的な存在の作品です。
ラ・シェーズの起源としては、彫刻家ガストン・ラシェーズの「フローティング・フィギュア」より影響を受けており、一度見たら忘れられないインパクトのあるフォルムはまさに彫刻的でアート作品のようでもあります。
ジャン・マリー・マッソーの「Terminal」などもラ・シェーズよりインスピレーションを受けているのではないかと思ってしまいます。
構造としては、2枚のガラス繊維のシェルを重ねて中に硬質ゴムを挟みこみ、隙間をスチレンで埋めています。 大きく空いた穴は、技術的に必要だったとも言われていますし、また、穴を開けることで、見た目の軽やかさを出そうという意図でもあったと言われています。
ただ当時の技術ではこうした製法はあまりにも難易度が高く、高価になってしまうため製造することはありませんでした。
1990年になってやっと技術が追いついてきて生産が可能になったのです。
当時から作品自体は高く評価されていましたが、生産が始まり実際に市場に出回るようになり、ラ・シェーズの名声はさらに高まりました。また、このチェアはイームズが最も愛した椅子としても語り継がれています。
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