名作データシート
- 作品名: Chieftains(チーフテン)
- 発表時期:1949 年
- デザイナー: Finn Juhl(フィン・ユール)
- ブランド: onecollection(ワンコレクション)
(出典:http://www.finnjuhl.com/)
賛否両論を巻き起こした現代家具のお手本
チーフテンは、1949年にデザインされたフィン・ユールの代表作です。現代家具の本には必ずといっていいほど登場する名作チェアになります。
1949年に展示会で発表されたのですが、そのときにフレデリック国王が自ら座ったということでとても注目されました。
ニールス・ボッターからソーレン・ホーン、そしてニールス・ロス・アナセン、そこからさらにフィン・ユール夫人の縁ハンセン&ソーレンセンとライセンスが移転してきて、現在ではハンセン&ソーレンセンがワンコレクションへと生まれ変わり、ワンコレクションが正規ライセンスを引き継いでいます。
こうした様々な工房で製作されてきたチーフテンですので、それぞれの工房ごとに微妙な違いがあり、ヴィンテージファンからすると刻印されている工房のロゴによってもその価値が変わってきます。
とくに初期のころのニールス・ボッターやソーレン・ホーン、sh EFTFによる製作では背もたれのボタンが3つボタンになっており、現在のワンコクレションとのデザインと違っていることから非常に希少価値の高い作品です。
これは、デザインした当初は4つボタンだったのですが、フィン・ユール自身がその座り心地やデザインに違和感を覚え、3つボタンを指示したという逸話があり、この3つボタンがチーフテンの本来の姿であるとも言われているからです。
フィン・ユールが自身がくつろぐための自邸用に製作したチェアですので、フィン・ユール自体も3つボタンのチーフテンを愛用しています。
彫刻的な美しいフォルムですが、実はエジプトの遺跡から発掘された椅子と構造が同じであり、名前のチーフテンというのは「酋長(未開の部族長)」という意味があります。
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