名作家具 Swan Chair スワンチェア
名作データシート
- 作品名： Swan Chair（スワンチェア）
- 発表時期：1958 年
- デザイナー： Arne Jacobsen（アルネ・ヤコブセン）
- ブランド： Fritz Hansen（フリッツ ハンセン）
- 出典:http://www.fritzhansen.com/
- 出典:http://www.fritzhansen.com/
- 出典:http://www.fritzhansen.com/
（出典:http://www.fritzhansen.com/）
50年以上経ても変わらぬ人気
スワンチェアは、エッグチェアとともに1958年のコペンハーゲンSASロイヤルホテルのロビーとレセプションエリアのためにアルネ・ヤコブセンによってデザインされた名作チェアです。
このチェアは、白鳥が羽を広げて羽ばたこうとする姿を連想させるフォルムからスワンチェアと名付けられています。
構造はエッグチェアと同様にシェルは合成素材で作られており、硬質発泡ポリウレタンでパディングして成形されています。全て曲線で作られた美しいフォルムは当時としては新しく斬新なデザインでした。
エッグチェアと同様に、今までにない素材を研究し、またそれを積極的に取り入れたことにヤコブセンの理念とSASロイヤルホテルにかけた情熱が伝わってきます。
この椅子は、その美しいフォルムと斬新なデザインをもって第2回国際家具コンペで入賞しています。
スワンチェアは、ゆったりしたサイズで成人男性が座っても十分すぎる程の大きさですが、エッグチェアに比べると少しサイズが小さめのため日本の住環境にはこちらの方が合うかもしれません。
2008年には発表から50周年を迎え、1958台限定でのアニバーサリーモデル「ホワイトスワン」（まさに白鳥ですね）も登場し、現在でも不動の人気を誇っています。
1964年から1974年までの間に製造されており、一旦生産が停止していましたが、2000年より製造が再開されています。
北欧の名門ブランド フリッツ ハンセンから販売されていますので是非本物を味わってみてください。
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