Tiffany ティファニー
まだ見ぬ美しい宝石を求めて
まだ見ぬ美しく輝く石を求めて
(出典:http://www.tiffany.co.jp/)
ティファニーのイメージはダイヤモンド? それともスターリングシルバーですか?
ティファニーの素晴らしい功績のひとつにこれまでになかったモルガナイト、クンツァイトなどの新しい宝石を発見し、さらにそれを世に送り出してきたということがあります。
そして、その新しい宝石の発見にはある一人の宝石学者が重要な役割を果たしてきました。
その宝石学者の名前はジョージ・フレデリック・クンツ。
今でこそ宝石というと誕生石がそれぞれあるように数多くの種類があることを皆さんがご存知だと思いますが、クンツはまだダイヤモンド、ルビー、サファイアなどの限られた宝石しかない時代に世界中を飛び回り美しい宝石を発見してきたのです。
宝石学者クンツとティファニーの出会い
クンツとティファニーの出会いというのもある意味衝撃的です。
まだ20歳そこそこのクンツが自身の住むニュージャージーで集めた美しい宝石を袋に詰め単身ティファニーの本社に乗り込み、創業者チャールズ・ルイス・ティファニーとの面会を求めたのです。
これに応じたチャールズも素晴らしいと思うのですが、その時にクンツが机の上にトルマリンを広げ、「アメリカにはまだ発見されていない宝石がたくさんある」というのを聞いて、チャールズが発した言葉がさらに衝撃的です。
「費用は気にせずに、美しいと思う宝石を全て届けなさい」と大金を手渡したのです。
これが後に世界的な宝石学者になるジョージ・フレデリック・クンツの誕生です。
メイン州でトルマリン、モンタナ州でサファイア(モンタナサファイア)、アリゾナ州ではガーネット、ミシシッピー川で天然真珠を発見し、カリフォルニアで見つけたスポジュミンは後にクンツの名前からクンツァイトと名付けられました。
こうした未発見の宝石探しの度はアメリカだけでなく、世界に広がっていきます。
こうして発見された石は、パリ万博で展示され、ゴールドメダル、グランプリといった栄誉を獲得しています。
そして、新しい宝石の開拓はクンツの死後も継続されており、タンザナイトやツァボライトなどの発見に繋がっています。
ティファニーが発見した新しい石
クンツァイト
クンツァイトは、スポジュミンのことですでに採り尽くしたと思っていたライラック色のスポジュミンがカリフォルニアで発見されたことにクンツが大喜びしました。
そのあまりの喜びようを見た同僚のバカーヴィル博士が、その石をクンツァイトと呼ぶことを提案し名前がつきました。
見返りを求めない無償の愛を教えてくれる石として、人間性を高め成熟した大人の女性へのサポートをしてくれるような効果があるそうです。
モルガナイト
クンツがマダガスカルから送られた石の中から淡いピンク色の石を見つけました。
アクアマリンやエメラルドなどと同じベリルという石なのですが、ピンク色というのはこれまで知られていないものでした。
そして、この宝石に興味を示したのが、外資系銀行として有名なJ.P.モルガンの創業者モルガンです。
モルガンは多額の資金が必要な宝石探しに対して、莫大な資金援助をしており、そのモルガンに感謝の念を込めてこの宝石にモルガナイトと名づけました。
まだまだ宝石としての知名度はそれほど高くないですが、淡いピンク色はとてもキュートでフェミニン。
幸せな結婚を象徴すると言われるアクアマリンと同じようなパワーストーン効果をもつと言われています。
モンタナサファイア
モンタナサファイアは、クンツがアメリカを飛び回って宝石探しをしていた初期の頃、モンタナ州で発見したサファイアです。
アメリカでは最初のサファイアの発見になったのです。
通常のサファイアとは異なり、ブルーの中に黒や灰色の色合いが入っているので、少し色合いがダークになります。
ただこのダークな色彩がモンタナサファイアの独特の美しさ、アイデンティティとなりヨーロッパにも輸出されるほど幅広く使われました。
タンザナイト
タンザナイトはクンツ博士の時代からかなり現代に近い1968年に宝石として登場しました。
この時のティファニーの社長ヘンリー・プラットがドイツのカッティングセンターであるイダーオーベルシュタインを訪れた際に見せられた透明の青い宝石に惹かれました。
これまでの宝石の歴史の中で青い透明の石というのはなかったのです。
タンザニアのキリマンジャロで採れた石ということでヘンリーによってタンザナイトと名付けられたのです。
この石は多色性を持っていて見る角度や光の加減によって色が変わります。
明るい陽の光の下では鮮やかなブルーに、そして夜の光や人工的な光の下ではパープルがかって見える特徴を持っています。
パワーストーンの効果としてネガティブなエネルギーをポジティブに変えるとも言われています。
ツァボライト
ケニアにあるツァボ公園から採れたことで名付けられたツァボライト。
透明感のある緑色は、ガーネットの一種ですが、緑色の薄さと透明度の高さが特徴の石です。
1974年に発見したもので、比較的最近の発見なのですが1970年代の後半からツァボライトを使ったコレクションを多数送り出したことで新しい宝石として世に定着させました。
ティファニーはジュエラーとして素晴らしいジュエリーを世に送り出してきましたが、ダイヤモンドだけではなくこうした新しい宝石の発見を通じてもこれまでにない革新的なジュエリーを生み出してきているのです。
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