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ヌーマのブランド紹介
美しく機能的なベビーチェアを作るという願い
おそらくknuma(ヌーマ)と聞いて、ご存知の方の方が少ないであろうブランド。
イギリス生まれのインポートブランドで4 in 1チェアのConnect(コネクト)というベビーチェアが情報通の人の間で人気になっているブランドです。
創立も2012年と比較的新しく、さらに規模も大きくなく、ベビーチェアぐらいしか製品がないのでベビーチェアを探していてたまたま巡り合う可能性があるというくらいではないでしょうか。
創業者のクリスチャン・リストンは、インダストリアルデザイナーとして、大手介護業界の経験を持ち、さらにMamas&PapasやRecaro(レカロ)といった大企業向けの製品をデザインしてきた生粋のデザイナー。
そんなクリスチャン・リストンが長年思い続けてきた美しいルックスで、さらに機能的であるベビーチェアを設計するという願いを叶えたのがConnect(コネクト)というアイディアだったのです。
Connect(コネクト)の完成と同時にknuma(ヌーマ)をスタートし、海を渡り2017年には日本にも上陸し、密かな人気を博しています。
見た目と機能にこだわりをもったチェアなので、おしゃれですし、ユニークな使い勝手ではあるのですが日本の住環境を考えるとけっこうサイズが大きめで、価格も高価なのが難点ですね。
1台で4役こなす4 in 1 チェアの実力は?
その形状や高さを変えながら大人まで使える一生モノのベビーチェアというのは世の中にけっこうありますが、1台で4役をこなしてくれるチェアというのはほとんど聞いたことがありません。
そもそも4役というのは何をしてくれるのでしょうか?
4役というのは、ベビーハイチェア、ミドルチェア、そしてローチェアとローテーブルになっています。
ここでひとつ不思議なのがチェアなのになぜローテーブル?ということですが、コネクトという名前の通り、結合・分離できるような構造になっているので、ハイチェアとして使用するときは結合した状態、そして分離すると下部分がローテーブルに上部分がローチェアになるという仕様なのです。
素材としてはヨーロッパ産のビーチ(ブナ)材を使っているのでとても丈夫ですし、メラミン加工によって表面を美しく仕上げています。
耐荷重は50kgまで耐えられるので、大体10歳くらいまでは使えるような仕様になっています。
現代の日本のライフスタイルだとハイチェアというのがダイニングテーブルにしっくりときます。
赤ちゃんがお座りをして離乳食を食べ始めたら家族と一緒の食卓で囲めます。
テーブルも標準装備されていて、ワンタッチ取り付け可能なのでとても便利。
珍しいのがミドルチェアで、ダイニングテーブルの高さに合わせてハイチェア状態よりもやや低い状態を作ることが出来ます。
正直ミドルチェア状態はあまり使うこともないような気もしますが、テーブルの高さによってはとても役に立つ可能性もあります。
そして、ローチェアとローテーブル、もしくはローチェア+テーブルトレイですが、ままごとやお絵描きのような遊び場としても使えますし、ローテーブルで食事をする家庭や和室などでも座って、食べてを同じ目線で行うことができます。
現代の日本の文化を考えるとダイニングの様式スタイルと和室などの和式スタイルが混在しているので、こうしたマルチカルチャーに対応出来るチェアというのはおもしろいかもしれません。
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