名作データシート
- 作品名: Aluminum Group Chairs(アルミナムグループチェア)
- 発表時期:1958 年
- デザイナー: Charles & Ray Eames(チャールズ & レイ・イームズ)
- ブランド: Herman Miller(ハーマンミラー)
(出典:http://www.hermanmiller.co.jp/)
ワークチェアの傑作中の傑作
なぜにこれほど人気があるの?
アルミナムグループチェアは、一度は名前を効いたことがあるでしょう、チャールズ&レイ・イームズが1958年にデザインしたオフィスチェア、ワークチェアの傑作中の傑作です。
しかし、ワークチェアとしては非常にローテクなチェアです。
高さ調節はシートとベースフレームをつなぐ軸パーツを手で回すことで行いますし、リクライニング調節はシートの横にあるハンドルを回すことで調節します。
同じハーマン・ミラーより発表されているビル・スタンフのアーロンチェアなどと比べるとどうしても機能面では劣っているように感じてしまいます。
ではなぜこれほどまでに高い人気を誇っているのでしょう?
ローテクだからこそできる美しいデザインに仕上がっている、そしてヴィンテージとしての価値もあります。
イームズの作品というのは多くのヴィンテージが存在します。
アルミナムチェアもそのひとつで、使う人の体型や使い方に合わせて適度に伸びたレザーが長い間衣服との擦れで磨かれ艶を持ってきます。
ミッドセンチュリーから今まで改良を続けながら使い続けられているプロダクトというのはそうそうありませんので、そういった育てる楽しみと希少価値というも魅力になっているのです。
アルミナムグループチェアはどうして生まれた?
もともとはエーロ・サーリネンとアレキサンダー・ジラードが屋外用の上質なチェアが欲しいということでイームズ夫妻にデザインを依頼したことから始まります。
イームズ夫妻は、アルミダイキャストを使用してシートフレームに合成繊維のメッシュ素材を張ったチェアをデザインしました。
素材を活かした背もたれと座面のサスペンションは、固いシェルの従来の椅子とは違った高度な構造を生み出したのです。
これが後にアルミナムグループチェアとなり、ハーマン・ミラーより発表されました。
シート部分のデザイン遷移
発表当初は、イームズ夫妻がデザインしたままのメッシュ素材でしたが、その後ブラックレザーへと変更されています。
その後は1969年にソフトパッドのバージョンを発売しています。
2001年には新しいメッシュのバージョン「シグナス」を発表しています。
高いデザイン性と快適性を備えていますのでオフィス用途だけではなく、家庭用としてもピッタリとはまるチェアです。
50年以上の時を経ても色あせない歴史的名作をぜひご家庭でも使ってみて下さい。
この記事を監修しているのは?
高級家具・インテリアリサーチ部門
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