名作データシート
- 作品名: IL-01 Elizabeth Chair(IL-01 エリザベスチェア)
- 発表時期:1956 年
- デザイナー: Ib Kofod-Larsen(イプ・コフォード・ラーセン)
- ブランド: CHRISTENSEN & LARSEN(クリステンセン&ラーセン)
(出典:http://www.kitani-g.co.jp/)
世界一美しいといわれる椅子
1956年にクリステンセン&ラーセンから発表され、なんとその2年後の1958年にエリザベス女王とフィリップ王子がコペンハーゲンに滞在中に購入したという伝説のチェアです。
名前のエリザベスチェアというのは当然ながらこのエリザベス女王が購入したということからきています。
デンマークを代表するデザイナーであるイプ・コフォード・ラーセンがデザインしたのですが、ラーセンのデザインの中でも最高傑作と言われ、デンマークでは「世界で一番美しい椅子」を言われています。
デザインの特徴として、背を支えるウッドフレームと肘掛、4本の脚が一体化しており、このフレーム全体でボリューム感のある座面をしっかりとホールドし、ウッドフレームと皮張りの座面の見事なコントラストが見る者を魅了します。
これはデザインとしての美しさだけではなく、機能面でも計算された構造になっていてパケットタイプの座面が体をすっぽりと包みこむのですが、一体化されたアームが自然と肘をおける位置に配置してあり、見事なまでの快適性を実現しています。
このあたりのデザインは、フィン・ユールのチーフティンチェアを参考にしてデザインされたのではとも言われています。
この機能と美しさを兼ね備えた見事までのフォルムと造形美は、世界で一番美しい椅子と称されることも十分に頷けます。
オリジナルは、現在ではユーズド市場でもほとんど出回らないような幻の逸品になっていますので、見かけたらとにかく即決した方がいいレベルの作品です。
現在ではクリステンセン&ラーセンの廃業時に日本のKitani(キタニ)に技術を引き継いでおり、正規復刻版を購入する事が出来ます。
デンマーク、北欧の伝統的な名作デザインが日本企業に引き継がれているというのはなんだか誇らしい気持ちになります。
そういえば大坂の南船場にフランクミュラーがありますが、エリザベスチェアが使われていますね。
やはり高級腕時計の最高峰ブランドだけに使われている家具にも相当なこだわりを持っていることが伺えます。
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