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シルバークロスのブランド紹介
ロールスロイスの乳母車として知られる英国王室御用達Silver Cross(シルバークロス)
インポートのコンパクトベビーカーとして屈指の人気を誇るSilver Cross(シルバークロス)。
JET(ジェット)やWING(ウィング)といったモデル名は飛行機の荷棚にも収納できることを意識したものなのでしょうか?
イギリス発のベビーブランドであるシルバークロスは、イタリアやアメリカのベビーカーとは少し違ったクラシック感のあるスタイリッシュベビーカー。
シックな雰囲気と高級感があり、コンパクトベビーカーなのに足回りもしっかりしているので総合力という点ではかなり高水準にあります。
Silver Cross(シルバークロス)というブランドが出来たのが約150年前の1877年で、現在のバウンスシルバークロスサスペンションとなっている画期的なスプリングシステムを開発し、さらに史上初のモダンな乳母車にリバーシブルフードと組み合わせたのが始まり。
今でこそコンパクトさが注目されるシルバークロスですが、足回りがしっかりしているのはこのサスペンションの力が大きいのです。
シルバークロスのベビーカーはそこまで価格が高いわけでもなく、機能面などを考えればむしろ割安にすら感じるくらい。
ただ、歴史あるイギリスブランドだけに英国王室やセレブリティから愛用され、かつてグレース・モナコ王女やエリザベス女王などもシルバークロスのベビーカーを愛用していました。
1900年代の半ばまでは「ロールスロイスの乳母車」として最高級のベビーカーブランドとして世界でその名を知られ、歴史的なモデルBALMORALは、いまだに手作業で作り上げられて販売されています。
お値段は50万円近くするので、まぁ普通の人は購入するというか存在すら知る必要がないでしょう。
現在のシルバークロスの原型が出来てきたのが1960年代くらいからでデザイン的にも現代的なベビーカーへと近づいてきました。
そして、WAYFARER(ウェイファーラー)という軽量でリバーシブルユニットが特徴のモデルが爆発的にヒットして100万ユニット以上を販売する記録的な売り上げを記録したのです。
日本でもそれなりに知名度がありますが、世界70か国以上で販売され、実は上海や香港、メルボルンなどにもオフィスを構えているのでアジア地域には力を入れているブランド。
高品質でコンパクトなベビーカーを求めている方には、シルバークロスはとてもおすすめのブランドです。
まるでスモールサイズのスーツケースのように持ち運び
日本のベビーカー事情で求められることの上位に来るのはコンパクトさ。
これは海外のように大きな家やお店、道ではなく、土地が少ない日本では色々な場所が基本的には小さく、細く作られていることから仕方がないことかもしれません。
なので、海外製ベビーカーというのは大きさや重さは度外視して、補装の悪い路面でも安定して走行できるような大きなタイヤや安定した足回り、振動吸収などが重視される傾向があります。
サイバークロスのベビーカーは、イギリスというヨーロッパのブランドでありながら横幅もとてもスリムで駅の改札もスムーズに通れますし、重さも6kg台とインポートベビーカーではかなり軽量。
そして、折りたたむと最高にコンパクトになってほとんどの航空会社で機内持ち込みが出来るレベルにまで小さくなります。
極めつけは、折りたたんだ状態でもスーツケースのようにころころと引っ張って運ぶことが出来るところ。
折りたたんだ状態で持って運ぶのはけっこう重たいので、転がして運べるというのは実はかなり便利なのです。
コンパクトベビーカーなのに乗り心地は申し分なし
軽量・コンパクトベビーカーは軽くて持ち運びやすいし、収納にもスペースを要らない一方で、フレーム全体がガタついたり、足回りが不安定で段差やデコボコ道で赤ちゃんにダイレクトに衝撃を与えてしまうというデメリットがつきもの。
シルバークロスに関して言うと、今のようなコンパクトベビーカーとして売り出す以前、創業したきっかけがスプリングサスペンションを開発したことから。
そのノウハウというのはしっかりと継承され、バネの力を使った安定の振動吸収で段差やデコボコ道から赤ちゃんを守ります。
さらに人間工学に基づいたシートはパッド入りの柔らかい素材になっていますし、フルフラットに近いリクライニングで赤ちゃんの快適な眠りをサポートしてくれるのです。
高級感の漂うシックなデザインも魅力のひとつ
イギリスというとファッションでもオーダーメイドスーツのメッカ「サヴィルロウ」などがあり、カラフルな色使いのイタリアや温もりのある北欧とも違って、どこか堅い感じのするクラシックなイメージ。
シルバークロスのベビーカーも良い意味でスーツのようなしっかりとした雰囲気と高級感が溢れていて、素材使いや色使いなどに洗練されたスタイリッシュさがあるのです。
ブラックを基調として、ハンドルやるフロントバーに茶色を合わせたり、2トーンカラーにして余計な色を使わずにシンプルにまとまっているので、この美しいデザインに一目惚れしてしまう方が多いのも事実。
シルバークロスの場合は、デザイン買いしてしまってもベビーカーとして必要な機能がしっかりと盛り込まれているので、見た目だけで失敗したということがないので安心です。
片手で折りたたみが出来ない、シートが取り外せないなど細かい点では不満もありますが、全体的にみるとかなり要求をカバーしてくれますし、その上でインポートベビーカーの中ではそこまで高くはないというのが人気となっている理由でしょう。
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