名作データシート
- 作品名: FIORENZA(フィオレンツァ)
- 発表時期:1952 年
- デザイナー: Franco Albini (フランコ・アルビーニ)
- ブランド: Arflex(アルフレックス)
(出典:http://www.arflex.co.jp/)
ウイングチェアの進化形
フィオレンツァは、コンパッソ・ドーロを3度も受賞している巨匠フランコ・アルビーニがデザインし、発表当初から「不朽の肘掛椅子」とまで言われた名作椅子です。
ベースのデザインはウイングチェアですが、単純に伝統的なウイングチェアのデザインを模倣したわけではなく直線と曲線の最も美しい掛け算から生み出された造形です。
幾何学的なフォルムを好み、機能的な合理主義の先鋒として時代を牽引していたフランコ・アルビーニらしい作品です。
このデザインを生み出すために、当時ソファやチェアに使われるようになったラテックスが使われており、木製のフレームと上手くバランスをとったシンプルなものだが、すっきりとしたデザインの中にも重厚感と存在感があり抜群の座り心地です。
この椅子は当時アルフレックスから発表され、当時1952年といえばアルフレックスもまだ産声をあげたばかりの新興ブランドでした。
新素材を積極的に使っていくという点では、生まれたばかりの新興ブランドと巨匠の組み合わせというのはちょうどよかったのかもしれません。
1952年の発表からすでに60年以上経っていますが、現在でみてもまだまだ色あせないデザインでいまだに人気を誇っているというのは素晴らしい事です。
最近では様々なカラーが発表されて、レッドやホワイト、ステッチつきなどバリエーションも豊富になってきています。
往年の名作デザインに現代風のエッセンスで味付けされてそれはそれでいいものですね。
ゆったりとして存在感がある椅子なので、少し広めのリビングに設置するととてもよく合います。
是非探してみて下さい。
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