LC2 グランコンフォートとは?
近代建築の3大巨匠の一人として、現代でも語り継がれる建築家ル・コルビュジエ。
そのコルビュジエの残した最高傑作ともいえるソファがLC2です。
おそらく公共施設や企業のロビーなどで一度は目にしたことがあるはずです。
なぜLC2かというと、お分かりかと思いますがLCはLe Corbusierの頭文字。
そして『2』は、通し番号のようなものです。
実はLCシリーズは、ル・コルビュジエの作品として有名になっていますが、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアンとコラボレーションをして制作しています。
有名なのはLC2をはじめ、LC4やLC1などですが、実はLCシリーズはLC19まであるのです。
1928年に発表されたソファですので、当然ながらすでに意匠権は切れており、様々なメーカーがこぞってリプロダクト品を出すほどの人気作品となっているのが現状です。
特徴としては、スチールパイプで型どられたのフレームに背、座、アームのクッションを落とし込んでいって完成する単純かつ完結な構造。
しかし、このシンプルな構造が完全なる造形美を感じさせるのです。
通常ソファには芯材としてスプリングなどが使われることが多いですが、高密度のウレタンが進化しているので、この独特の構造のソファが昔に比べて格段に心地よくなっているのです。
正規品といえるのはカッシーナのLC2
(出典:http://www.cassina-ixc.jp/)
最も有名なのがイタリアンモダンの代表Cassina(カッシーナ)。
カッシーナのイ・マエストリ(巨匠)コレクションの主力製品としてLCシリーズが掲げられており、これくらいの価格になります。
1人掛けソファ ¥470,000~
2人掛けソファ ¥750,000~
3人掛けソファ ¥1,170,000~
仕様としては、
張地 | XランクのFX革 |
フレーム | スティールパイプ・クロムめっき仕上 |
ベースクッション | ポリウレタンフォーム |
背・座・アームクッション | ポリウレタンフォーム フェザーパッディング or ポリエステルパッディング |
有望なリプロダクト品は?
LC2のリプロダクト品は、かなりの数が出回っています。
こうしたレザーを使ったソファや見えない部分にウレタンフォームが使われているとなると、素材部分の品質を大きくダウンさせてコストを抑える低品質品が多くなります。
なので、とくに素材に関してはじっくりと目を光らせる必要があるのです。
そんな中でもLC2のリプロダクト品で輝きを放つのがスタイルプロポーザのリプロダクト。
まず素材面に関しては、
張地となるレザーにはプレミアムレザーが使われています。
リプロダクト品でよくあるのが、本革仕様と書いておいて直接肌に触れない部分(後ろや側面)には安価なPVC(合皮・塩化ビニール)などを使っていたりするのですが、全ての部分にプレミアムレザーが採用されているのが特徴です。
クッション材には高密度のウレタンフォーム、クッションを支える土台には強度のあるエラスティックベルトをクロスさせて適度な反発を再現しています。
このあたりはコルビュジエのこだわりを忠実に再現しているのです。
また、フレームにはメッキではなく純度の高いステンレスを使用しているので長期間使用しても塗装が剥がれて汚くなるようなことがありません。
そして何よりもスタイルプロポーザがおすすめの理由はその価格です。
オリジナルソファを生産しているからこそ、自社工場で生産することができ他店のように仕入れ販売ではないので、この素材と品質で低価格が実現出来ているのです。
しかも安心の3年保証付きです。
1人掛けソファ ¥45,360
2人掛けソファ ¥64,800
3人掛けソファ ¥85,320
カッシーナの10分の1以下を実現しているのです。
他社のリプロダクトだと合皮を使っていても、この倍以上の価格帯がほとんどです。
そう考えると破格の値段になっており、スタイルプロポーザのオリジナルソファの品質の高さを考えると、かなりお買い得と言えます。