名作データシート
- 作品名: SAYL Chair(セイルチェア)
- 発表時期:2010 年
- デザイナー: Yves Behar(イヴ・ベアール)
- ブランド: Herman Miller(ハーマンミラー)
(出典:http://www.hermanmiller.co.jp/)
枠にとらわれないチェア
セイルチェアは、ミッドセンチュリーの代表格ともいえるアメリカブランド ハーマンミラーがイヴ・ベアールにデザインを依頼して生み出されたワークチェアです。
ベアールに課された難題
ハーマンミラーからの依頼は、デザインが美しいこと、最先端の人間工学と洗練された設計工学、そして環境へも配慮されていることといった、ブランドコンセプトを兼ね備えながら、手頃な価格のチェアというものでした。
この難題に対しベアールは、最小限の素材で最高の作品を作ると考え、サンフランシスコの自宅近くにあるゴールデンゲートブリッジを眺めながら、ひらめいたのは吊り橋の高額原理をチェアに取り入れることでした。
そして、フレームの無い背もたれをサスペンションタワーで支えるという構造によって、使用する素材や軽量化、環境配慮という様々な課題をすべてクリアできることが出来たのです。
インスピレーションの源泉となったゴールデンブリッジの下を通過する帆船とセイルチェアを横から見たときのフォルムが帆船の「帆」の部分によく似ていることから「sail」、そしてセイルチェアの中心に構えるY字型のフレームにちなんで「sayl」と“I”を“Y”に変更して名付けられました。
アイデアが生みだしたレボリューション
ゴールデンゲートブリッジから生み出されたサスペンションタワー構造ですが、この構造によってフレームレスの背もたれによって自由な体制を維持でき、熱のこもらない快適なチェアとなりました。
そして、素材を極力減らすということも同時に実現した手の届く価格に抑えることができ、かつ結果として製造工程の削減と2酸化炭素の削減という環境への配慮も実現しているのです。
セイルチェアの最大の魅力は、この手の届く価格感かもしれません。
手頃な価格の場合、これまでの値段相応の機能しか持たないチェアという既成概念を覆すことが出来たのです。
この記事を監修しているのは?
高級家具・インテリアリサーチ部門
ハーマンミラーを取り扱う厳選ショップ
1 | 庄文堂 Shobundo |
アーロンチェア、イームズラウンジチェアなどミッドセンチュリーの代表ハーマンミラーの正規代理店として不動の地位! | |
庄文堂でハーマンミラーの家具を探す |
コスパで選ぶ人気スタイル3トップ
モダン | 北欧 | アジアン |
デザイナーズ家具に負けない高いデザイン性とオリジナルだからこその圧倒的なコストパフォーマンス! | 衝撃のMAX80%OFF!欲しかった北欧家具を手に入れるならKAGU350は外せない! | モダンアジアンの雄としてアジアン家具の域を超えたファッショナブルなコーディネートであなたの部屋を劇的に変える! |
おすすめ製品の紹介
Supported by 楽天ウェブサービス
商品情報の提供は楽天ウェブサービスを使用して、楽天商品情報を表示しています。