名作データシート
- 作品名： Louis Ghost（ルイ・ゴースト）
- 発表時期：2002 年
- デザイナー： Philippe Starck（フィリップ・スタルク）
- ブランド： Kartell（カルテル）
- 出典:http://www.kartell.com/
- 出典:http://www.kartell.com/
- 出典:http://www.kartell.com/
- 出典:http://www.kartell.com/
（出典:http://www.kartell.com/）
伝統的なスタイルとモダン素材の融合
ルイ・ゴーストは2002年にフィリップ・スタルクによってデザインされたポリカーボネート一体成形製造で作られたチェアです。
フランスのルイ15世様式のデザインを再現しており、ルイ15世のお化け（ゴースト）という意味です。
フィリップ・スタルクらしい遊び心のあるネーミングセンスもよいですね。
この椅子もラ・マリーと同様にポリカーボネート一体成形になったており、古典的なデザインに現代素材を使ってモダンにアレンジするスタルクの良さが出ている名作です。
ルイ15世様式だとバロック様式とロココ様式の境目にあたりますが、バロック調のエレガントなデザインでありながら透明なポリカーボネートを使ったスタイリッシュなデザインになっていてどんなシーンであっても活用出来そうです。
それにしてもこのデザインセンスは本当にいいです。
丸い背もたれから4本のアームと脚が伸びていき、全てが繋がって造りだされるフォルムは圧巻です。
正面から見ると鏡のようにも見えますよね。
透明なシャンデリアとかテーブルと合わせると透き通るようなフレッシュな空間を演出出来ますし、テラスやサンルームでは開放感溢れる空間を演出出来ると思います。
また、透明であることから圧迫感が全くなく、狭い部屋に置いてもスペースを感じる事も出来ます。
当然、耐久性にも優れており、ポリカーボネートは衝撃やキズにも強く、また手入れも非常に楽なのでリビングやダイニングといった室内利用だけでなく屋外での利用も全く問題ありません。
そしてスタッキング可能なためカフェやレストランなどの商業施設などでもよく見かけます。
このチェアは、カルテルから発表されていますが、プラスチック家具の名門ブランドであるカルテルにおいても代表的な作品となっています。
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