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アシックスのブランド紹介
科学的観点からベビーシューズを開発
ベビーシューズというとファミリアやミキハウスのようなベビーブランドから選ぶか、アシックスやナイキ、アディダスのようなスポーツ・スニーカーブランドから選ぶのが一般的で、セレブの方はもしかするとエルメスやグッチのようなハイブランドから選ぶかもしれません。
ASICS（アシックス）は言わずと知れたスポーツブランドで、ナイキやアディダスのようなインポートブランドではなく、日本の誇るスポーツブランドなのでベビーシューズとしては人気が高くなっています。
アシックスの場合は、赤ちゃんの歩き方に着目し、実際に様々なシューズを履いて歩いてもらうという実験をおこなっています。
赤ちゃんの体に取り付けた反射マーカーを6台のCCDカメラで撮影し、その軌跡を分析することで関節の角度の変化を科学的に解析することでベビーシューズづくりに活かしています。
普通大人の場合は歩くときにかかとから地面に着地しますが、赤ちゃんの場合はそうではないというのは一般的に知られています。
ただ、実際のところはかかとから着くことも、つま先から着くことも、足裏全体で着地することもあるというとても不安定な状態なのです。世の中的には赤ちゃんは足裏で歩くと言われていますが、実は多種多様な動きをしていて、まるで一歩一歩学習しながら歩いているかのようなのです。
そして、アシックスの誇るベビーシューズ「スクスクファースト」は、そんな赤ちゃんのいろんな動きに対応できるベビーシューズとして作られています。
アシックスのベビーシューズといえば「スクスク」シリーズ
アシックスでは成長に合わせたシューズづくりをコンセプトにして、ベビーシューズを作っています。
その成長に合わせるというところから付けられた「スクスク」。
ベビーには足裏全体で歩く「ぺたぺた歩き」に対応するようなミドルカット～ローカットを、そしてプレスクールでは土踏まずづくりに対応した足指が使いやすく、柔軟に曲がる「はだし感覚」のシューズを会はしています。
こうした成長に合わせたシューズ開発の中で、ベビーのさらに前段階の歩きはじめに適しているスクスクファーストも誕生しています。
特に歩きはじめの頃はシューズが柔軟に曲がることを意識してミッドソールを採用せず、赤ちゃんの肌に直接触れる内部には縫い目や段差などを少なくして肌にやさしい素材を全面に貼っています。
不安定な歩行をサポートするために靴底をフラットにして、つま先部分だけは転ぶのを防止するために反り上げる形状になっています。
最初のよちよち歩きが楽しくなるようにファーストシューズとしての大事な機能を盛り込んでいます。
スクスクファーストは、こうした努力が認められキッズデザイン賞を受賞しました。
子供たちの安全・安心に貢献するデザイン、子供たちの創造性と未来を切り開くデザイン、子供地らの産み育てやすいデザインというキッズデザインの理念を実現している製品に与えられる賞になっています。
歩きはじめから3か月くらいが経過すると不安定なよちよち歩きから膝を持ち上げて前に移動する歩行に変化する時期なので、足への衝撃が大きくなることを考えて衝撃を緩和するためのクッション性のあるソールになります。
アシックスの場合は、クッション性とソールの曲がりやすさを両立するために横方向に溝が入った分割ソールを採用しています。
こうして赤ちゃんが成長する過程に合わせてどのように歩き方が変化するかというのを科学的に考察し、最適なシューズを提案しているのがアシックスのスクスクシリーズです。
アシックスはランニングシューズのイメージが強いブランドですが、ベビーシューズはとてもよくできていて、高い評価を獲得しているブランドとなっています。
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