名作データシート
- 作品名: WILLOW,1 Chair(ウィローチェア)
- 発表時期:1904 年
- デザイナー: Charles Rennie Mackintosh(チャールズ・レニー・マッキントッシュ)
- ブランド: Cassina(カッシーナ)
(出典:http://www.cassina-ixc.jp/)
空間を彩る計算され尽くしたチェア
ウィローチェアは、ミス・クライトンがチャールズ・レニー・マッキントッシュにウィロー・ティールームの設計を依頼したことで生まれました。
マッキントッシュは、椅子を使ってティールームという空間を分割する事を試みました。
この格子状の背もたれは、まさにその空間分割を実現するためのもので衝立としての効果を発揮します。
そして、ティールームにおいて支配人がオーダーをまとめるために使っていた椅子だそうですが、その様子をお客様に悟られることなく座っていられるということで非常に利用シーンに即した利便性の高い椅子でした。
かなり幅を持たせた造りになっていて、ゆったりと腰掛けることができ、シートのクッションをとると隠し物入れまでついています。
椅子の背もたれは、ゆるやかな曲線を描き、後ろから見ると綺麗な半円状になっており、この椅子のためだけの空間を織りなすようです。
全体的な幾何学フォルムは垂直や水平にすっと伸び、背もたれ部分の曲線と見事なコントラストで芸術的な気品に溢れています。
このウィローチェアはその美しさからMoMA(ニューヨーク近代美術館)にも永久コレクションされており、時代を代表する名作となっています。
このチェアは、カッシーナのイ・マエストリコレクションで「312 WILLOW,1」として復刻されています。
幅が95cm と1m近くもあり、家庭用としては少しサイズが大きいような気もしますが、商業スペースに使う椅子としてはかなり格式も高くウィロー・ティールームのようなおしゃれなカフェにはぴったりではないでしょうか。
もちろん家庭用でも広いリビングに置いて、くつろぎのひとときを楽しむというのも良いと思います。
幅が広いのが功を奏し、2人で掛けることも出来てしまいます。
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