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アップリカのブランド紹介

アップリカは抱っこ紐でもやっぱりすごい！

　 Aprica（アップリカ）は、日本の誇るベビー用品ブランドの大手です。
ベビーカーやチャイルドシートなどでは、Combi（コンビ）と並んで国内ブランドのトップの地位を不動のものにしている感もあります。

特にベビーカーは1940年代からスタートしており、ベビーカーといえばまずアップリカを見てみようというほど有名なブランドではあります。
一方で抱っこ紐という観点でアップリカを見てみるとそれほどシェアは大きくなく、エルゴベビーやベビービョルンといった抱っこ紐を中心に作っている海外ブランド勢が人気の傾向にあるのも事実。

ただ、海外製の抱っこ紐は確かに良いものも多いですが、欧米系の外国人の体格に合わせて作られていることもあり、細身の日本人ママだとしっかりフィットしないこともあります。
その点では、アップリカは日本人の体型に合わせ設計されているという点では安心ですし、日本のブランドらしい装着時や使用時のきめ細かな気配りというのはやはり優秀です。

実際のところ、抱っこ紐に関してはベビーカーやチャイルドシートほど力を入れているという感じもないため、種類も少ないのですが、それでも長年培ってきた老舗ベビーブランドとしてアップリカならではの機能性を感じる部分もあり、抱っこ紐選びの候補に入れておいても良いブランドではあると思います。

Aprica（アップリカ）ならではの抱っこ紐って？

アップリカでは、まだ言葉を話せない赤ちゃんのことをより深く知るために、「赤ちゃん医学」と「育児工学」を研究し、赤ちゃんの「8つの身体のみ熟成」と「3つの育みたい心の発達」を導き出し、それが製品の「8つの基本構造」に活かされています。

8つの基本構造というのは、以下のようなもので

1. 平らな状態に寝かせてあげる構造
2. 頭や首に負担をかけない構造
3. 発達段階にあった自然な姿勢を保つ構造
4. 通気や温湿度環境を整える構造
5. ほこりや有害物質から遠ざける構造
6. 衝撃や不快な振動を軽減する構造
7. 睡眠・生活リズムをサポートする構造
8. アイコンタクトやスキンシップを育む構造

こうした考え方は、抱っこ紐だけではなくベビーカーやチャイルドシートなどアップリカのすべての製品で考えられていることですが、抱っこ紐でも「1.平らな状態に寝かせてあげる構造」として『ママうで抱っこ』が出来るというは特徴的。

ママうで抱っこってなに？

　 キャリー型の抱っこ紐だと普通は赤ちゃんを縦に抱くのが基本になっています。
スリングやラップ型だとヨコ抱きも出来ますが、キャリーだとママやパパと赤ちゃんの体を密着させて抱っこする形をとるので、ヨコ抱きが出来ないのが普通。

ママうで抱っこは、そんなキャリー型抱っこ紐の常識を覆すアイデアでキャリーなのに横抱きが出来るようになっている仕組みなのです。

産まれたばかりの赤ちゃんというのは、当然首がすわっていないですし、タテに抱っこするよりもヨコに抱っこする方が赤ちゃんも安心するはずです。
ホールディングパッドがグラグラする首と頭を優しく包み込み、自然な抱っことほとんど変わらない角度なので赤ちゃんは疲れにくく、ママとの目線も合わせやすくなるので寝かしつけもしやすいのです。


　 もちろんヨコ抱きだけではなく、対面抱っこや前向き抱っこ、おんぶにも対応しているので月齢に合わせて、また色々なシーンで活用することが出来る抱っこ紐になっています。

簡単取り付けが可能な独自のペタル構造

　 抱っこ紐を使っているとけっこう億劫になってくるのが装着の面倒さ。
これは使っている方、使っていた方なら「あるある」だと思いますが、抱っこ紐を体に取り付けて、赤ちゃんを抱っこ紐で抱っこするという一連の作業というのは実はかなり手間がかかります。

アップリカの抱っこ紐は、この装着に手間がかかるという問題を解決するために2枚の花びらで包むようなペタル構造を考えました。
赤ちゃんを支える部分が2重構造になっていて、片方の肩ベルトを外し、前を大きく開いて赤ちゃんを横からスッと抱っこ紐の中に入れられる構造です。

いったん赤ちゃんを乗せてから取り付けるということをしなくてよく、先に抱っこ紐を装着してから立ったままで、体の前だけで操作が出来るので安心なのです。

腰・肩らくらくでフィットするWトライアングル

　 アップリカは日本人向けに設計された抱っこ紐なので、インポートブランドに比べるとやはりフィット感が違ってきます。

さらに人間工学に基づく「らくピタ肩ベルト」と猫背や反り腰をサポートする2本のサポート芯が入った「腰らくサポートパッド」でバランスを保ちながら負荷分散し、腰と肩の負担を抑えてくれます。

そして、背中部分で肩ベルトのフィット感を調整するアジャスターは少し下の方についているので、背中のラインにしっかりとフィットしてくれるのです。

この3つが2つのトライアングルを形成し、長時間の抱っこでも疲れない状態を作り出してくれます。


アップリカは、抱っこ紐の本命ブランドというわけではないですが、赤ちゃんのことを良く知っているブランドだけに抱っこ紐でもハイクオリティの製品となっています。

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この記事を監修しているのは？

キッズ・ベビー担当部門

有名ベビー向けショップ店員、2歳～小学生までの子供を持つママなどリアルな情報を届けられるメンバーで編成。 最新のトレンドや情報を発信できるように常に新しいメンバーによる活性化を図りながら日々奮闘しています。