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ヘルシンキ・デザイン・ミュージアム Designmuseo Designmuseo

ヘルシンキ・デザイン・ミュージアムとは?

ヘルシンキにあるデザイン博物館は、19世紀から現代にいたる近代・現代の北欧フィンランドを代表する家具や食器、ガラス細工などといったプロダクトと美術工芸品、工業デザインの歴史をメインに展示している美術館です。

ヘルシンキ・デザイン博物館の歴史は古く1873年に開館し、フィンランドの気鋭デザイナーの集まる地域デザイン・ディストリクトに位置します。
建物はある意味デザイン・ディストリクトの雰囲気に似つかわしくない荘厳な雰囲気が漂っていますが、1800年代に建てられた建造物ですので、そこはいたし方ないところだと思います。

フィンランドといえばイッタラやアラビアといった北欧雑貨ブランドにアルヴァ・アアルトエーロ・アールニオといった北欧を代表するデザイナー、またヌータヤルヴィに代表されるガラス加工がとても有名です。
そして、最近ではマリメッコのようなファッション雑貨も日本では人気があります。

ヘルシンキ・デザイン博物館では、1階の常設展でこうしたフィンランドを代表するデザイナーの家具や照明、またそのデザインが展示されており、その歴史的背景も含めて展示されているので北欧デザインの歴史や文化に関心がある方はとても楽しめる博物館になっていると思います。
併設されているショップもこうしたフィンランドを代表するデザインが購入できますし、周辺はデザイン・ディストリクトなのでおしゃれなショップが多数ありますので、ショッピングという観点でも楽しめるところです。

フィンランドの一流ブランドの展示

ヘルシンキ・デザイン博物館は、他の近代・現代博物館、美術館とは少し違っているかもしれません。
世界中の様々な地域から秀逸なデザインを収集してパーマネントコレクションに加えたり、デザイン賞を開催して世界中の優秀なデザインを募集したりといった趣向とは若干毛色が違います。

フィンランドの伝統的なブランドの歴史やその変遷、時代ごとの作品を展示し、また一つのブランドごとの展示場まであります。

デザインミュージアム・アラビア

アラビアは現在ではイッタラグループの傘下にありますが、現在でもフィンランドを代表する陶器ブランドです。
古い作品は骨董的価値もあるプレミアもので、そうしたアラビアの140年以上にもわたる歴史とその作品を常設展示しています。

デザインミュージアム・イッタラ

イッタラは、1881年に創業したインテリアデザインを主軸とするフィンランドを代表する企業で、ヌータヤルヴィとも合併し、アラビアを吸収するなどして非常に大きなグループ企業として現存しています。
もともとはガラス加工品がメインだったので、そのガラス製品はとても素晴らしいです。
有名なのは、アルヴァ・アアルトのアアルト・ベースティモ・サルパネヴァタピオ・ヴィルカラの作品などです。
こうしたイッタラの1880年代からの歴史とその作品を常設展示しています。

デザインミュージアム・ヌータヤルヴィ

ヌータヤルヴィは、1793年に設立されたガラス細工メーカーで、現在ではイッタラと合併したことによってイtッタラと=の関係になっています。
このヌータヤルヴィのガラス加工の魅力的な歴史、そしてカイ・フランクやオイバ・トイッカといった歴史的巨匠の作品などを展示しています。



ヘルシンキ・デザイン・ミュージアム データ

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