名作データシート
- 作品名: IN-EI ISSEY MIYAKE(陰翳)
- 発表時期:2013 年
- デザイナー: Issey Miyake(三宅一生)
- ブランド: Artemide(アルテミデ)
(出典:http://in-ei-isseymiyake.com/)
イッセイ・ミヤケ初の本格的照明コレクション
陰翳(IN-EI)は、2015年のミラノサローネと同時に開催される照明器具見本市「ユーロルーチェ2015」にてアルテミデより発表されたイッセイ・ミヤケ初の本格的照明シリーズです。
このIN-EIはまさに光と影の彫刻というべき作品で、物体の光と影の織りなすあや「陰翳」に美を見出したものです。
三宅一生が率いるReality Lab.が着想・開発したもので、日本独自の光と影に対する美意識を具現化するために研究を重ね繊細な灯りのニュアンスを照明器具というカタチで世に送り出しました。
照明としての機能はもちろんのこととして、その存在感たるやアートオブジェといっても全く過言ではないくらいとても美しく、日本の住環境に完璧にフィットします。
2013年に日本国内で販売が開始されたのですが、IN-EIはドイツのiFプロダクトデザイン賞金賞、レッド・ドット・デザイン賞、グッドデザイン賞金賞を受賞し、さらにMoMA(ニューヨーク近代美術館)でもパーマネントコレクションに選定されるなど世界中で高い評価を受けています。
2014年にはイタリアで最も権威あるデザイン賞と言われるコンパッソ・ドーロも受賞するに至っています。
なんと素材はペットボトル!?
シェードにはパッと見た感じ紙で出来ているように見えますが、実はこれはペットボトルの再生繊維でできています。ようするにポリエステルなのです。このポリエステルをシワ加工することによってまるで和紙のような豊かな表情と強度を両立させるということに成功しました。
再生素材を魅力的に見せるという課題に真っ向から取り組んだReality Lab.の努力が実を結んだ結果と言えます。
そしてIN-EIにはISSAY MIYAKEならではの技術が使われています。やはり本業はファッションですので、その服作りのノウハウを見事にこのIN-EIにも取り込んだのです。
例えば、素材が折り重なる部分の溶着加工であったり、折りたたみであったり、服作りの技が随所に活かされています。
こうした技術の結晶として躍動感あふれるフォルムを生み出しているのです。
様々なパターンとユニークな名前
IN-EIは様々なパターンが販売されています。
HOSHIGAMIやMENDORI、MOGURAといったテーブルランプや、HAKOFUGU、KATATUMURI、FUKUROUといったペンダントタイプ、MINOMUSHIのようなフロアランプです。
それぞれ名前が動物をモチーフにしてあり、その独特のフォルムにマッチした動物の名前が付けられているというのがとても面白いですね。
この記事を監修しているのは?
高級家具・インテリアリサーチ部門
おすすめのデザイナーズインテリアショップ
コスパで選ぶ人気スタイル3トップ
モダン | 北欧 | アジアン |
デザイナーズ家具に負けない高いデザイン性とオリジナルだからこその圧倒的なコストパフォーマンス! | 衝撃のMAX80%OFF!欲しかった北欧家具を手に入れるならKAGU350は外せない! | モダンアジアンの雄としてアジアン家具の域を超えたファッショナブルなコーディネートであなたの部屋を劇的に変える! |
おすすめ製品の紹介
Supported by 楽天ウェブサービス
商品情報の提供は楽天ウェブサービスを使用して、楽天商品情報を表示しています。